2006 08 27
三千院 散策
京都大原の地一帯は,千有余年の昔から魚山と呼ばれ,天台声明(仏教音楽)の修業の地として信仰を集め栄えた場所だそうです。三千院は,平安時代の寛和二年(986年)に建立されたと伝えられています。自然と歴史の中での散策は,心安らぐひとときでした。
三千院への参道風景 裏庭の石塔を見る
一面の苔と杉 苔の中に首地蔵
身を清める金色水 裏庭遠景
阿弥陀寺 散策
光明山法国院阿弥陀寺は,慶長十四年(1609年)三月,如法念佛の道場として建立されました。阿弥陀寺の周りは,高くそびえる老樹が生い茂っています。参道南側にある天然記念物のカエデ(樹齢800年)の老木を中心に300近いカエデが江戸時代から秋を彩っています。また,この寺には,生きながら巌窟に入りお経を唱えながら「ミイラ佛」となった弾誓上人が弾誓佛として安置してあります。
阿弥陀寺正面 ガラス越しに中庭を見る
阿弥陀寺の中から庭を見る 阿弥陀寺のスギゴケ
寂光院 散策
寂光院は天台宗の尼寺で,寺号を玉泉寺といいます。推古二年(594年)に聖徳太子が用明天皇の菩提を弔うために建立されました。本尊は,聖徳太子作と伝えられる六万体地蔵尊であったが,平成十二年(2000年)の火災により損傷したため収蔵庫に安置し,現在は復元された本尊が,本堂に安置されています。
寂光院入口 山門
寂光院本堂 庭園のスギゴケ
木々の奥に滝がある 山門を入ると池があった