ヒガンバナの地下茎(球根、正確には鱗茎:りんけい)にはデンプンが含まれ、水にさらして食用となり、昔は飢饉(ききん)に備えて田んぼのあぜ道に植えた。昔(明治から昭和初期)は、このデンプンを製造する会社もあったとのこと。ヒガンバナの球根(鱗茎:りんけい)には、リコリンなどのアルカロイドを含み、有毒であるのだが、漢方薬や民間療法(球根をすりおろして、炎症・はれ物に、防虫効果も)にも。まさに毒を制して薬なのか。ただ、食用とするには、すりつぶし、充分に水でさらして毒抜きをすることが肝心。(後述「植物の知識」より)
          彼岸花の別名
シビトバナ、マンジュシャゲ、キツネバナ、キツネノタイマツ、キツネノシリヌグイ、ステゴグサ、シタマガリ、シタコジケ、テクサリバナ、ユウレイバナ、ハヌケグサ、ヤクビョウバナなどいやな名もあるが、ハミズハナミズ、ノダイマツ、カエンソウなど雅な名もある。

学名を「Lycoris radiata Herb」といい、ヒガンバナ科に属する。(以上、牧野富太郎著「植物の知識」講談社文庫より)
 周辺部の雑草を内側へ踏み倒しておくと耕した後に周辺部の雑草が残らない。トラクターのロータリーにうまく引き込まれ雑草が処理される。以前は周辺部の雑草を事前に鍬で掘り上げ中に引き寄せてからトラクターで耕していた。休耕田一周掘り上げるためにかなりのエネルギーを要した。しかし、周辺を踏み倒しておくだけなら時間と労力の短縮になる。我ながらこのアイデアはヒットだと思う。 
 
 右の小高い神社へ通じる参道には、ちょうちんの準備も整っている。明日の神楽は盛り上がることだろう。

                       除草作業  070908

 今日は、朝から仕事が入っていた。
16時、仕事が終了。
帰宅し17時、トラクターに給油し休耕田の除草作業を始める。
明日は、休耕田のすぐ隣の御門神社の拝殿落成式の祭りがある。
多くの人が集まる。
隣の田んぼが雑草だらけの荒れ放題では神社の神様に申し訳がないと急遽除草作業をした。

  
雑草が急成長している、1m以上になっている        まず、周りの雑草を内側へ踏み倒す


        18:30 作業終了



                    我が家周辺の除草作業   070909

 9月9日(日)、今日は家の周りにある竹やぶの除草作業をする。
今日も暑くなりそうなので、7時に作業開始の予定だ。
 9月始めの除草作業は楽しみが1つある。
それは、彼岸花だ。
この時期の除草作業をうまくこなすと彼岸花の開花が順調にでき、広い範囲に彼岸花のじゅうたんができる。
昨年は、彼岸花が咲き始めたのが早く、7日あたりから見え始めた。
しかし雑草が大きく成長していたので出始めた彼岸花といっしょに雑草を刈り取ってしまった。
当然、みごとな彼岸花は見られなかった。
今年は、9日現在まだ彼岸花は見えない。
今日、除草作業をしておけば数日後に出る彼岸花は見事なものになるはずだ。
彼岸花が出やすいように丁寧に除草作業をしよう。
早く作業に取り掛かる予定だったが、起床が7時、結局8時に作業を始める。

  
      丁寧に刈り取られた雑草              このあたりの斜面に彼岸花が咲く

  
                     除草作業中に見つけた花「やはずかずら」

今日の作業は、10:30終了。
大変な暑さだった。
ご苦労様でした。



さて、今年は何日ごろ彼岸花が見られるのだろうか。














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