080505
今日は、唯一のフリータイム。
この4連休、一日目は農作業・二日目は親戚の法事・四日目は、また農作業、その間に本職の残務整理が入っている。
しかし、なんとか三日目だけは予定を入れないでおくことができた。 朝から小雨が降っているが、予報では本格的な雨にはならないらしい。
7:15、釣友と待ち合わせ出発する。 途中、釣具店「レジャックス」へ寄り、釣り情報を仕入れる。
メバルも鯛も期待できないとのこと。 今日は、キスとグチ狙いに絞り仕掛けと餌を仕入れる。
8:15、鞆の山陽マリーナへ到着。 山陽マリーナは下地図の中心マーク(ファミリーマート前)にある。
今日は雨模様からだろうか、船を出している人はいない。 山陽マリーナから、マイボートだけの出港になった。
白石島北側でキスの良型が上がっているらしい。 まず、白石島でキスを狙ってみる。
今日は海上が霞んで島影がまったく見えない。 コンパスだけを頼りに東へ進む。
白石島が近づいてきた。 やや北向きに変針し進んでいく。
白石島海水浴場沖200mあたりで竿を出してみる。
このあたりに小さな船団ができている。 その中に入れてもらうことにする。
お多福旅館前あたりから弁天島横あたりまでを繰り返し流してみる。
お多福沖200mから沖の白石灯台を見る 釣りポイントから白石海水浴場を見る
このあたり(弁天島)までを繰り返し流してみた
ポツリポツリと、あたりがありキスの良型が上がってくる。 グチが混じりながらのあたりがある。
満潮の潮止まりを過ぎ、再び潮が動き始めると連続した当たりがあったが、それも続くことはない。
やはりキスの活性が上がる水温には、まだ早いようだ。 今日の水温は16.5℃〜17.0℃。
キスは、水温19℃になると安定した釣果が望めるようになる。 次に、ポツリポツリではなく、入れ食い状態を味わってみようということになった。
今グチが上がっている金風呂水道の東寄りポイントへ移動してみる。
金風呂水道東側の縦島の南あたりでグチが釣れているとのこと。 これもレジャックス情報だ。
行ってみると船がまったくいない。 すぐそのポイントをあきらめ、西へ移動する。
鴻ノ石灯台東2km、二つのシロダシの沈み磯の状況を魚探で確認する。 まったく反応がない。
すぐに諦め、走島へ向けて移動する。
走島、唐船港横の漁礁の状況を魚探で確認する。 反応なし、裏へ移動する。
唐船港裏、砂浜西の岩場沖で竿を出してみる。
ここは7月・8月限定のキス・ギザミポイントだが良型キスがいるのでは、と期待したが当たりがない。
仙酔島へ移動する。
仙酔島東湾内の砂浜前で竿を出してみる。 ここは5月中旬から6月限定のキス・ギザミポイントだが、当たりがない。
ここは、マリーナから近く、意外に釣れるポイントだ。 もう少し時期的に早すぎるのか。
仙酔島とつつじ島の間より50m北東よりポイントへ。 キスの夏仕様が少々釣れる。
15時前、今日の釣りは終了。
良型キス13匹、グチ3匹、あと2週間もすればキスの釣果は安定するでしょう。
さあ、マリーナへ帰港しようとマイボートを走らせていると、ちょうど鞆の観光鯛網の船団に遭遇した。
ちょうど、鯛網の引き上げ中だ。 勇壮な漁師のみなさんの歌声も聞こえてくる。
先頭の船には「大漁の女神様?お姫様?」 二つの漁船に分かれた漁師さんたちが網を引き寄せる
多くの観光客の皆さんがフェリーに乗り込んで見学している。 いっせいに右側の漁船に注目すると、さすがの大型フェリーも右に傾く。
マイボートもスピードダウンして、しばし鯛網ショーに見とれていた。
鯛網観光船団の周りを「警戒船」という幟を掲げた船が回っているのは知っていた。 突然、スピーカーから大きな声が聞こえてきた。
「そこのレジャーボートは、すぐに移動してください。」 「鯛網観光船の邪魔になります。すぐに移動してください。」
別に、邪魔になるような位置じゃあないよなあ、鯛網観光船のはるかに外側なんだけどなあ・・。
と、「すぐに移動されない場合は見学料金を頂くことになります。」 おっと、と移動をはじめても、ご丁寧に繰り返し警告をされてしまった。
帰港中、「まあそうか、レジャーボートの皆さんが、たくさん鯛網ショーの周りに集まってきたら危険なこともあるだろうし、邪魔になるだろうなあ。」
「鯛網観光している人も漁師さんの自慢の漁師歌を聞きながら、いい雰囲気になって見ているのに、周りにたくさんレジャーボートがいたら興ざめしてしまうだろうなあ。」
「一隻のレジャーボートでも許してしまうと、すぐたくさんのレジャーボートが集まってくるんだ。やはり、警戒船の警告は必要なんだ。」と納得した次第です。
ここで、鞆の浦「観光鯛網」のPRを少々。
鯛網船団 鯛網ショー 勇壮鯛網
鞆の浦の初夏の風物詩、観光鯛網。鯛網は、鞆の浦に約370年も伝わる伝統漁法です。
外洋で冬を過ごした鯛は初夏、豊後水道・紀伊水道を抜けて、産卵のため波穏やかな瀬戸内海中央部の鞆の浦沖へとやってきます。
江戸時代初期までは陸地よりの地引網漁法でしたが、いつしか産卵に来る魚群を待ち構えて捕えることが考案されました。
航海の安全と大漁を願う樽太鼓と大漁節が浜じゅうに響き、弁財天の使い・乙姫が大漁祈願の舞を踊ります。
手船という小さな船で弁天島の弁財天に祈願して出漁。 古式そのままに網がしぼられます。
参加者は潮風に吹かれながら、海の上から漁の様子を見学します。
往時の姿をそのまま今に伝える観光鯛網は、見る人の心に深い感動を与えることでしょう。
時間は福山市観光協会へお問い合わせを
TEL 084−926−2649
(福山観光情報サイトより)
今日の釣果(キス・グチ)は塩焼きにしてみる。 まず、うろこと内臓を取り、水洗いする。
新鮮な魚は、目が澄んでいる
薄く塩をふりかけ焼いてみる。
ちょっと焼きすぎてしまったか
冷たい飲み物が進んでしまいました。 さあ、また明日の農作業をがんばりましょう。
この日の、笠岡・福山沖のつりの状況はどうだったのか、里見釣具店のHPを覗いてみる。
今日は、朝頑張って6時より店を開けましたが、朝一から雨が降って、釣りに行かれたお客様も数人しかおられませんでした。
昼過ぎて、Fさんが山陰にアオリ釣りに行かれた帰りに店にこられました。
「昨日は、連休で、人が多すぎて釣り場が全然ありませんでした。 夜になっても人が多かったです。
最近あれだけアオリが釣れていたのに、昨日に限って、見た限りでは、他のみなさんもほとんど釣ってなかったです。
一番悔しかったのは、2メートル位横に後から来た人が、胴長40cm位の大型のアオリをすぐ横でつられました。
勿論、「釣り場がないので、横に入っても良いですか?」と言われて、私が、「どうぞ釣られてください。」と、言ったので、
仕方ないのですが、すぐに、隣で釣られたので、少し残念でした。
今日は、波も高くて、渡船屋さんも出てないみたいです。 今日は、波と風で、この天気じゃあイカはとても釣れそうにないので、早く帰って来ました。」
などと、Fさんがいろいろと教えて頂きました。 Fさん、大変お疲れさまでした。 ゆっくりと、お休みになってください。
ありがとうございました。
(里見釣具店HPより)
この日(5月5日)の海況は不思議だった。 天気予報でも波が1mということだった。 しかし、海に出ると波はなかった。
里見釣具店HPでも、「今日は波と風で釣りにならない」とある。 これは山陰の話かな?
いずれにしても、白石島・走島・仙酔島は波と風はなく釣りやすかった。
あと2週間ほどすると、キスは安定して釣れることでしょう。
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