080517
トラクターが入ることのできない畑がある。 傾斜地のため、ミニ耕耘機(菜園管理機)で、やっと作業ができる。
自分が小学生の頃、父親がこの畑を耕耘機で耕す時は、自分が耕耘機を支える手伝いをしていたことを憶えている。
支えていないと耕耘機が傾斜地を転げ落ちることがあった。
現在のトラクターでは、危険でとてもこの畑は耕すことができない。
そういうことで、この畑はここ数十年来、荒地の面積が占める割合が増えてきた。
草刈機での除草作業だけでは雑木林の拡大に追いつかない。 同じような傾斜地の畑が、隣にある。
そこは、この畑と同じ道をたどり、すでに山林になっている。 もう、こうなると専門業者にお願いしないと畑にはもどらない。
そうさせてはならないと、荒地の開墾作業を計画した。
昨年、隣のおじさんが、この荒地に成長した2本の大きな雑木を切り倒してくれたことがきっかけだった。
今シーズン、5月4日この畑の除草作業をした。 何とか小さな雑木混じりの雑草も切り倒すことができた。
この際、この畑にトラクターを入れて耕してみようと計画した。
before after
5月4日の除草作業で刈り取った雑草が乾燥している。 まず、その雑草を焼却する。
そして、石・農作物の支柱に使った棒材・マルチシート・ネット・雑木などをすべて拾い集めて焼却する。
除草された雑草は、よく乾燥している 全て集めて焼却処分する。
ケンタは心配そうに火の見張り番をしている
雑草焼却完了
次に、トラクターで耕す。 傾斜地を水平移動する時、危険が大きい。 ロータリーを下げて荒地部分にたどりつく。
耕しに入る。 トラクターは、ロータリーを上げたまま後進で畑の上まで行き、ロータリーを下げて耕しながら畑の下に移動する。
これを繰り返す。
上下の移動だけでは隅々まで耕すことはできない
なんとか、畑に戻すことができた。 田植えが始まるとこの畑にはトラクターが入ることができなくなる。
周りが全て田んぼなのでトラクターは通れない。 次回は稲刈り後の耕しとなる。
荒地の開墾中、気になった植物を載せてみる。
3年前に植えた柿の木 直径1cmほどの実をつけている
キウイの新芽 キウイの葉で一休みする・・・・
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