色は赤から黒までさまざまである。
 淡水にすんでいるカニでもサワガニ類以外は繁殖期には海に戻り、プランクトン生活をする子どもを産む。しかし、サワガニはその一生を淡水で暮らし、子どもは卵からカニの形になって産まれる。
 一般にサワガニといえば山奥の渓流などを思い浮かべるが、海のすぐそばでも見ることができる。
HP「水生生物雑記帳」より
貝が小さい時は緑がかった褐色で焼け焦げのような小さな黒い斑点があります。殻の内側は紫色です。澄んだ小川などの砂地に生息するので、農薬散布、護岸工事、 水質汚染、などで激減してしまいました。ただし、雌雄同体、体内受精、卵胎生で繁殖力が強いので、 条件が整えば爆発的に増殖します。
色の薄い貝ほど泥臭さが少ないです。真水で3〜4時間、砂抜きをします。砂抜きをしっかりするほど泥臭さも減ります。 また、米を洗う要領で貝をゴシゴシと洗いましょう。時間がかかってめんどくさいですが、しっかり洗えば味が澄んで きます。味噌汁の具が一般的です。                       (HP「食材事典」より)

                      田植に向けて溝掃除  080518


 田植えに備えて水路や水源池の整備をしておくために地域の溝掃除が行われる。
池の周りの除草、水路の周りの除草、水路の掃除を行う。
作業は8:00から。
7:45、草刈機を背負って水源になる池に向かう。
今朝、草刈機の刃を新しいものに交換した。
新しい刃に交換すると、あたりまえだが切れ味がとてもよくなる。
しかも、今までに使ったことのないタイプの刃だけに少々楽しみだ。
8:00、一斉に池の土手周りの除草作業が始まる。


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池の周りの除草作業が終わると、池から田んぼに続く水路と水路の周りの除草・整備に移動する。



    
雑草が茂り水路の位置がわからない状態になっている。    除草して、やっと水路が見えてくる。



    
 のんびりしていたサワガニも逃げ惑っている。    水路の砂を鍬でさらうとシジミもいっしょに上がってくる。


 水路を掃除していたグループでは、シジミとサワガニの話題で盛り上がった。
「池の水が減っていたときに、こんな大きなシジミがたくさんおった」と、両手でタマゴくらいの大きさの輪をつくっている。
「えっ?それはタチガイ(子供の頃、この池にいたハマグリより大きな黒い貝)じゃろう?」と言うと、
「いいや、ハマグリより大きいシジミがいっぱいおるんよ」とのこと。
「池の○○側の○○におる」ということだから確かに大きいのがいるらしい。
池の水位が下がった時に探してみたいものだ。
 サワガニ、について。
この地域で育った人は、サワガニポイントをよく知っている。
みんな、そこでサワガニ捕りをした経験を持つ。
今でもサワガニは、たくさんいる。
今の子どもたちもサワガニ捕りをしているらしい。

                          シジミ情報



                          サワガニ情報





                  



等等の話をしながら水路を下ってきた。
最後に池から勢い良く水を出し、ゴミを流して水路の掃除が終了した。


今年もまた、「○○さんから連絡があって、今年から溝掃除には参加しませんということでした」と報告があった。
米づくりを止められる方の報告だった。
年々止められる方が増えている。
池や水路の掃除・整備などの管理は今の人数でも大丈夫だが、これから先、米作りをする人が本当に少なくなったときどうなるのだろうか。
「米作りを止める決断をされた方をうらやましく思う気持ち」と「まだ米作りを続けなければという気持ち」もある。
経済的に考えれば、止めたほうがはるかにいい。
米作りでは採算は合わない。
採算だけではない、時間的にも合わない。
農業にかける時間を本職やレジャーにまわすと、もっとゆとりある生活ができるのではなかろうかと思うこともある。
「休耕田や荒れた畑などの有効利用はないものだろうか」と考えたりもする。


草刈機の新しい刃は良く切れた。
今年の田植は、5月終わりの土日頃がピークになりそうだ。



                        溝掃除で見た植物


    
           ヒトリムスメ                      ヒトリムスメの群生



    
            オキザリス



    
                                       吸蜜中のマルハナバチ



                         玄関の模様替え

初夏らしい玄関に模様替えをしてみた。


                  
蔵から古い炬燵と火鉢と醤油瓶を出してきた。
炬燵の中には、置物のカエルを、火鉢の中には水を入れ川からメダカを調達してきた。



    
      炬燵からカエルが覗いている。           火鉢の中でメダカが元気に泳いでいる。




                  
                          醤油瓶には季節の花を




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