オオムラサキの里     080623

6月23日、友人がオオムラサキの里へ行ったと画像を持ってきてくれた。

さなぎから羽化をし成虫になるまでの様子も数時間かけて画像に収めたとのこと。

これはぜひ、みなさんにもご覧頂きたいと思います。




1980(昭和55)年に、僧殿町で『国蝶オオムラサキ』が発見されて以来、『国蝶オオムラサキを守る会』がつくられ、

オオムラサキの里を中心に地道な保護活動を続けています。

毎年6月中旬から8月上旬にかけて、その美しい姿を見せてくれます。

また、毎年7月の第1日曜日には『オオムラサキを自然に帰す集い』が開かれます。



     
      雄(羽を広げると11cm〜13cm)            雌(羽を広げると13cm〜15cm)




                           羽化の様子


                   
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オオムラサキはタテハチョウ科の蝶で北海道から九州まで広く分布しています。

雄は、美しい紫色の羽根を持っています。

雌は、くろっぽい色をしています。

                 


「オオムラサキ」は、1957(昭和32)年日本昆虫学会により国蝶に指定されました。

環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されています。



1980年頃、広島県府中市僧殿町の上田山で地元の少女が2匹の紫色をした美しい蝶を見つけました。

この蝶は国蝶「オオムラサキ」。

昔は、広島県東部でもよく見かけましたが、環境破壊が進むにつれて、絶滅が心配されていることがわかりました。

地元の人たちはこの美しい蝶を守ろうと、「オオムラサキを守る会」を結成し、保護活動を続けています。

                                       一部 HP「オオムラサキの里」より 




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