081130
先週11月22日、果樹園を覗いてみると初冬の果物が思った以上に実っていた。
今日はその収穫をする。
籠と剪定ばさみを持って果樹園へ。
柑橘系の果樹、正確な種類はわからない。
「ゆず」でもない、「すだち」でもない、「かぼす」「ゆこう」でもない、「すだち」の仲間かな?
すべて収穫する。
棘を避けながら収穫する 香りは「すだち」と同じだ
次に「フェイジョア」を収穫する。
昨晩からの強風で、たくさんの実が落ちている。
Feijoa(フェイジョア).....南米原産の果実、日本では見かけることが少ない果実です。
ニュージーランド、カリフォルニア、オーストラリアなどで生産が盛んです。
フェイジョアの花 収穫期の実 生食では2つに切ってスプーンで食べる
味は甘酸っぱく、果実は生食の他、果実酒、ワイン、ジュース、ケーキ、パイ、ジャム、ムース、ソースなど
様々に加工され、いろいろな味を楽しめます。
最後に「柿」の収穫をする。
愛宕(あたご)柿と小粒の富有柿。
愛宕柿 小粒の富有柿
フェイジョア すだちの仲間
さて、これらの収穫物をどうしようか。
いくらか出荷できるものはしてみることにしよう。
愛宕柿はドライアイスで渋抜きをしてみよう、今年3回目の渋抜きになる。
近くの氷屋さんでドライアイスを1ブロック購入してくる。
ドライアイスの量は、柿の重さの1%が適量とされている。
今回は10kg程度の柿を使用するのでドライアイスは100gでいいことになる。
しかし、この氷屋さんは1kgくらいの1ブロックを小分けにしてしてくれない、最小単位が1ブロックだ。
少々無駄になるがしょうがない。
柿の出っ張りやヘタの部分で袋に小さな穴が開くこともあるので、袋は2枚使用する。
袋の中の空気は、しっかり出しておく、柿の上には新聞紙にくるんだドライアイスを置く。
袋の口を二重に密閉する。
30分もすると袋はパンパンになる。
この状態で最低5日間は置いておかなければいけない。
・・・・・・・・ 6日経過 ・・・・・・・・・
12月6日(土)朝、袋を開けてみると、良い状態に仕上がっている。
試食をしてみる、袋を開けてすぐ食べると二酸化炭素のピリピリとした感じが残っているが、これはすぐになくなる。
今回は、出荷できそうだ。
ひとつひとつ拭いてパックに並べていく
パックを袋にいれ、商標と価格票を貼り付けて準備終了
フェイジョアも出荷することに。
フェイジョアにも商標と価格票を貼り付ける
準備ができた、愛宕柿5パック・フェイジョア7パック。
明日、12月7日(日)に出荷する。
・・・・・・ 一夜明けて ・・・・・・・
12月7日(日)7:10、店に持参すると、すでに棚は半分以上出荷物が並んでいる。
今日は下の棚に並べさせてもらう。
あわただしい準備と出荷であった。
明日は「愛宕柿」と「すだちの仲間」を出荷してみるかな。
agripageへ