今年初、田んぼの耕し  090211

今年初、田んぼの耕し。

昨年の11月1日以来の田んぼの耕しをする。

また、今年も米づくりのための耕しと除草作業に追われるシーズンが始まる。

トラクターに給油し田んぼに移動する。


           
                        田んぼ全体を薄く雑草が覆っている


           
                 雑草は小さいうちに除草してやると次の雑草が生えにくい


3か月余り、土中の微生物により徐々に有機物が分解され無機物の栄養分に変化している。

その栄養分が雑草に取られてはいけない。

今日は雑草をトラクターで土中に引き込み、雑草も時間をかけて栄養分に変えてやるために耕す。

ロータリーの回転数を、11月の耕しよりもやや上げて作業する。


  


耕していると、小さな野鳥がたくさん集まってくる。

トラクターのロータリーに引っ張り出された土中の生物を啄みに集まっている。

1時間30分後、作業は終了した。


            
                    1か月も経つと、また雑草が生えてくるのだろう


            
                         雑草も土の中に引き込まれている



                  見かけた雑草
        

オオイヌノフグリ。
ヨーロッパ原産の帰化植物です。空き地、庭、道ばたなどに普通に生育します。茎は根もとで分かれて四方にひろがり、草むら状になります。葉は卵形で浅く切れ込みがあります。1〜6月(暖地では12月)に青紫色の花をつけます。
一年生広葉雑草/ゴマノハグサ科、生育期間は10〜7月。

ナズナ。
畑地、人家の周辺、庭などに普通に生育しています。春の七草の一つでもあります。葉はほとんどが根もとから出て羽状に深く切れ込んでいます。3〜5月にかけて茎の先に十字状の白い花を多数つけます。果実は平たい三角形をしています。
一年生広葉雑草/アブラナ科、生育期間は11〜6月。

ホトケノザ。
道ばた、水田のあぜ、土手等に生育し、赤くきれいな花(白い花をつけるものも稀にあります)を咲かせ、よく目立つので、春の代表的な雑草のひとつとして知られています。葉は円形でギザギザになっており、茎上部の葉は半円形になって相抱く形になっています。
一年生広葉雑草/シソ科、生育期間は12〜6月。

ヒガンバナ。
道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけます。夏の終わりから秋の始めにかけて、高さ30〜50cmの花茎が葉のない状態で地上に突出し、その先端に5〜7個前後の花がつきます。花と花茎が枯れた後、長さ30〜50cmの線形の細い葉を出しますが、翌春になると葉は枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてきません。開花期には葉がなく、葉があるときは花がありません。



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