左から苗箱が入る。緑色の機械で籾撒きをする。次に苗箱は赤色の機械に移動し覆土がかけられ完成した苗箱は右に出てくる。もちろん機械を動かすのは人力で行う。
この作業のスタッフは、左から苗箱を入れる人2名、緑の機械を動かす人1名、赤の機械を動かす人1名、完成した苗箱を受け取る人2名、完成した苗箱を所定の場所に積み上げる人3名、籾を機械に補充する人1名、土を機械に補充する人1名、計11名で作業を進める。

                        苗箱に籾撒き         090506




5月3日、苗箱に土入れを行った。 今日はそれに籾撒きをして苗代に並べ、苗代を完成する。

8:00、土入れを行った225の苗箱を作業小屋の外に並べ水やりをする。





                
          この日ばかりは公道も作業場所になる                    たっぷりと散水する




次に、いもち病にならないようにタチガレエース(水稲用殺菌剤)という農薬を散布する。




                




タチガレエース3本を浴槽1杯程度の水で希釈し、よくかき混ぜる。

その水溶液を、じょうろ(3〜4L)1杯につき10箱程の苗箱に散布する。




                     




225箱すべてに散水と農薬散布が終わると、いよいよ籾を撒きその上に覆土をかぶせる。




       






                
            作業は順調に進み苗箱が完成する              苗箱を置くための基準線を各畝の中心に描いていく




次に参加者全員で苗箱を畝の上に移動する。 そして畝の中心線に苗箱をそろえる。

もち米の苗箱とうるち米の苗箱を混同しないように境界線の目印をつけておく




                
      今年の畝は堅いので人が上に乗っても、めり込むことはない            225箱並べ終わる




すべての苗箱を並べ終えると、次に苗箱をシルバーシートで覆う。 さらにフレームを立て、その上を白いシートで覆う。




                
            今年は風がないので、この作業はやりやすい            すべての苗箱を覆うことができた





あとは、ここに水を入れると苗代が完成する。 毎年、苗代にするこの田んぼは傾斜地の上部にあるので、ため池から水を引くことができない。

数十メートル下の井戸からポンプで汲み上げる。 水の入口を整える、水をいったん板にあて直接田んぼに入れないで遠回りをさせる。

そうすることによって冷たい井戸水の温度を上げて苗箱にあてることができる。 





                
        冷たい水が直接入らないように板で堰き止める                  苗代に水が行き渡る




苗代が完成しました。 さあ、今日の片づけをして反省会です。




                
             苗代、完成


今年は、@ 事前に苗代の畝づくりをやっていたこと

      A 風がなかったこと

などで作業を早く終えることができた。 みなさん、お世話になりました。 今年の田植えは5月30日(土)、31日(日)あたりになりそうですね。

また、よろしくお願いします。



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