農業用水路の整備   090517

田植えに向けて農業用水路の掃除が行われる。

今日は、8:00から溜池から田んぼに通じる水路とその周りを整備することになっている。

今シーズンは、まだ草刈り機の刃を交換していない。

溜池の堤防斜面には雑草の中に低木や竹もかなり混じっているので使い古した刃では心もとない。

作業前に、草刈り機の刃を交換しておく。

   
                        水路周りの除草中


7:45、集合場所である溜池に行くと、すでに作業を始めている人もいる。

さっそく、草刈り機を始動し溜池の堤防斜面の除草にかかる。


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続いて溜池内側の除草をする。


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                        池に通じる道路の除草もする


さらに溜池から続く水路の整備をする。


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時々小雨が降る天気だったが、池から水路の掃除と整備が無事終了した。

田植えに向けて水路の確保はできた。

あとは、それぞれの田んぼの準備と苗の準備だ。

苗は順調に育っている。

欲を言えば、苗の根が苗箱の裏までしっかり張ってくればいいのだが・・・。

この地域の田植えは、ほとんどの方が5月最後の土日と6月最初の土日に行われるようだ。

総勢約15名での水路整備作業は、午前中に終わった。

ごくろうさまでした。

                       作業中、見かけたもの

今年もシジミは元気でいるのか? モリアオガエルは?

気になりながら作業をしていると、いるいる。

    
                見かけたモリアオガエルの卵               モリアオガエル 「Yahoo百科事典」より


本州のほとんどすべての都府県に分布するが、四国、九州に確実な産地は知られていない。
低地にもいるが、多くは山間部に生息する。背面はほぼ一様に暗緑色、腹面は灰白色。
背面に不規則な小赤褐斑(はん)、腹面に小暗斑を散布することがある。
体長は雌で6〜9センチメートル、雄で5〜7センチメートル。
4〜6月
に池、沼、水田などの水上に張り出した枝や葉の間に産卵する。 「Yahoo百科事典」より


今日見かけたモリアオガエルの卵は多くが水面に近い所にあるが、

まれに水面から遠く離れた場所にもある。

水のない所に生まれ落ちたモリアオガエルはどうなるのだろう?


次に、サワガニを探してみる。

         
                      ここが、マル秘サワガニポイントだ


ここには、いつも大きいのから小さいのまでたくさんのサワガニが生息している。

小石をとってみると、いる、が逃げ足が速い。

1匹、写真に撮るのがやっと。


                 


シジミも見つけることができた。


          
                           シジミとカワニナ


水路にいるシジミは流されて、このように殻がすり減り白っぽくなったものが多い。

大きさもびっくりするほどのものはいない。

池の中のシジミは、流されていないからだろうか全体が黒くハマグリのように大きなシジミもいる。

ただ、この時期は池の水位が高く大型シジミを収獲することはできない。



さらに、野イチゴ(キイチゴ)を見つけた。

普通のイチゴは草に実をつけるが木に実をつけるイチゴという意味でキイチゴ(野イチゴ)というらしい。

それを食用として改良されているものがラズベリー。


    


備後地方で木イチゴが大量に自生している所は、○○島だろう。

いつかは大量に収穫してジャムやジュース、木イチゴ酒にして食してみたい。

残念なことに近所に大量の自生地はない、ではと○○島に行くと収穫期がずれていることが多い。

今シーズン、木イチゴ料理に挑戦することはできるだろうか。



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