明神神社の祭り   091125


庭に小さな社がある。

昔から我が家を含め4軒の氏子で祭りをする小さな神社だ。 お世話は、毎年我が家で行わせていただく。

府中八幡神社の宮司さんには、まず我が家の神棚に祝詞を、次に明神神社へ、

続いて氏子3軒の神棚に祝詞をあげていただく。計5回祝詞をあげていただく。宮司さんも大変だ。

いつものように、我が家の神棚の掃除をして、お供え物を備える。

神棚の下に太鼓と米・塩を皿に入れて置く。


         


いつもは、少しでもたくさんの方に参拝していただくために、土日に祭りを行っていたが、今年は平日に行う。

近年、参拝していただく方は固定化してきた。

平日でも、参拝していただくのに支障はないので、そのようにした。

1週間前、近所のみなさんにご案内をしている。


          


社の神棚も掃除をして準備をする。また、社の隣にも普段は畑の畔道にある超小型社を持ち帰り置いておく。

宮司さんに社での祝詞をあげていただく。30分あまり続く。


       


無事、祝詞が終わる。宮司さんと参拝していただいた方々に簡単な食事をしていただく。

今年は、お神酒、きな粉とあんこのおはぎ、漬物、みかん、おつまみを用意する。

準備する食事も年々質素になっている。あまりハデにしなくていいよという近所のみなさんからの声と

年々少なくなっている参拝者を考慮すると、食事の準備も縮小してしまう。


              


しばらく焚き火を囲んでの食事と歓談の後、宮司さんは氏子3軒の神棚へ回っていただく。

残りの参拝者のみなさんは、しばらく飲食と歓談タイムです。

参拝者も70歳〜80歳代の方2〜3人では歓談も長時間していただくわけにいかない。
                       
数十年昔の社の祭りを思い出す。このような祭りには小さな子どもが大勢、やってきておやつを

受け取り遅くまで遊んでいた。子どもたちにとっての大きな楽しみのひとつでもあった。

大人は、お神酒を飲みながらの雑談や情報交換が夜遅くまで続いていた。

今の時代に合った社の祭りをすればいいのだろうが、どのような方法がいいのだろうか。


                    参拝の作法

知っているようで知らない参拝の作法。

普通にお参りに行くならば、作法に関しては、それほど厳しくないと考えていい。と言っても、

宗教施設に入るのだから、水が冷たい冬場でも必ず手水をして清める、神前に立つ際には帽子を

とるなど、最低限の礼儀は守りたい。

賽銭箱の前に立ったら会釈をし、神さまに捧げる真心のしるしとして、賽銭箱にお賽銭を入れる。

二拝二拍手一拝の作法で拝礼し、会釈をしてから退く。

            

(1) 深いお辞儀(拝)を二回繰り返す。 [二拝]

(2) 次に両手を胸の高さで合わせ、肩幅程度に両手を開いて拍手を二回打つ。 [二拍手]

(3) そのあとに両手をきちんと合わせながら心を込めて祈る。

(4) 両手をおろし、最後にもう一度深いお辞儀(拝)をする。 [一拝]


                                 HP「宗教法人 東京都神社庁」より


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