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             仕事帰りの竿出し 100109

1月9日(土)12:30、本職の仕事を終えると、いつもの食事処でのんびりと昼食を摂る。

ここの「おまかせ定食」は今風に言うと草食系男子ならぬ草食系定食だ。 ヘルシーで美味い。

食後は、これまたいつものように、サービスのミニコーヒーをすすりながらスポーツ新聞と週刊誌に目を通す。

昼食タイムに一人で来店し580円で1時間半近くもねばる客は、けっこう迷惑なのかもしれない。

さて、今からの3時間を、どうするか、久しぶりのフリータイム。

外の天気は快晴、無風(のように見える)。竿を出したい。

近場で竿を出してみよう。河口堰か箕沖あたりに行ってみよう。

釣道具店に寄って釣り情報と青虫300円を購入する。この餌と値段は明らかに気合が入っていない。

「海に行ければいい、海でのんびりできればいい」という気持がありありだ。

芦田川沿いを下っていく。


      


やがて、大きな斜張橋が見えてくる。芦田川大橋だ。

さらに下ると、河口堰(河口大橋)が見えてくる。


            
              
芦田川大橋                              河口堰


河口堰を右に見ながら、さらに南下する。河口堰の外に出ると海は穏やかだが、けっこう風がある。


            
      この先の河口堰を抜けてさらに南下する                     外海に出る

鳶ヶ巣の港から広い道路へ出て左折し、二つ目の信号を右折する。

箕沖町中央の広い道路を1.5kmほど直進すると行き止まりになる。

車を停め、釣り道具を持ち100mほど歩くと岸壁に出る。

思った以上に風が強い。白波も見える。陸の上の天気とまったく違う。

竿2本をセットし釣りを始める。釣り道具店の情報では、ここで年末にグチがたくさん釣れたらしい。


    
   右から、走島、宇治島、袴島、大飛島が見える                   潮は少しずつ満ちている


前の海をたくさんの船が通る。


         


まったくあたりがない。つけた餌もそのままで上がってくる。釣れる気配がない。

1時間経過しても冷たい風は相変わらず、ビュービューと音がするくらいにふいている。

30分ほど前に来た釣り人は、まだがんばっているが、もう諦めよう。

やめると決めると早い、釣竿をさっさと片付け車に乗り込む。「あ〜、車の中は暖かい、ふーっ」

さっきまで寒風の中で、がまんして竿を見つめていた自分がバカらしくなる。

しかし、このような釣れない釣りが続いても釣りをやめようとしない自分が不思議だ。

ずいぶん昔のことだが、夜釣りに凝っていたころにもずいぶん寒い思いをしたことを憶えている。

先輩たちと真冬、愛媛県の豊島か高井神島へ定期船で夜釣りに行き防波堤の上でメバルを狙っていたが釣れない。

深夜12時を過ぎたころから大粒の雪が降り始めた。

釣れないので竿もあまり動かさない。竿の上に2cmくらい雪が積もった。

あまりに寒いので駐車場にあった軽トラの荷台に横になりゴミ置き場にあった段ボールをかぶり寝ようとした。 

が、あまりの寒さに寝ることができない。段ボールの上にも雪が降り積もる。

朝一番発の定期船に乗り込んだ時の暖かさは忘れることができない。

今思うとあの時、寝ることができなくてよかった。寝込んでいたらとんでもないことになっていた。

笑えない思い出だ。


                   暖かいカフェへ

海でのんびりできたのかできなかったのか、よくわからないが暖かいところに行きたい。

昨年末から地域情報誌に登場しているギャラリーカフェ「風の時計」に行ってみよう。

昨年、一度訪れた。ロケーション、インテリア、エクステリア、ドリンクどれも洗練されていた感がある。

久しぶりに覗いてみよう。

                  
                          
「風の時計」パンフ


オープンテラスからの瀬戸内海の眺めはすごい。

いつもは、四国の山並みも見えるが、今日は霞んでいて見えない。




             右から仙酔島、つつじ島(点ほどに小さな島)、走島、宇治島、袴島、大飛島、小飛島



中に入り、席に着く。前回と少しインテリアが変わっているようだ。

寒さで緊張していた体が一気にリラックスする。



    
         席から見る瀬戸内海                          やってきた「オリジナルブレンド」


      


              


今日も、ギャラリーカフェ「風の時計」でリラックスすることができた。

ここのカウンターには、楽しそうなイベントの案内がいろいろある。

まだ見させてもらってないが、2階もある。そこは貸しスペースになっているとのこと。

2階はさらに美しい瀬戸内海の景色を見ることができ、150インチスクリーンも完備されている。

いろんな目的で借りることができるようだ。

美しい瀬戸内海を見ながら、会議、勉強会、各種打ち合わせ、好きな映画の上映会も。

広くてプレミアムな2階貸しスペースは、1時間単位で借りられるそうだ。

借りる場合は、予約・打ち合わせが要る。


          
ギャラリー カフェ 「風の時計」 

             広島県福山市箕島町4959−2
             TEL&FAX 084−971−3580
             Eメールアドレス  kazenotokei@dream-factory.jp
             カフェ営業時間 
              平 日      AM11:00〜PM7:00
              ・日・祝日   AM10:00〜PM9:00
             定休日 木曜日



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