さて、質問です。

領家八幡神社には、山門の外側に一対、拝殿の外側にも一対の狛犬があります。これらの狛犬の口はどのような状態になっているでしょうか。次の@〜Cの中から選びなさい。
@ どちらも閉じている。
A どちらも開いている。
B 右側の狛犬が開いている。
C 左側の狛犬が開いている。

正解は、ページの最後に。
 平成19年植え付けの節分草


 平成18年植え付けの節分草


節分草は、非常に突然変異が起こりやすい植物らしい。H18の写真の真ん中左の花は薄いピンク色になっている。その他、花弁が4枚の変異種になっているものもある。


  セツブンソウ(節分草)


 石灰岩地を好み、山裾に群生

することが多い日本固有の野草

で、関東以西に自生する。庄原

市総領町は日本最大の自生地で

ある。

 セツブンソウは除草をしてやら

なければ花を咲かせない。まった

くの自然では花をつけない不思

議な花である。総領町に自生地

が残ったのは、住民により下草が

刈り続けられたことが大きな要因

といえる。総領町の自生地は亀谷

・下領家・稲草・木屋がある。開花

時期は2月中旬から3月中旬だが

、領家八幡神社の南向き自生地

は節分(2月3日)頃から開花を始

める。



         春を告げる花 100213


この頃、仕事の後のランチがマイブームになっている。

カフェでの600円ランチや食事処の650円定食など安くて美味い店がたくさんある。

今日は井原の「魚屋」へ。ここで日替わり定食(890円)を摂る。ゲンチョウの煮つけが美味い。

さて、2月に入り気になっていることがある。春を告げる花『セツブンソウ』。

昨日(2月12日)、新聞記事「総領町にセツブンソウが咲き始めた」にもあった。観に行くことにする。

岡山県井原市からR313を北上し福山市山野町へ。

ここ山野町からの渓流沿いの道路は、対向車との離合が気になる狭い道が続いている。

対向車に気をつけながら走っているのだが、渓流が気になって仕方ない。

寒バヤが冬場に集まっているところがあるはずだと、車を停めて渓流を覗き込みながらのドライブになる。

何かが動いている。ハヤ? ウグイ? それとも・・!? ここはどこだ? 場所地名はわからないが、あった!!  

深場に魚影が見える。頭にしっかりインプットしておく。この冬の間に竿と撒き餌と餌を準備して来てみよう。

ここはどこの漁協に漁業権を求めればいいのだろうか? もし、これが放流してある渓流魚だったら?

禁漁期間中だったら冬場に釣りはできない。 解禁になるまで待つことになる。

神石高原町から総領町へ入る。

R414からR432へ出て、場所の感覚をつかむことができた。「ああ。ここに出てきたのかあ」

いつもと違うルートを通ってくると位置感覚がつかめない。領家八幡神社の300m手前まで来ている。

      


領家八幡神社の「セツブンソウ」ポイントはあとで観ることにしよう。通り過ぎてリストアステーションを目指す。

リストアステーションが「セツブンソウ」のメインポイントになる。

ポスターを見ると自生地の公開期間が2月13日(土)〜となっている。まさに、今日から。





リストアステーションで説明を聴き、節分草保存会が栽培している節分草を見る。





次にリストアステーションの対岸にある自生地へ行ってみる。

しかし節分草は、つぼみ状態のものがわずかにあるだけで開花していない。


    
      川を挟んで対岸の節分草自生地                       まだ、つぼみの節分草がちらほら


    
       福寿草はたくさん開花している


次に800mほど東へ移動し領家八幡神社を訪ねてみる。見学者の車が7〜8台停まっている。

ここの自生地は南向きの山裾なので、すでにたくさんの節分草は咲き誇っているのが車からでも分かる。


                   
                                大鳥居下から見た領家八幡神社


    
     山門左側「なんてん」の鮮やかな赤色                  山門左側石垣下の節分草も満開


    
     神社左の山裾に咲く節分草は満開                ここだけ1週間早く公開してもよかったほど花盛り


同じ総領町の節分草でも開花時期は、場所によってずいぶん違う。

八幡神社の自生地はすでに満開を迎えているが、リストアステーションの自生地はこれから咲き始めるという状態。

総領町の節分草自生地公開期間は、2月13日(土)〜3月14日(日)となっている。

その期間の中で、節分草祭は3月7日(日)に開催される。

また、写真講座は2月27日(土)、10:30〜12:00、 定員10名  料金500円。

写真講座は、節分草を魅力的な写真として残すためにはいいかもしれない。

みなさん、よかったらこの小さな春を告げる花を観に出かけてみてください。


            上下ひなまつり

上下町で「上下ひなまつり」が行われる。

期間は、2月20日(日)〜3月22日(月)、でこ市は3月6日(土)、7日(日)。


         


上下町はかつて幕府の天領として、世界文化遺産の石見銀山から出される銀の中継地点として

栄えたところで、この地方の中心地であったそうである。

古い町並みが残っているところでは、2〜3月頃にお雛様を飾るイベントが行なわれるようになった。

町並みに面したお宅では、通りに面した側にお雛様が飾られる。また、上下歴史文化資料館内にも、

たくさんのお雛様が飾られる。

明治時代、でこ市で雛人形を買うお客で賑わっていた上下町だが、白壁の町並み(商店街)通りでは、

おもてなしの心と出会いを大切にする気持ちを込めて、餅花を飾りおひなさまの展示が行われる。


              もうひとつの春

自宅の周りに見つけた「フキノトウ」。 ホロ苦さを味わってみる。


    



                                                   
クイズの答え : B

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