耕しと春告草  100221


前回、耕しをした時の残りの1枚を耕す。今日は絶好の天気だ。

トラクターに給油し休耕田に向かう。

まず、休耕田の周辺部の雑草を鍬で取り除く。続いて四隅の盛り上がり部分の土を内側に移動させる。


                
周辺部除草前                  周辺部除草後
                    


そして全体をトラクターで耕す。


            
耕し前                              耕し後
    


今日のように雑草が小さい時季に四隅の土を内側に寄せると、作業はやりやすい。

今日の除草作業は丁寧にできた。さて、今日は快晴で気温は春のようだ。

土筆(つくし)が気になる。毎年、土筆が一番早く出るポイントを観察してみよう。


             春告草の観察

は満開になっている。


    


菜の花は2月上旬から咲いている。


    


ホトケノザも咲いている。  オオイヌノフグリも小さな花弁をいっぱいに開いている。


    


先週に続いて、フキノトウも見つけることができた。 さっそく収穫する。


    


さて、つくしポイントの観察をする。毎年、つくしが出る場所だ。

見逃さないように目を凝らして観察する。しばらくして、あった! 見つけた! 今シーズン初のつくし。


                
  
ヨモギの間から頭を出している          ここにも出始めている               ここにもあった


            
                          収穫できそうなつくしも見つけることができた。


近くには成長したつくしも見つけることができた。  来週には、充分収穫することができるだろう。


               寒バヤ釣り  が・・・

農作業、春告草の観察をしたあとは、やはり寒バヤ釣りだ。今シーズンまだ一度も竿を出していない。

今シーズン、井原から山野、神石高原、総領とドライブ中、渓流の深場に魚の群れを見つけたことがある。


そのポイントで寒バヤを釣りたいのだが、そこがどこの漁協の管轄かわからない。

漁業権なしで釣りをして、ややこしいことになってはまずい。

しかし、寒バヤを釣りたい。 しょうがない、今日は芦田川の寒バヤポイントへ行ってみよう。

撒き餌、刺し虫を持って出かける。 府中市立第三中学校近く、福塩線の鉄橋下あたりでやってみよう。

さっそく撒き餌をする。 竿を出し仕掛け、刺し虫(赤)を付け、第1投。ゆっくり流れる。第2投。


          


何回も手返しをするが、浮はピクリともしない。釣れる気配がない。

その時、足元からバシャ! という音が聞こえた。 見るとヌートリアくんが急ぐ様子もなくのんびりと泳ぎ始めた。

対岸に行ってしまった。10分ほどして、また悠然と泳ぎながらもどってきた。


    


やがて釣り座の下のほうに入って行った。釣り人のことなどまったく感知していないようだ。

頭から尻尾まで1mはあろうかというような大きなヌートリアだ。

こんなに釣れないということは、餌となる魚はいないのではないだろうか。

ヌートリアは何を食べて生きているのだろう。 藻なども食べるのだろうか? 雑食性なのだろうか?

結局、寒バヤは釣れなかった。 また、次回狙ってみることにしよう。


                           agripageへ