つくしの収穫   100227


この土日は職場に出なくていい。久しぶりに自分の仕事ができる。

今週からとりかかっているレポート2つ完成させなくては。

土曜日の夕方、適度に休憩をとらないといい仕事はできないと、気になっている「つくし」の収穫に向かった。

つくしポイントになっている近所の休耕田に行ってみる。

つくしポイントでは、すでに先客の方がビニール袋片手に収穫されている。

休耕田を観察すると、先週、のぞきかけていたつくしが、しっかり成長している。





先客の方に声を掛ける。「たくさんとれましたか?」   すると「この時期は柔らかくて香りがいいですよ」と。

柔らかい?・・・香りがいい?・・・つくしの収穫も奥が深いのかなあ。

なかなか「つくし」にそういう感覚は持ったことがない。 先客の方はつくしについて究めておられるようだ。

しばらく、つくしの撮影をしていると先客の方の声が聞こえた。「えっ!? ここにはつくしがあるんですか?」と。

手にしているビニール袋を見ると中には、ヨモギがいっぱい入っている。

その方は、春先にいつもここに芽を出し始めたヨモギを採りに来てヨモギ餅をつくるのだそうだ。

ここが、つくしポイントだとは知らなかったそうだ。

それを聞いたら、さっきの「柔らかい」「香りがいい」は、納得ができる。

その方は、毎年一緒にヨモギ採りに来ていた方が入院されているのでヨモギ餅を持って行ってあげるのだとか。

ビニール袋はつくしですぐにいっぱいになる。

つくしだけではない。様々な植物が活動を始めている。

つくし ヨモギ 畳表になる「い草」も芽を出して
ナズナ ホトケノザ オオイヌノフグリ


収穫したつくしを持ち帰り、ハカマを取る。いろんなレシピを見ると「先の胞子を取り除く」というものもあるが、

あえて、胞子は残しておく。あのほろにがさが、つくしらしくていい。



    
          
収穫したつくし                               ハカマを取ったつくし

@ ごま油を入れる A つくしを炒める B だし 醤油 みりん 酒 砂糖を入れる
C つくしがしんなりする D 溶き卵を入れてすぐ蓋をする E 蓋をして火を止める  出来上がり



         


小皿に盛り付け「つくしの卵とじ」できあがり。

冷たい飲み物がすすみます。 先日、収穫したフキノトウは「フキノトウ味噌」に変身しています。

「つくし」をつまみながら、「味噌」をなめながら・・・・、春を味わう。

今日もまた、しっかり呑ん兵衛に・・・。

おいおい、明日中にレポート2つ完成するのか?


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