100530
5軒共同の田植え、終了間近。
この1週間、5軒の皆さん・お年寄りの皆さん・田植えの準備をお願いしていた方の活躍により、田植えは今日にでも終了しそうな勢いだ。
今日30日(土)に、あと1軒の方の田んぼへの植え付けをして、苗箱やトラクター・田植機の洗浄や片付けを行う。
田植え組は、残り2枚の田植え作業をする
田植え組と片付け組に分かれて効率よく作業をする。
一昨日田植えを行った田んぼ 近所の田んぼは田植えの準備、真っ最中
今年から、苗は自分たちで作らないで農協を通じて注文したものを使用している。
使用済みの苗箱はきれいにして返却しなければならない。
片付け組は、苗箱の掃除と洗浄を行う。
@ 使用済みの苗箱 : 苗が生育していた苗箱には小さな穴に苗の根がびっしりと詰まっている。
A 苗箱の掃除 : ほうきで、この根を掃き落とし、残ったものは手で取り除く。
B 苗箱の洗浄 : 水路に流れる水で一枚一枚丁寧に水洗いをする。
C 苗箱をまとめる : 10箱ずつまとめて積み上げ、業者の方にお返しする。
211箱すべて洗浄し荷造りができた。あとは業者さん待ち。
さて、この後、使用したトラクターやトラックの洗浄と片付け、肥料散布機の片付けなどを行い作業終了。
田植え組と一緒に、作業小屋で田植え打ち上げ反省会となりました。 (トラクター洗浄や反省会の画像は、撮り忘れ)
そういえば、今年は苗づくり作業がなく、5軒での農作業が軽減したため、このような打ち上げ懇親会が少なくなった。
田植え関連の農作業では、今年初めての懇親会ではないだろうか。
5軒のみなさん、お世話になりました。 おかげで無事田植えを終えることができました。
21日(金)に植え付けを行った餅米の田んぼの様子を見て、「あれっ!?」と驚いた。
苗の生育の様子を見ていると、全長5mmほどの小さなオタマジャクシと一緒に、同じくらいの大きさの生物が一生懸命泳いでいる。
カブトエビではないか? いや、違う。 昨年も間違えた。 これは、カブトエビとよく似た「豊年エビ」だ!
白っぽい生物が20匹ほど映っているのが豊年エビ
ということは、21日に田植えをするために19日(水)に水を入れてトラクターで代掻きを行っているから・・・・。
豊年エビは、そのときの水で約1年ぶりに卵からかえり命をふきかえし元気に泳いでいるのだ。
1週間ほどで、5mm程度に成長するものなのだ。 へーえ。 一人で感心する。
昨年の6月上旬に卵として田んぼに産み落とされ、1年近く土の中で卵のまま年を越し、
今やっと田植えの水で豊年エビとして泳ぎ回っている。 この営みを何億年もの間、進化しないで繰り返しているらしい。
このまま成長し、1.5cm程度に成長し産卵を終え、新しい命を田んぼに残し死んでしまう。