学生時代よりフラメンコギターを酒井 芳雄氏に師事。
その後、日本フラメンコ界の巨匠、伊藤 日出夫先生との出会いを通じ、レッスン、コンサート等、親睦を深める。
又、民謡三橋流「故三橋 美智也家元」に津軽三味線の指導を受け家元教授となる。(名取名:三橋 美智憲)
ギターと三味線の指導をしている。
18歳よりクラシックギターを小寺 義則氏に師事。
その後、オランダに留学、ブラバント音楽院でバルタザールベニーテス氏に師事し、卒業する。
現在、岩橋ギタースクールを主宰し、各地でのサロンコンサート等、演奏活動も行っている。
ギターであれば、クラシック、フォーク、エレキまで幅広く指導している。
     PROGRAM
 
  ノスタルヒア
○ 異邦人
○ 新内流し
○ 天城越え
○ スモーク・オン・ザ・ウォーター
○ シルエットロマンス

  パシオン
○ アフリカバンバ
○ ワルツピカピカ
○ ルナ・ロッサ
○ エル・クンバンチェロ
○ 闘牛士のマンボ

  フラメンコ
○ アレグリアス
○ ファンダンゴ・デ・ウェルバ
○ セビジャーナス

○ コーヒールンバ(アンコール)
○ 100万本のバラ(アンコール) 



                 EL CORAZON     100718


備後地方の夏祭りや催し物などのポスターで「フラメンコギター」・「フラメンコ舞踊」などよく目にしていた。

「エル コラソン」は、駅家町の蔵本さん中心にがんばっておられるらしい。 しかし、じっくりと聴いたことはない。

神辺文化会館小ホール、13:30開演。 ジャンルは違うが聴いてみよう。

              


初めて来た神辺文化会館。 ゆとりがあるつくりになっている。 広い中庭、文化の香りが漂う。  

小ホールに入ると、すでに演奏は始まっている。


        


最後列の席しか空いていない。 こんなに席が埋まっているなんて思いもしなかった。 それは失礼かな。

                   エル・コラソン プロフィール
平成4年、ギター愛好家が福山学友協会に集い、アンサンブルを結成。
その後、日本フラメンコ協会副会長でフラメンコギター界の巨匠、伊藤日出夫先生
の知遇を得るとともに「エル・コラソン(心・魂)」の命名を受ける。
伊藤先生並びにフラメンコギタリストの日野道生氏の指導を受けると共に、
各種レッスン、コンサート開催、イベント出演等の活動をしている。


        
      
司会は、フリーアナウンサーの福元登喜子さん                 歌とフラメンコ舞踊は、Chizuさん


今年、結成18年を迎え、ヴォーカル・フラメンコ舞踊を交え更にパワーアップしたアンサンブルを目指しているそうだ。


   
   
ギター教室を開かれている岩橋 憲一さんもメンバーの一人














   
            リーダーの蔵本 憲明さん


フラメンコの「アレグリアス」からフラメンコ舞踊とのコラボになる。 舞踊は、どういうわけかアナウンサーの大江 貴世子さん。

大江さんは、趣味で始めたフラメンコに、のめり込み今ではフラメンコ教室で後輩の指導をされているらしい。


        
                          
大江 貴世子さんのフラメンコ舞踊


さらに、「ファンダンゴ・デ・ウェルバ」からは、8名のフラメンコ舞踊の方々が登場し、にぎやかなステージになる。

男性だけだったステージが一気に華やかになる。


        


        
        フラメンコ舞踊 : 天沼 智子  樋本 穂波  三原 潮見  岡崎 和江
                    しずか    じゅんこ    マリ      レティ


備後地方のフラメンコギター人口は、結構多いんだということが分かった。 

正確に言うとフラメンコ愛好者(フラメンコギターとフラメンコ舞踊)が多いのか。

フラメンコギター愛好者はもともと多くはなかった。 

この20年、備後地方に蔵本さんがフラメンコギターを広めた功績は大きい。

仕事が多忙だからという理由でバサッとギターをやめてしまった自分からすると本当に蔵本さんのすごさがわかる。

自分は広島に帰ってきて、1年間だけギター教室の講師をやり、その後数年、今の本職と兼任でギターに関わっていたが、

ギターを投げ出してしまった。 蔵本さんには、これからもずっとフラメンコギターを頑張ってほしい。



2曲目のアンコール「100万本のバラ」の演奏が終わっても鳴りやまない拍手が続いている。

終演を告げるアナウンスで、やっと観客のみなさんが席を立ち始める。


        


蔵本さんの「やり続ける」ことのすごさ、すばらしさに感動したひとときでした。

ありがとうございました。


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