休耕田の除草  100829



休耕田の雑草が成長している。

7枚のうち3枚の休耕田は、これ以上成長すると、以前のようにトラクターで耕しができなくなり、草刈り機で除草しなければならなくなる。


今日も暑い。 秋はまだか? 

久しぶりの休日なのに、この暑さの中での農作業? 想像しただけで汗がタラ〜。 

今日を逃すと、あとが大変になる。 トラクターで除草作業をすることにしよう。 10:30、遅めの作業開始。


                   


トラクターに燃料(軽油)を満タンにし、休耕田へ向かう。

トラクターでの除草作業にはちょうどいい雑草だ。


        
      
雨が降っていないので雑草がない部分もある                   雑草の中には昆虫がいっぱいいる 


作業を始める。

突然、大音響を発する得体の知れない物体が迫ってくると、雑草の中から様々な昆虫が飛び出してくる。


             
       前方の雑草で様々な昆虫が逃げまどう                  トラクターのロータリーカバーに上がってきたコオロギ


猛暑日が続いているが、秋のコオロギも登場してきた。 コオロギもこの暑さにはびっくりしていることだろう。


  
        
       ショウリョウバッタ                     トノサマバッタ                       ナガコガネグモ


            
        侵入してくる葛                        ‥・蝶                     収穫を忘れられたナス(40cm)


虫や植物に目移りしている間に、1枚目の休耕田の作業が終わる。


        


続けて、2枚目の休耕田へ。


              before                              after
        


さらに、3枚目の休耕田へ


              before                             after 
        



          
       
シオカラトンボ                      リンゴ貝のタマゴ                       リンゴ貝


シオカラトンボを、たくさん見かける。 例年ならこの時季にはもう赤トンボを見かけるのだが、今年はまったく見かけない。

この暑さの影響なのだろうか。 

相変わらず、リンゴ貝とそのタマゴはたくさんある。

リンゴ貝は、1970年代にアルゼンチンから食用に輸入されたのが始まりと聞いている。 別名、ジャンボタニシ。

それが水路や田んぼで繁殖し始め、日本の生態系を脅かしている。 

日本古来のタニシは稲をかじることはないが、このリンゴ貝はイネの茎をかじる。 駆除をしてもいなくなることはない。

しかも、リンゴ貝には住血吸虫が寄生している。 そのため食用にと輸入されたのだが、鮮魚店他で売られているものを見たことはない。

日本のタニシよりはるかに大きいリンゴ貝を見かけると食べてみたいという気にはなるのだが・・・・。 やめておいた方がいいようだ。

さて、田んぼの様子を見てみよう。


        
          
 タダ米(ヒノヒカリ)の田んぼ                             モチ米の田んぼ


タダ米の田んぼは例年通り順調に育っている。 この調子なら9月の終わりか10月の始めに稲刈りができそうだ。

ところが、モチ米の田んぼが、おかしい。 今の段階でしっかり実がつき、穂が垂れ下がっている。 稲の長さは長くないのに。

この調子だと稲刈りは、9月上旬にしなければいけないのか? 

例年は、モチ米の穂がお盆過ぎに出て稲刈りを9月の終わりに、続けてタダ米の稲刈りをするというパターンなのだ。

なぜ、こんなことになったのか。

実は、今年から米の苗づくりを止めて、業者から苗を購入することにした。 確かに農作業は軽減された。

しかし、そうするとモチ米の苗は品種を指定できないことになってしまったのだ。 

モチ米の品種や生育状況が分からないままに田植えを行った。 

その結果、8月初旬には「え〜? モチ米はもう穂が出てしまっとるが〜!」という状況になってしまった。

今年の稲刈りは早そうだ。 猛暑日の中での稲刈りになるのか。



今日の休耕田の耕しは3枚にしておこう。 他の4枚は後日にしよう。 14:00前になってしまった。


                        
                             
使用燃料、半分弱


今日の作業、トラクターの運転だけなのに暑かった。 ご苦労様でした。

また、稲刈りでは、5軒の皆さんにはお世話になります。  よろしくお願いします。 


                              agripageへ