半日の釣り          100905




今日は朝から町内の神社掃除を行っている。 その後近所のみなさんと稲刈りの準備をしておこうということになる。

稲刈りの準備が終わったところで、釣りの話が出る。 この春のハラミチヌの話題やボートフィッシングの話。

「よし、じゃあこれから釣りに行ってみますか」ということになる。 現在11:30。 短時間の釣りになりそうだ。

さっそく、シャワー、着替えをして総勢3名でマリーナへ。 途中、フィッシングショップで一応釣り餌を購入する。

今日はサビキ釣りの予定だが、それが不発の時は購入した釣り餌が必要になる。


続いてコンビニで弁当と水分補給用のペットボトルと釣れた魚の為に氷を購入する。

マリーナ到着は13:00前。 すぐに出港する。 目指すはハチカサノ瀬。






                
             
 山陽マリーナを出港                                      鴎風亭前を通過





                    
                 シーサイドホテル前を通過                               リニューアルが進む對山舘





しばらく西に走り、鞆港の前で変針し南へ向かう。 このまま9kmほど走る。





                    
                      鞆港前                                 途中で走島から鞆港へ向かう神勢丸と出会う





途中、出会った神勢丸。 走島汽船の旅客船で広島県の福山市鞆町から走島まで7kmを30分で運航している。

◆旅客定員:230名  ◆総トン数:71トン

鞆港発 8:00 10:40 14:00 16:00 18:00

走島発 6:50 9:00 12:30 15:00 17:20

運 賃 大人550円 子供280円

走島から本土へ通勤する場合は、多くが6:50の始発を利用する。 逆に走島へ通勤する場合は多くが8:00の始発を利用し、

帰りは17:20の最終便を利用する。それに乗り遅れると走島に宿泊となる。



さて、15分ほどでハチカサノ瀬浮標に到着する。 今日も暑い。 雲は、まだ真夏の入道雲だ。





                
               
ハチカサノ瀬浮標                                   ハチカサから見る走島





13:30、サビキ仕掛けで釣りを始める。 魚群探知機には、時々大きな魚の群れが映し出されている。

「大きな」は「群れ」にかかる形容詞である。 けっして「魚」にかかるものではない。

魚群探知機では魚の大きさまでは分からない。 群れが映し出されている時にはボートの真下に群れがいるということ。

その時に仕掛けを下ろしていると、あたりがあったり釣れたりする。 

15〜20cmのアジが3〜4連で上がってくる。 その後、35〜40cmのアジとヤズが釣れる。

大アジを掛けると厳しい引きをする。 

ドラグを緩めて、しばらくアジとのやりとりを楽しみながら獲物を水面まで浮かせタモ網に入れる。

40cm級のヤズを掛けると、これまた厳しい引きをする。

ドラグを調節しながら、やりとりする。 アジよりも比較的早く水面近くまで来るが、それから激しい横走りをする。

0.8号程度のハリスを使っているのでとてもスリルがある。





                
                
横走りするヤズ                                   上がってきたヤズ





                    
         イケスには、15cmアジと40cm級アジ・ヤズが入っていく                 ハチカサから見た宇治島と積乱雲





水面まで浮いてきてもなかなかタモ網には入ってくれない。 40cm級のアジ・ヤズになると途中で逃げてしまうものも多い。 

今日は釣った数と同じくらいの数の獲物を途中でバラしている。 ハリスを切って逃げたものや激しい引きで針が変形して逃げたものもある。

今日は、ハチカサノ瀬から動かないで釣りをする。 途中、流して群れを追ってみたり、また掛けて群れを待ってみたりする。

 「流し」と「掛け」どちらが釣果が良いのだろう。 よく分からない。 16:20、当たりが一段落したところで納竿とする。






                






今日の釣果、35〜40cm級のアジ・ヤズ8匹、15〜20cm級のアジ20匹。 やっと、このハチカサノ瀬でも釣果が出るようになってきた。 

これから12月まで、また楽しませてくれることでしょう。 釣友のみなさん、またよろしくお願いします。






                          





山陽マリーナで見るマイボートは、これが最後です。 ここでは13年間お世話になりました。

9月14日にはひとまず他の場所に移動し、その後次のマリーナへ引っ越しです。





                                        今日の釣魚料理





貴重な釣果の中から、37〜40cmのヤズ2匹・アジ1匹をいただきました。





                   





さあ、どうしようか。 海の暑さでバテ気味なので料理は簡単にしよう。

ヤズ1匹を「活き造り」にして、残りのヤズ・アジの2匹はあっさりと「塩焼き」にしてみる。 まず、活き造りから。





                   





次に、塩焼きを。

魚が大きすぎてグリルに入らないので、頭の部分だけ取り除いて塩焼きにする。





                





この塩焼きは失敗。 切り身にして別の料理にした方が良かった。 そうすれば1枚の皿に収まる。 見た目もいい。

今回は、40cm級の魚をいかに料理するか課題が残った。 

さらに、このくらいの型になると釣り上げた時の「絞め」と「血抜き」が味に影響してくる。 今回はこれらをしていなかった。

そのため、味はいまいちだった。 ただ、冷たい飲み物はとっても美味でした。

「絞め」と「血抜き」について
船内のイケスに魚を入れて活かしておき、納竿する時に取り出して絞めて血抜きする方法です。
釣り上げた魚の処置で最も重要なことは絞めて血抜きすることです。
釣り上げた魚を活かしもせず、絞めもせずにクーラーに入れたままにしておくと、中で苦しがってバタバタ暴れ回ることで、
魚の筋肉に疲労物質が貯まって味が落ちるだけでなく旨み成分のイノシン酸の原料となるアデノシン3リン酸(ATP)が消費され、
死後硬直が早まってしまうので、釣り上げたらその場で絞めるか、または活かしておいて納竿後に絞める必要があるわけです。
絞めるだけではダメで同時に血抜きして、血が魚の筋肉中に入り込まないようにする必要があります。
血抜きをしておかないと、刺身が生臭くなったり、白っぽくなったりして味が落ちてしまいます。
                                                 (HP「CHASUKEの部屋にようこそ」より)



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