境ガ浜マリーナ ○
○ 山陽マリーナ

                     マイボート引っ越し    100927


今日は、マイボートの引っ越しの日。 

7月下旬に、山陽マリーナの方に、「ここはボート展示場になります」 

「長い間使っていただきましたが、もう使っていただけなくなります」と聞いてから、近くのマリーナを回ってきた。

その結果、決めたのが、「境ガ浜マリーナ」   今、住んでいるところから距離的には変わらない。

福山方面からの釣友のみなさんには少々遠くなり負担をかけることになる。

境ガ浜マリーナからボートに乗って、白石島・北木島方面は遠い。 逆に、向島・因島方面は近くなる。

笠岡沖で開拓したポイントには行きにくくなる。 田島・横島・因島・弓削島あたりでポイント探しをしなければならないのか。

今からが旬のイイダコポイント(多度津)も遠くなってしまう。


      


昨日、職場で行事が行われたため、今日は振替休日となっている。

朝、8:30から私用を済ませ、10:30から出かける。 今日の引っ越しに協力していただく隣のおじさんと車2台で出かける。

おじさんには、境ガ浜マリーナへ行って待ってもらう。 自分は福山へ向かい協力していただく釣友を乗せ、境が浜マリーナへ。

11:30、境ガ浜マリーナへ集合すると、3人が1台の車で、山陽マリーナへ向かう。 12:00過ぎ、山陽マリーナ到着。


        


早速、ボートを下ろしていただく。 山陽マリーナのクレーンを使わせていただくのは今日が最後。

98年の3月から13年間お世話になった。 海の常識・海の怖さ・その他いろんなことを教えていただいた。

場合によっては、みんなが楽しみにしている出港をとり止めにする勇気も必要だということも・・・。

香川県多度津沖でエンジンが動かなくなり曳航に来ていただいたり、四国の三崎まで行って制御不能になり帰港した時に

修理屋さんとの交渉に立ち会ってくださったり、帰港予定時刻を2時間も過ぎて大変な心配を掛けたりと、

トラブルを数えるときりがない。 今、考えるととんでもない初心者ボートオーナー(これが3艇目ではあるが)だった。 

この初心者に、よくぞつきあっていただいたと思う。 

最後の出港の前に、お礼の意味を込めて揺れる桟橋の上で簡単なセレモニーを計画していた。

スタッフの方に、ほんの気持ちだけの粗品をお渡しし、スタッフの方と記念撮影を行う。

                                    
                                                 
ありがとう 山陽マリーナ


いつものように、仙酔島と本土の間をくぐり抜け、南へ向かう。


            
        
      鴎風亭               鞆の浦 シーサイドホテルと景勝館              對山館


對山館は、経営者が変わり、11月にリニューアルオープンすると聞いている。 名称も変わるらしい。

まだ、しっかり改装中のようだ。 間に合うのかな?

15分ほど走ると、ハチカサノ瀬に着く。 今日はここで、1〜2時間竿を出してみよう。


        
           
ハチカサノ瀬浮標と宇治島                         ハチカサノ瀬から見る走島


しかし、魚探にあまり魚影が映らない。 たまに魚影が映ってもあたりがない。

カマスが少々上がっただけ。 今日は、潮がよくないようだ。 こういう日は、諦めるに限る。

1時間の釣りになった。 


            
                       
今日はだめ。 カマス(20〜25cm)3本、小アジ1匹


2:15、境ガ浜マリーナへ移動する。 田島の水道へ入るのは何年ぶりだろうか。

風向きのせいだろうか。 田島に近づくと風が強くなる。


        
           
     あぶと観音                                あぶと本館


あぶと観音の前を通過すると、すぐあぶと本館が見えてくる。

あぶと観音の岩場からは、昔よく4月5月にチヌを釣らせていただいた。 

しかし、頑張っても30cm級まで、40cm以上は釣れなかった。 

また、最近では大潮の干底でナマコやウニを拾って歩いた。 また、チャンスがあれば挑戦したい。 

あぶと本館もなつかしい思い出がある。 職場の懇親会を何度かしたことがある。 

ここの楽しみは懇親会の後、外に出てすぐに竿が出せることであった。 

しかし、大物が釣れた記憶はない。 

さて、雨が気になる。 ハチカサで釣っている時から、小雨が降っていたが、激しい雨になってきた。 


        
               
内海大橋                                   「カフェ59」


内海大橋が見えてくる。 昔、内海大橋がまだなかった頃、フェリー料金500円でよく田島・横島に夜釣りに来ていた。

土曜日の夜は田島へ行くというほど、メバル釣りにのめり込んでいた時代もあった。

今は、この内海大橋ができてフェリーの時間も気にせず行くことができるようになったが、

島の釣りポイントが荒れてしまったという声を聞くことがある。

内海大橋を抜けると右手山の中腹に「カフェ59」が見える。

「カフェ59」には、田島・横島に遊びに来たとき、よくおじゃまさせていただく。

そこで、マスターの海関係の話を聞かせてもらうと引き込まれてしまう。 

昔、ヨットで世界の海をかけていたころの話は惹かれるものがある。 堀江謙一さんのサポーターでもあったそうだ。

しばらく走ると、右手に常石造船が見えてくる。 大型船で、どのドックもいっぱいになっている。

その先に、境ガ浜マリーナが見えてくる。


        
               
(株)常石造船                                           雨中の境ガ浜マリーナ


マリーナへ連絡し、入港の許可をとる。 近づくと、接岸ポイントにスタッフの方が待ってくれている。

早速、マイボートをつり上げてもらう。 スタッフの方に船の管理方法について説明していただく。

マリーナによって船の管理・整備の方法や道具が違うものだ。 船体の洗浄は、スタッフの方がやってくれる。

エンジンの中の清水による洗浄は、ホースを繋いで自分でやる。 細かい違いがいくつかある。

また、分からないところは、その時々、尋ねていこう。 スタッフのみなさん、よろしくお願いします。


        
          境ガ浜マリーナの海上保管艇                                  今後の大漁と航海の安全を祈念して・・・

境ガ浜マリーナには海上保管艇もたくさん繋留されている。 大型ヨットが多い。 燃料のことを考えるとヨットも魅力がある。

最後に、新しいマリーナからの航海の安全と大漁を祈念して、マイボートにシャンパンを・・・と計画していたが、

今朝、出かけるときにシャンパンがなかった。 そこで、赤ワインを手にして出かけた。 

「同じワインなら白の方がよかったね」 「いや、めでたい時は赤よ」などと周りから。

新規マリーナでも、安全で楽しい海のレジャーができますようにと、ワインを船に振りかける。

マイボートの引っ越しは終わった。

今日、手伝っていただいた方々と、車1台で鞆の浦の山陽マリーナまで移動し、それぞれの帰路につく。

みなさん、ありがとうございました。 

釣友のみなさん、これからは集合場所が境ガ浜マリーナになります。 よろしくお願いします。


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