101003
今年、モチ米の稲刈りはとても早かった。 今年から稲の苗を業者から仕入れて植え付けを行った。
タダ米は品種をヒノヒカリと指定できたが、モチ米は品種を指定することができなかった。
どのようなモチ米か、分からないまま田植えを行った。 すると8月初めには、もう穂が出ていた。
そして、9月10日(金)、炎天下の中でお年寄りのみなさんにモチ米の稲刈りをしていただいた。
そして、タダ米(ヒノヒカリ)は昨日10月2日(土)から稲刈りが始まったが、本職の仕事で職場へ出たため失礼した。
今日3日(日)は、稲刈りに参加する。
今日は、コンバインを2台使用し刈り取りを進める。 田んぼの入り口はコンバインが入れるように手で刈り取っておく。
また、周辺部もコンバインで刈り残りがないように、あらかじめ手で刈り取っておく。
コンバインが田んぼの入り口に戻ってくるたびに収穫した米が入った袋をトラックに積み込む。
それぞれの仕事を分担して行う。
トラックに積み込んだ米袋は、乾燥機まで運び、並べる。 今、乾燥機の中には昨日刈り取った米が乾燥している。
含水率が15%程度になり乾燥が終わった米は、トウスを通して新米になる。
稲刈りは順調に進む。 午前中の作業を終わり、休憩。
午後1時過ぎ、田んぼに向かう。 その頃、激しい雨が降り始める。 これでは、稲刈りはできない。
雨に濡れた稲穂 コンバインにシートを被せる
濡れた稲を刈り取ると稲の抵抗が大きくなりドラムに巻き付いたりして、コンバインの故障の原因となる。
乾燥機の中の米が乾燥するまで、しばしフリータイムとなる。
数日前、新聞チラシで見かけた「浅野味噌の蔵祭り」に行ってみよう。
みそ蔵の見学と500円で「フリーズドライみそ汁」のつかみ取り、6個の収穫。
自分が子どもの頃、味噌は我が家で造って食べるものだった。 祖母が味噌造りの担当だった。
当時の味噌の味は、よく憶えていないが、塩辛さが引き立っていたように思う。
子どもには、味噌のうまさがどうのこうのというところまでは、よく分からなかった。
それぞれの家庭で味噌の味は少しずつ違っていたのだろう。
2時間後、帰宅して、しばらくすると作業小屋に動員がかかる。 乾燥機の中の米が乾燥したらしい。
まず、乾燥機の中の米を天井倉庫に上げる。 これは乾燥機が勝手に30分ほどで倉庫まで繰り上げてくれる。
それからが力仕事になる。 乾燥機の横で待機している米袋数十袋を乾燥機の中に搬入する。
20〜30分後、搬入終わり。 乾燥機の「乾燥」スイッチを入れる。 しばらくすると搬入したばかりの米の含水率が表示される。
含水率27、5%もある。 1%下げるのに要する時間は約1、5時間。 15%まで下げるのに要する時間は約18時間。
明日の午後に乾燥が終わる予定だ。
さて、トウス(米の籾殻をとりのぞく)作業に入る。 天井倉庫から籾付きの米がトウスの中に入る。
トウスから出てきた玄米が米選機の中に入る。 小米は米選機から下に落ちる。
米選機から新米が、どんどんはき出されてくる。 流れ作業で、新米の入った袋はトラックに積み込まれ各家に運ばれていく。
今日の農作業は、午後7時に終了した。
これらの行程がこれから1週間ほど続く。 晴天が続けば1週間ほどで、稲刈りが終わるが、雨が降ると長くなる。
何とか早く終わってほしい。 今年のできはどうだろうか。
5軒の皆さま、今シーズンも大変お世話になります。
珍しい白い彼岸花 | 彼岸花の群生、満開 | 季節はずれのツツジ |