101023
午前中、本職の仕事を終えて、いつもの食事処で昼食を摂る。 その後、カフェで道草。
15:00、帰宅後、雑草が気になっている休耕田の除草作業にかかる。
軽油のドラム缶に大型の手動ポンプを差し込み、トラクターに給油する。
左上が燃料計の目盛り
このトラクターの燃料タンクは意外と小さい。 20L入らないのではなかろうか。
燃料を満タンにして休耕田へ向かう。
雑草が成長している 周辺部の雑草を内側へ倒していく
雑草が長くなっている。 もう少し作業が遅れたら、トラクターでも除草できなくなっていたかもしれない。
いつものように周辺部の雑草を内側へ倒して、トラクターのロータリーへ掛かりやすくする。
トラクターの速度は低速で、ロータリーの回転は高めにしてじっくりと耕しながら除草を始める。
2回通り耕すと、なんとか除草をすることができた。
また、四隅の土が高くなっていた部分はロータリーを逆転させながら土を低い部分へ移動させていく。
後は、刈り取られた雑草が自然の腐葉土になり、腐葉土の有機物は細菌により無機物に変わり栄養分になる。
しかし、休耕田の有効利用はできないものか。
他に仕事を持っていると、田植え・管理・稲刈りをする労働力がない。
すべての田んぼの、ほんの一部しか田植えができない。 田植えをしていない多くの休耕田では、1年中、雑草との戦いになる。
毎年、10枚の休耕田の除草作業に追われることになる。 夏場は、1ヶ月弱の間隔で除草作業をしなければならない。
さらにこの休耕田10枚についても、税金は支払いをしなければならない。
休耕田10枚のうち7枚については、近所のみなさんに手伝ってもらいながら曲がりなりにも除草などの管理をしている。
他の休耕田3枚については、とても手が回らない。 雑草などの管理をしてもらいながら自由に作物を栽培してもらっている。
収穫期になると休耕田を利用してもらっている方から珍しい果物や野菜をいただくことがある。
管理できない休耕田を、農業が趣味の方に利用していただいている。 これもひとつの方法かなと思う。
田植えをしている4枚の田んぼについても税金はもちろん、トラクター・コンバイン・乾燥機などの高額の農業機械にも、ものいりだ。
米は買って食べた方が、はるかに安価で時間的余裕も、ぐ〜んと増える。
田畑・山林を、受け継いで管理していくということは本当に難しい。 悩みは尽きない。
と、気がついてみれば、農作業のページでなく、いつの間にか愚痴のページになっている。
さて、2枚目の休耕田に向かう。
周辺部から始める。 雑草が短いのでトラクターの速度を上げて耕していく。
やはり、雑草が短い間に除草すると作業時間も短縮できる。
続いて3枚目の作業に入る。 この田んぼは小さいのでトラクターのターンに気を遣う。
雑草が長めなのでトラクターの速度を落としてゆっくり除草する。
17:00、今日の除草作業を終了する。 2時間かけて3枚の休耕田の除草を行った。
あと4枚の休耕田の雑草が気になるのだが、来週除草してもいいものかどうか。
というのは、近所で木曽馬を飼育されている方が、飼料として雑草を利用されることがある。
馬の飼料として残しておく田んぼを確認して、後はすべて除草することにしよう。
今日は、ご苦労様でした。