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C
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@B
○ 境が浜マリーナ

                       キス試釣   110503


今日は、夕方来客がある。 

朝6:00。 旬のタケノコを食べてもらおうと早朝から竹藪に入り収穫する。 

毎年、4月中旬に竹藪の除草をする時にはタケノコが出ていることもある。 

しかし、今年は除草後ばらく経ってもタケノコは出てこなかった。 4月下旬になってやっと出始めた。

今年は時季も遅れたが、量も少ない。 例年の半分もない。 

収穫したタケノコのアクをとるため、屋外の大鍋にタケノコと米ぬかを入れ薪に火を付ける。



                         



さて、今日は4ヶ月ぶりのボートフィッシングの日だ。 釣友とキス調査のため出港する。 

7:30、となりのおじさんと車に同乗し、境が浜マリーナへ向かう。

毎度のことながら、出航前は大漁の予感。 ウキウキ気分で餌(砂虫)と仕掛け少々を購入しマリーナへ。

マリーナでは、釣友一人が待っている。 今日は、3人での釣行になる。



                 



出航前にボートの燃料が気になる。 たしか前回給油をしていなかったのを思い出した。

出航前に給油をしてもらう。 燃料計では半分以上はあるが出港するときは満タンにしておかないと安心できない。

海では、できるだけトラブルが無いように対応しておきたい。  ちょうど、100g給油すると満タンになった。

クレーンで海上に下ろしてもらう。



                    



いよいよ、出港する。



       
         
この日の行程:境が浜マリーナ → @ → A → B → C → D → E → 境が浜マリーナ



今日はキス調査が目的だが、まずハチカサノ瀬@に行ってアジ・ヤズの様子を伺うことにする。



        
                                                  
仙酔島


昨日からの黄砂の影響で海上は霞んでいる。 ポイントから見る仙酔島や走島も霞んでいる。

ハチカサノ瀬に行ってみると、ボートが1つ先客として頑張っている。 仕掛けを見ると根の物を狙っているようだ。

ホゴメバルを上げているのを見かける。 が、よく釣れている様子ではない。 アジ・ヤズの仕掛けではないようだ。

魚群探知機の画像を見ると、小魚の群れが時々映っている。 そこへ仕掛けを投入しても乗ってこない。

ごく小さな魚の群れであろう。 しばらくサビキ仕掛けで挑戦するが針に乗ってこない。 

このポイントは諦めて、次の大飛島北側へ移動する。

走島と宇治島の間を東へ移動する。 この時季、海上のノリヒビは、かなり少なくなっていて走りやすい。



                    
                                 
宇治島


走島南海域から宇治島を見る。 ノリヒビや定置網は、ない。 

やがて、県境を越えて笠岡市に入る。 飛島が見えてくる。 

昨年、キスの良型が釣れた大飛島の北側Aポイントで船を止める。

水深15m〜20mを釣ってみることにする。 まずは、アンカーを掛けないで流してみる。 おとなしい当たりがある。

餌をつついているようだが、針に乗りにくい。 しかし、釣れる物はすべて良型だ。 シーズン初めらしいキスが釣れる。



        
            大飛島北側から大飛島を見る                     大飛島北側ポイントから見た大飛島


渋い当たりだが、ぼちぼち釣れることを確認し、ポイントにアンカーを掛ける。

しばらく、良型のキスを狙ってこのポイントで頑張ってみる。 しかし、時間が経過すると、当たりが少なくなり釣果が悪くなる。

潮が悪くなったのか、魚がすれてきたのか、釣れなくなる。

次のポイントへ移動することにする。 午後は、帰港しやすいようにマリーナへ近づくような順番でポイントを攻めてみよう。

ちょうど帰路の途中にあたるハチカサノ瀬Bに、もう一度寄ってみよう。 潮の状況が変わり釣果があるかもしれない。



        



本日2度目のハチカサノ瀬に。 魚群探知機で見ると小魚の群れが映っている。 サビキ仕掛けを投入しても針に乗らない。

午前中と同じ状況になる。 釣れなくても、サビキ仕掛けを投入したり上げたりしていると数本の針に小さなイカナゴがかかっている。

魚影が映っているのに、何も釣れないという不思議な状況の謎が解けた。

魚探に映っている魚影は小さなイカナゴの群れだった。 これでは、針にかかるはずはない。

ここを諦め、田島へ向かう。

次に、試してみるポイントは、田島の西側にある南欧風別荘分譲地のすぐ前Cあたり。



                     



このポイントは、シーズンはじめに限らず、夏場でもキスが釣りやすいポイントだ。

他にもボートが2〜3艇でている。 初心者からベテランまでいろんな人が釣りをしているようだ。

ここは、仕掛けを投入すると、すぐ当たりがある。 フグ、ヌメコチ、トラハゼ、キス等いろんな魚がつついているようだ。

キスの型は小さい、真夏のようなキスだ。 キスだけをキープする。

小雨が降り、風がある。 寒い。  ついキャビンの中にいる時間が長くなる。  

当たりが無くなってきたところで、近くの横島地蔵鼻D沖ポイントへ移動する。



                     
                                 
横島地蔵鼻


このポイントは、カワハギ・グチ・カレイなどが釣れるが、それぞれのポイントが微妙に違っていてアンカーを掛けるのが難しい。

「この辺りだろう」とアンカーを掛けて釣り始めたが、どうも違うらしい。 しばらく粘ってみるが、まったく釣れない。

ここを諦め、今日最後のポイント。  箱崎漁港西側磯Eポイントへ。

スタッフの一人が以前、キスシーズン始めに、ここで良型キスを多数釣ったことがあるらしい。



                          
                             
ポイントから箱崎漁港西側磯を見る                                 


ポイントにアンカーを掛けて、キスを狙う。 しばらくやってみるが、当たりがない。

磯では、餌木を付けてアオリイカ狙いの釣り人が2人、頑張っている。 アオリイカを釣り上げた場面を見ることはできない。

4時前になってしまった。 釣果はないが、タイムアウト。 



まだ、水温が低い。  20℃近くにならないとキスの活性は上がらない。 

今日も、キスが餌をつついているのは分かるのだが、なかなか口の中に入れてくれない。

次回の釣りでは、水温も上がりキスも活性化していることでしょう。



        



マリーナに着くと、さっそくクレーンで吊り上げる。 陸上に上がるとすぐにスタッフの方に船体の洗浄をしていただく。

最後にエンジンの中を真水で洗浄し、キャビン内の掃除後、所定の場所に落ち着く。



                    



今日の釣果は、キス17匹、フグ2匹。 釣果の一部をいただいて帰る。



             



いただいた魚は、塩焼きにしよう。  鱗・内臓・えらを取り除き、きれいに水洗いする。



             



次に塩をまぶす。 各ひれにも塩をつける。  そして、じっくりと焼く。



        



朝収穫したタケノコの煮物とキスの塩焼きも、お客さんのもてなし料理に参加し喜ばれています。

冷たい飲み物も進みます。

次回こそは、大漁を!

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