110515
田植えが近づいている。
昨年の稲刈りが終わって、半年以上使われていない水路の整備をして田んぼの代掻き・田植えに備えなければならない。
今日は、地域で溜め池から田んぼまでの水路の整備作業が行われる。 朝8:00、溜め池に集合となっている。
10分前、溜め池に行ってみると、何人かがすでに作業の準備をされている。
早くから作業の準備をされている 今年も溜め池は満水
今日は、この溜め池を利用する方、約20名が水路の整備作業をすることになっている。
8:00、池の世話方の挨拶に始まり、それぞれが人数バランスを見ながら散らばっていく。
まず、池の堰堤の除草作業をする。 外側と内側両方の除草作業をする。
堰堤外側 堰堤内側
堰堤の外側では、4〜5人が下から斜めに並び、草刈り機の危険がないよう間隔をとりながら除草作業をすすめていく。
堰堤の内側では、数人が除草作業やゴミ集めをしていく。
堰堤での作業が終わると、水路沿いに下りながら整備作業をしていく。
水路が土砂でふさがれている部分を修理する
水路が流れにくい部分は、土砂を除いて、流れやすい水路にする。
また、雑草が覆って、どこにあるのか分からなくなっている水路も、雑草を取り除き水が流れるように整備する。
まず、水路の周りの雑草を取り除く
次に、水路の中のゴミなども取り除く
水路の整備作業をしていると、様々な生き物と遭遇する。
隠れているつもりです、ハイ
突然、多くの人間がやってきて住処の周りを荒らされ、水路の隙間に身を隠すサワガニくん。
のんびりと休日を過ごしていた甲羅の長さ25cmの亀くんも、突然おじさんたちに揺り動かされてビックリ。
頭も手足も甲羅の中に隠してしまう。
石に変身しているつもりです、ハイ
しばらくすると、そっと頭を出し、周りの様子を見る。
大丈夫かな?
やがて手足を出し、「今だ!」とばかり水路へ突進する。
「逃げろ!逃げろ!」と、水路へダイビング
ダイビングと同時に、「ゴン!」と大きな音が・・・。
亀くんの運命は、いかに?
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水路の中をのぞいてみると、亀くんはお腹を上に向けて、もがいています。
すぐに、亀くんをひっくり返してお腹を下側にしてやると、またまた頭手足を隠してしまいます。
その後、亀くんはどうしたかわかりません。
カエルくんも慌てて逃げています。
あれ? 隠れるところがないぞ
溜め池から水路まで、整備作業が終了しました。
今年、作業後の打ち合わせでは、田植えを止められる方の報告はありませんでした。
近年、数名の方が田植えを止められました。 その都度、考えさせられることもありますが、なんとか続けてみようと思います。
今日の整備作業が終わると、いつでも溜め池から水を使用することができます。
今年の田植えは、5月28日(土)頃から始まるのではないでしょうか。
ということは水を入れて代掻きをするのが、その2〜3日前ということになります。
みなさん、ご苦労様でした。
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