バラが満開   110522


府中市元町のヒロ・ローズガーデンでバラが満開の時季を迎えている。

福山ばら会の副会長を務める府中市元町の主婦北川洋子さんが、「ヒロ・ローズガーデン」と名付けた裏庭で育てている。

植えたバラは約350種、700本余。 ピンクや白、黄などの鮮やかな花が咲き誇っている。

ミニバラの盆栽150鉢もある。 今年は香りの強い品種を集めたコーナーも新たに設けている。

今年14年目の庭園解放になる。 今月13日から31日まで無料で庭園を開放している。

北川さんは「バラの色と姿、香りに癒されてほしい」と話している。 「中国新聞より」



                        
                        
カラフルなバラを楽しむ訪問客「中国新聞より」



午前10時〜午後5時まで見学できるそうだ。 午後3時過ぎ出かけてみる。

府中市商工会議所の駐車場に車を止めさせていただく。 徒歩2分。



        



ヒロ・ローズガーデンの門をくぐると、北川さんのご主人に、

「いらっしゃいませ、お名前を記入してください」と迎えていただく。 記帳用ノートに名前を記入する。

このご主人は多趣味な人で、30年近く昔、府中市で「産業音楽祭」なるものを主催していた。

当時、地域の仲間とギター合奏をしていた自分たちを招待していただいた記憶がよみがえる。

その時、演奏したのがビヴァルディの「OP3−6」1楽章だった。 

そこで審査委員長として聴いていたキダタローさんに、的を射たまじめな批評をしていただき、

「この方、キダタローさんはバロック音楽にも造詣が深いんだなあ」と感心したものだった。

そのころ、キダタローさんといえばお笑いのおじさんというイメージしか持っていなかった自分が恥ずかしい。

ということで、このご主人は音楽も好きでいろんなコンサートも企画している。

最近では「キタガワアザレアコンサート」で、クラシック音楽を身近なものにしようと活躍されている。



さて、今年もたくさんのバラが満開を迎えている。 

所々には、テーブルとイスがあり、ティータイムも楽しむことができる。



        



ユニークなバラもたくさんある。





        





        





        





一口に ”バラ” と言ってもいろんなバラがある。 年々種類が増えているような気がする。 

バラの楽しみ方とは、何なんだろうか。 

綺麗なバラを観て楽しむ他に、自分で品種改良をして新しいバラを創り出すことも楽しみのひとつなのだろうか。

また、一昔前は花瓶に活ける以外では「ドライフラワー」という楽しみ方を耳にしていたが、

最近は「フラワーアレンジ」、「プリザーブドフラワー」、「香りを楽しむ」、「バラの盆栽」等々、いろんな楽しみ方があるらしい。

「バラ」は、そのどれにもよく利用されている。 「バラ」も極めると奥が深いようだ。



ヒロ・ローズガーデンを出ると、体がティータイムを要求する。

またまた、「恋しき」内のカフェ「すいれん」に向かう。



        




             




またまた、ワッフルセットを注文してしまった。 コーヒーはマンデリンで。

コーヒーに、こだわりはないが以前、マンデリンに凝っていたことを思い出しマンデリンを注文する。

同じマンデリンでも、若かりし頃、感じた味と現在では味がまったく違うように感じるのはなぜだろうか? 等々。

「恋しき」の庭園を観ながらのんびりする。

カフェ「すいれん」を出て、庭園を歩いてみる。




        





             
                        
庭園を歩いていると、この案内板を見つける




「水墨画 色紙展 加茂一三」をやっている。 会場は、庭園の中にある「菊の間」。

加茂一三先生の作品展らしい。 自分が中学生時代お世話になった美術の先生のご主人である。

この方、加茂一三先生も多趣味の人生を歩まれている。 

ピアノは本職だが、昔からカメラが趣味で、いまだにフィルムカメラを使用されている。

さらに、今日ここで目にした案内には「水墨画 色紙展」とある。 また趣味が広がっている。

老後の生き方として、うらやましい限りだ。 健康を保ちながら趣味を通じて社会と関わっていくのもいいことだ。

できれば今後、自分も趣味を通じて社会に還元していきたいと思う。



今日は、「ヒロ・ローズガーデン」と「恋しき」で昔関わりのあった人と偶然出会うことで、趣味について考えることができた。


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