プラムの収穫    110723



先日7月17日,休耕田の除草作業の途中,我が家の果樹園の横を通った。 

その時,赤く実っているプラムが目に入った。

果樹園の作物には剪定や施肥などの手入れはほとんどしていない。 プラムの木も成長し放題。 ずいぶん高くなっている。

高い位置に着いているプラムの実は収穫することはできない。 ほとんどがカラスの餌になるのだろう。

トラクターを停めて2〜3個収穫し味わってみた。 かぶりつく。 「おっ, うまい。 甘い」 これはとっても甘みの強いプラムだった。

手に付いた果汁は粘り感があった。 うまかった。 

今回なんとか収穫してみようと思った。

しかし、その翌日18日から台風16号がやってきて、プラムの木は丸2日間揺さぶられていた。

多くの実が落ちてしまっているだろう。
 

しかし、もし残っている実があれば収穫しようと果樹園に行ってみる。



       



予想通りほとんどの実が落ちている。 しかし、よく見るといくつか残っている。



                    



わずかしかないが収穫してみよう。 プラムの木の下に入る。 2mの剪定ばさみを使い、ひとつずつ収穫する。

収穫していると残っている実はけっこうあることが分かる。  10個ほどしかないと思っていた実は100個近くあるではないか。

40分ほどで収穫を終わる。



                    



この果樹園にある「フェイジョア」や「ゆこう」も気になる。 フェイジョアは小さな実を付けている。

昨年は猛暑の影響で良い実がつかなかった。 今年はどうだろうか。 このまま成長してくれるといいが・・。



        



次に「ゆこう」を見てみる。 かわいい実が1cmほどに成長している。 たのしみだ。 

秋の味覚に「ゆこう」の果汁を振りかけて味わってみよう。(ゆこうの写真は撮り忘れ)

果樹園の雑草も気になる。 

ここは、除草作業をする時間がないからと今回は「シルバー人材派遣センター」に除草作業をお願いしている。

25日には来ていただけることになっているが、少しだけ除草作業をしておこう。



               before                              after
        



果樹園の4分の1ほど除草作業をする。

果樹園から草刈り機背負い籠に入れたプラムを持ち帰る。 近所の田んぼの順調に成長している稲を見ながら自宅へ。

また、田んぼの中にはリンゴ貝(ジャンボタニシ)がたくさんいる。

リンゴ貝はいつまで経ってもはびこるものだ。 70年代に食用になると日本に輸入されて以来、日本の稲を荒らしてきた。

食用として味わったことはないが、あまりうまいものではないらしい。



        



稲などの茎をかじるので被害が出る。 水路や溝に赤いタマゴを大量に産み付ける。

さて、持ち帰ったプラムを仕分ける。 食べ頃のものとそうでないもの。

食べ頃のものは、全体が赤黒くなりやや柔らかくなる。



        



食べ頃のものは、近所のみなさんに配ったり、今夜の花火大会で鑑賞されている方々に味わってもらう。

残ったものは、しばらく涼しいところで保管しておく。  食べ頃になったら味わってみよう。



                    



台風でほとんど落とされていると思っていたが収穫してみると100個近くあった。 

台風で8割くらいが落とされたのではないだろうか。

台風の前に収穫しておけば・・。

それと、シーズンオフに木の剪定を行い収穫しやすい木にしておこう。


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