○ 横山海岸西波止前
○ ハチカサノ瀬
○ 境が浜マリーナ

                  

                         久しぶりの釣り      110810




5月以来、久しぶりのボートフィッシングだ。 釣り友と、9:00にマリーナで待ち合わせをする。

9時に境が浜マリーナに着くと釣り友は、すでに来ている。

今日は、マイボートで気になることが3つある。 

ひとつは、ボートの中のビルジウォーター。 今年1月に抜いて以来抜いていない。

5月に船艇の洗浄をした水や梅雨の間の雨水が、かなり溜まっているはずだ。

ビルジキャップを開けると、スーっとビルジが出始める。 しばらく待っても無くならない。

10分くらい出続け、やっと無くなった。 浴槽何倍分かのビルジが溜まっていたようだ。

二つめは、マイボートの燃料。 前回給油しないで出港しているので、残量が半分近くになっているはずだ。

車だったらドライブ中に燃料切れになってもなんとか給油できるが、海上ではそういうわけにはいかない。

念のために給油してもらう。 基本は、出港時にはいつも満タンにする。 給油すると、81g入った。 

三つ目は、飲料用・料理用の真水。 これは、前回の残りが少しあるだけだが、今日は給水しない。

毎回、釣りスタッフは各自飲み物を持参している。



        



すべて、準備が終わるとスタッフが乗り込み、出発する。 マリーナへ3時過ぎに帰港することを伝える。

今日のスタッフは船長を含め2名。



        



今日は、まずハチカサノ瀬を目指す。 ヤズを狙ってみたい。 田島の北側を東方向へ進む。

内海大橋の下をすり抜け阿伏兎観音の横を通過し、南東へ走る。



      



ハチカサノ瀬に着く。 他の船は全くいない。 魚探には時々魚影が映っている。 大漁を期待しながら竿を出す。 

今日も、サビキ仕掛けを使用する。 竿の長さからすると5本針仕掛けが適している。

今日のサビキは、ハリス0.6号、針は5号と、大物が掛かったときのハリス切れの不安よりも針に掛かる確率を重視したものにする。



        
                ハチカサノ瀬浮標                                       ハチカサノ瀬から見る宇治島



今日の潮でこの辺りのハチカサノ瀬まわりの水深は26m。 ハチカサノ瀬まわりにも時に魚影が映る。

ボートの位置は、ハチカサノ瀬の頂上(今日の潮で水深約18m)よりも斜面(水深約22m)に位置するようにアンカーを掛ける。

今日は、魚探にいつも魚影が映っているわけではない。 しかし、魚影がある時には必ずあたりがあり、なにかしら針に乗っている。

15cmほどのアジがぽつぽつ上がり始める。 20cmほどのアジもいくらか混じる。

強い引きで楽しませてくれる20cmほどの鯛も上がってくる。 しかし、本命のヤズや40cmのアジは上がらない。

しばらくすると、強い引きがあり、なかなか浮いてこないあたりがある。 横走りはしない。 横走りをするとヤズなのだが・・・。

0.6号のハリスに不安を感じながらやりとりする。 ハリスにできるだけ負荷を掛けたくないのでドラグの調節をする。

なかなか浮いてこない。 鈍い引きをしながら少しずつ浮いてくる。 赤い色が見えてくる。 

スタッフから「鯛じゃ〜」の声が出る。 しかし、上がってきたのは、40cm級のアコウだ。



              



ハチカサノ瀬でしばらく粘り、アジ・メバル・20cmほどの鯛などを追加し昼食にする。



                         



冷た〜い山かけそばと、0%○○○と、おつまみ各種。 今日も暑い。 

海上は水の上なのだからもっと涼しくてもいいのだが、暑い。冷たい飲み物も進む。

ハチカサノ瀬は、このくらいで諦める。 40cmアジとヤズは、また次回に期待する。

次に、横山海岸西波止前を目指して移動する。



        
                横山海岸                                            横山海岸西波止



今日、横山海岸に海水浴に来ている人は、ほとんどいない。

波止沖にアンカーを掛け、天秤仕掛けに砂虫を付けて投げてみる。 ここはピンポイントであたりがある。

どこでもあたりがあるわけではない。 根掛かりするようなところでキスらしいあたりがある。

数匹のキスが上がってくる。




        
                百貫島                                                 弓削島



ポツリポツリとキスが上がる。 たまにしか釣れない。 まわりの島を観察。

南を見ると、すぐそこに百貫島、西を見ると弓削島が見える。



                     



すぐ近くを、モーターボートが通り過ぎて行く。 今日は暑いので、早めに帰港することにしよう。

3時過ぎ、納竿とする。 ご苦労様でした。

横島の西をまわり、百島の西をまわりマリーナへ帰港する。



        



今日も無事帰港することができました。 クレーンの下へボートを着ける。 

マリーナのスタッフに上架してもらう。 と、すぐに真水での洗浄が始まる。

今頃、気づくのもおかしいが、マリーナの2階部分には、グリーンカーテンがあるのだ。

中央部分は昼顔が張り付いている。 左側部分には、なんとゴーヤが茂っている。 実も付いている。



        



部屋の中は涼しく、エアコンの省エネになるらしい。 さて、所定の位置へ移動したマイボートの整備をする。



        



船尾にタラップをかけ、船内の掃除と洗浄をする。 エンジン内部の洗浄をする。

ボートエンジンは、冷却水として海水をエンジン内部に流して冷却している。 この海水を洗い流さなければならない。

真水を通しながら、しばらくエンジンを動かす。 以上で整備が終了。


今日の釣果、本命はなかった。



        



20cmあまりの鯛、メバル、キスなど。 しかし、アコウは満足できるものだった。

次回は、40cmのヤズ、アジを狙ってみたい。



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