110904
今日,9月4日(日)は町内会の行事「八社の祭り」がある。 そのため,午前中に社(やしろ)の大掃除が行われる。
3年前までは親が「八社の祭り」に参加してくれていたが,今はそれをあてにできなくなった。
今日は,自分の職場の親睦行事もあるが失礼させてもらって,自分が町内会行事に参加する。
この「八社の祭り」とは,我が地域内にある八つの小さな社(やしろ)の神祭りを,まとめて一か所でやってしまおうというものだ。
ただ,その小さな社八か所の大掃除はそれぞれ近所の氏子たちで分担してやろうということになっている。
午前中は,担当している小さな社の大掃除をする。
草刈り機とサライを準備する。 草刈り機には燃料タンクに半分ほど給油する。
半分だけ給油する 草刈り機とサライを持っていく
8時に,担当している「井料妙見神社」に集合することになっている。 お年寄りのみなさんは集合が早い。
20分前に行くと,そろそろみなさんが集まっている。 しばらく,草刈り機のしくみについての話で盛り上がる。
マイ草刈り機のように「金属製円盤型の刃」と,最近流行している「ひも状の刃」との長所・短所について。
どちらも一長一短があるようだが今日のように小さな雑草を切断する場合には「ひも状の刃」が適しているようだ。
さて,清掃作業が始まる。
社の周辺の除草作業,社の中の拭き掃除,屋根のはき掃除,参道の除草等々それぞれが分担して進める。
作業中,ちょっとしたアクシデントが・・・・。
草刈り機で切り倒した雑草をサライで寄せていると右手首あたりが,チクチクとして何かしらブ〜ンという小さな音も聞こえる。
やっと,自分の置かれている状況がわかった。 スズメバチ(かな?アシナガバチではない)に囲まれている。
とっさに逃げ出すが,手首を3か所刺されてしまう。
作業をしていた場所にハチの巣があり,ハチを驚かせてしまったようだ。
その場を離れて、先ほどの場所を見ると黒い煙に見えるほど多数のハチが巣から出て飛び回っている。
すぐに刺された右手首に噛みつき毒を吸い出すイメージで吸ってみる。 はたしてそんなことをして効果があるのか分からない。
いや〜,ハチに刺されたのが自分でよかった。 自分はハチに刺されてもダメージはあまりないほうだ。
今回も刺された右手首が,やや脹れた程度で,気分が悪くなったりなど体調の変化はない。
今日のメンバーの中には過去にハチに刺されて意識がなくなりかけて病院に運ばれた人もいる。
もしその人が刺されていたら・・と思うとぞっとする。 みなさんが,何度も「大丈夫か?」と声をかけてくれる。
みなさん,心配かけました。 草むらや山に入る時はハチに要注意です。
1時間弱で「井料妙見神社」での作業終了。 境内にある杉やヒノキの話題になる。
これらの杉やヒノキは,40年ほど前,三反池のそばにあった杉やヒノキの苗木を移植したそうだ。
ずいぶん成長したものだ。 みなさん,杉とヒノキの見分けができますか? 木の表面を見たのでは分かりません。
葉を見るとよく分かります。 樹皮で見分けられる人はすごい!
思い出した。 昨年,「参道に枝でアーチを作ろう」と,参道の上に天然の枝をアーチ状に形づくったことを思い出した。
今年,その枝はどうなっているだろうか。 キョロキョロしてみる。
上の写真,右の木中ほどから左に出ている枝は金属で固定されている。 まだ,アーチには見えない。
アーチに見えるには,まだまだ年数がかかりそうだ。
清掃作業が終わり,みんなで記念写真を撮る。
山を下りて次の社へ移動する。
次は,「艮(うしとら)神社」の大掃除だ。 移動した人から作業を始めている。
「艮神社」 大木の根元にある神様
参道から社周りの除草,屋根の掃除,中の拭き掃除,隣の大木にある神様の掃除などなどそれぞれが分担して進める。
ゴミや雑草は集めて焼却する。
すべての掃除が終わると冷たい飲み物とお菓子で反省会が始まる。
今年も無事に八社の大掃除を終えることができました。 みなさんご苦労様でした。
午後からは,いよいよ「八社のお祭り」です。 よろしくお願いします。
大掃除で見かけたもの。
@ 名前の分からないキノコ
手で押してやると胞子が煙のように飛び出る。
A アシナガバチ
B ハグロトンボ
C クロアゲハ