○←境ガ浜マリーナ
 走島

   宇治島
           六島
                                    
                               多度津港 
              三崎                                                            



                             イイダコ・ヤズ   狙いに      110925



今日は、多度津でイイダコ、ハチカサでヤズを狙うつもりで
隣のおじさんと,8:00に出発する。

途中,釣り道具屋で餌の砂虫とイイダコの仕掛けを購入。 コンビニで弁当と飲み物を購入する。

8:50,境ガ浜マリーナへ到着。 他のスタッフ2人も同時に到着する。 今日は船長含め4名の釣行になる。

先日,台風の後ボートの様子を見に来た。 キャビン内部に雨水が浸水していた。 

キャビン前部の天窓のパッキンが劣化しているようだったので修理を依頼している。 

また,船底にいくらかビルジが溜まっていたので栓を開けていた。 

今日は,まずビルジ栓を閉める。 ボートを下架して燃料補給をする。 60g入る。






                






ボートの準備が終わりスタッフの荷物を積み込む。 いよいよ出港。 境ガ浜マリーナを後にする。

スタッフの気持ちは,この時が一番盛り上がる。 イイダコとヤズ・大アジに期待がかかる。






           






まず、多度津港前に行って、イイダコを狙う。

境ガ浜マリーナを出て百島と横島の間を西へ移動し,横島の西を南下する。  当木島を右に見ながら燧灘へ出る。

針路を東へとり30ノットで走る。 やがて宇治島の南を通過する。 そこでスタッフの一人が「六島は,どれ?」と聞く。

自分が「六島は,あの島よ」と前方の三角おにぎりのように見える島を指さして答える。

するとそのスタッフは「ほう,じゃああの六島の向こうで,いろは丸と紀州の帆船がぶつかったんじゃ。」といろは丸の説明を始める。

さらに,「いろは丸は,そこから曳航されていて宇治島と六島の間で沈没したんじゃ」と『福山知っとる検定』の勉強の成果を披露する。

やがて六島の南を通過する。 今,六島はアオリイカが釣れているらしい。 チャンスがあれば今日帰りにアオリを狙ってみたい。

右を見ると三崎が見える。 三崎には驚くほどの釣り船が密集している。 何が釣れているんだろう?

鯛かな? タチウオかな? 今日は三崎で竿を出すつもりはないが気にはなる。

ほぼ正面に高見島が大きく見える。 スタッフの一人が「以前この高見島の近くで保安庁のヘリコプターが海に墜落したよなあ」と。

そういえばそういうことがあった。 高見島と佐柳島の間だったかな? 高見島が近づいてくる。

やがて多度津港のクレーン群が見えてくる。 そして讃岐富士も見える。







                






不思議なことに,イイダコ釣りの船が全く見えない。 いや,たったの3艇見える。 このイイダコシーズンにどうしたことだろう。

例年なら数百艇の船が集まっているはずなのに・・・。
 だが,近づいてみると釣り船はたくさん集まっている。 

瀬戸大橋方向にも高見島方向にも船は集まっている。






      
          






多度津港前から流し釣りを始める。 イイダコが,ぽつりぽつり釣れるところと入れ食い状態で釣れるところがある。

入れ食い状態のポイントではアンカーを降ろし掛かり釣りをしてみる。 時々真ダコも上がってくる。

真ダコは油断すると海面上で逃げてしまう。 取り込んだ真ダコは3杯。 同じ数くらい途中で逃がしてしまった。

2時間余り頑張り,真ダコ3杯含めて130杯の釣果があった。



次は,走島の天女浜西でキスを狙ってみる。 多度津港前を西へ向けて出発する。 

しばらく走り,粟島の北を通過し左方向に三崎を見る。 まだ,三崎沖にはたくさんの船が集まっている。 

そのポイントは潮には余り関係ないようだ。 

朝から昼過ぎまで,もう潮はとっくに変わっているはずなのに多くの船がそのまま釣りをしている。

やがて六島の南側の磯あたりに近づく。 ボートからアオリイカを狙っている釣り人がいる。 釣れている気配がない。

すぐ,スピードアップして宇治島の東側を周り走島を目指す。






                         
                                     
走島へ近づく





走島では,いつもの天女浜西の砂浜前でアンカーを降ろし天秤仕掛けでキスを狙ってみる。





                






しかし,海の色がおかしい。 いつもと違う。 黒っぽい。

アタリらしきものはあるが,針に乗らない。 そのうちあたりも無くなる。 このポイントは早々に諦める。



いよいよ今日のメインポイント。 ハチカサノ瀬めざして西へ針路をとる。 今日は午後から,さらに海面は穏やかだ。

エンジンの調子もいい。 30ノットオーバーで走ることができる。 q表示では60q/hが出ている。

こんなことはめずらしい。 やがて,ハチカサノ瀬が見えてくる。 またまた,めずらしいことが・・。

ハチカサノ瀬の周りにアンカーを降ろして掛かり釣りをしている船が2艇,流し釣りをしている船が1艇いる。

いつもは,マイボートだけが釣りをしているポイントなのだ。 今日は,小アジを餌にして泳がせ釣りをしている釣り人も見える。

これはやっかいだ。 これらの船の間にうまくアンカーを降ろし掛けることができるだろうか。

2度目のアンカー打ちでやっと納得のいくポイントに掛けることができた。 魚探にはいつも赤い魚群が映っている。






                
                
ハチカサノ瀬浮標                                                   ハチカサから見る宇治島





ここでは,小アジがたくさん釣れる。 この小アジに混じって40cm級のアジやヤズが釣れるのだ。

が,・・・。 釣れない。 40cm級が釣れない。 一度大物のアタリがあったが,仕掛けを切られてしまった。

いい引きをしたのは,30cm級のカマス。 3匹釣れる。 小アジが約150匹。

時間は4:20。 5時までにマリーナへ帰港しようとすると納竿の時間だ。 

アジ・ヤズが釣れそうな気配はするが終わるとしよう。 大物は次回に持ち越しとする。



帰りは,田島と阿伏兎観音の間を抜けて田島の北側を移動することにする。

阿伏兎観音を目指して走る。 観音前を通過する。 





                





しばらく走り内海大橋の下を通過する。 マリーナへ帰港の連絡を入れる。





                





常石造船を右に見ながら帰港する。 今,マリーナは桟橋のリニューアル工事中。 桟橋がない部分がある。

ボートを上架し整備する。





                          





今日の釣果。 イイダコ約130杯、真ダコ3杯、アジ約150匹、カマス3匹。





                





釣果の仕分けをする。 真ダコに比べると小アジが本当に小さくてかわいい。

次回のボートフィッシングに期待が持てる今日のボートフィッシングだった。





                           釣魚料理



真ダコ,小アジ,イイダコをいただいた。 今日は疲れているせいか,簡単な料理にしたい。

アジは南蛮漬けとか油を使ったものが定番だが,今日は三枚におろし「アジの活きづくり」と,頭と内臓を取り「アジの煮付け」にする。





                





真ダコは茹でて頭をカルパッチョに使い,足は茹ダコの刺身にする。

イイダコは料理をしないで冷凍庫に入れておく。 時間があるときに茹でて何かの料理に使うとしよう。





                  
                                   アジの活きづくり





                  
                             アジのカルパッチョ(茹ダコの頭付き)





                  
                                    アジの煮付け





                  
                                 アジの煮付け(ストック分)





小料理を肴に冷たい飲み物が進みました。 次回の大漁の予感を感じながらの一人反省会でした。


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