田んぼの耕し  111112


今日は朝から、本職の仕事やプライベートでバタバタする。 

8:00から本職の仕事に出かける。 今日は予定していただけの参加者がいない。 やや寂しい会になる。

その後10:30から歯科医院へ。 リクライニングシートへ座り、『ちゃんとしてくださいよ』と思いながら30分ほど頑張る。

「これから30分間は何も食べないでください、お大事に」の言葉をいただき、歯科医院を出る。

その後理髪店へ。 いつものマスターにカットしてもらう。 「先日、店内の壁紙を貼り替えたんですよ」とご機嫌だ。

ふと気づくと、カットは終わっている。 「今日は、いつもより短めにしておきました」と、マスター。

『おいおい、勝手に短くせんといてくれる?』と思いながら『そうか、寝てたんじゃ、確認のしようがないか』と思い納得。

「ありがとうございました」と理髪店を出る。 近くの「博多ラーメン」に入り、遅い昼食を摂る。 う〜ん、半チャンラーメンがうまい。

と、今日のノルマを果たしていく。 昼食後、帰宅する。 



やっと予定していた田んぼの耕しと秋の収穫ができる。 稲刈り後の耕しをしていない田んぼが1枚ある。

そこを耕して、その後秋の実りを収穫するとしよう。

15:00,久しぶりにトラクターを出す。 しばらく乗っていなかったので燃料計が気になる。 ちょうど半分の軽油が入っている。

今日は、1枚の田んぼを耕すのだから半分あれば充分だ。 トラクターで田んぼに移動する。

稲刈り後、初めての耕しなので荒おこしになる。 細かく耕すのではなく、大まかに深く耕す。

ロータリーの回転を低くし、深めに耕す。 そうすることで、土中深くまで空気(酸素)が入り込む。 

土中の微生物が、酸素とともに稲わらや雑草などの有機物を無機物に分解し、肥料分にする。

来年の春までに、肥料分の多い肥えた土づくりをしなければならない。



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周りの田んぼを見ると、まだ耕していない田んぼもある。 しかし昔より,みなさん早く耕しを始められるようになった。

昔,稲刈り後の田んぼは、年内は耕しをしなかった。 年が明けて初めての耕しをしていた記憶がある。

それからまたしばらく放っておいた。 その田んぼにレンゲやシロツメクサが繁っていた。

それらの植物の根粒菌が肥料分になり肥えた土づくりに役立っていたようだ。



耕しをすると土中からカラスや小鳥などの好物になる生物が出てくる。 

この時季には,その生物を狙って,カラスやハクセキレイがトラクターの後をついてくる。



        



これらの鳥類のためには,耕しをしないで放っておくと稲刈り後の株から,また穂が出て米がつく。

近年は暖かいので,二期作とまではいかなくても小米くらいは充分できる。

その小米は鳥類にとって冬を越すには,ありがたいだろう。

17:00前,耕しが終わると、トラクターのタイヤについた田んぼの土を除去して道路に出る。 

舗装道路に田んぼの土をばらまいて走ると一般車両に迷惑をかけてしまう。 ちょっとした気遣いだ。 



気になっている秋の実りを収穫しよう。 キンカン,ユコウ,西条きねり柿,フェイジョアなどの様子を見よう。

まず,果樹園のフェイジョアの様子を見る。 樹に近づくとフェイジョアの強い香りがする。

実を1コ車の中に置いておくと,当分の間,芳香剤として役に立ちそうだ。



        



フェイジョアはナイフで半分に切り,スプーンで食すことしかしていないが,なにか料理に使うことはできないだろうか。

この甘さと香りはケーキなどに使っても良さそうだ。

同じ果樹園にあるユコウ。 黄色く色づき始めている。 

秋の食材にユコウの果汁を振りかけて食すと,「日本人でよかった」という思いを感じる。



        



近年,キノコとりに山に入っていない。 松茸は望みが薄いが,クロッコ(この地方の名称)くらいはあるのではなかろうか。

松茸は25年くらい前には見つけることができていたが,今はない。

今年は,キンカンが早く色づき始めている。



              



口に入れてみると,ちょうど食べ頃になっている。 キンカンのシロップ煮でもつくってみようか。

熟し始めているのは,まだ一部分なのでこれからが食べ頃になる。

我が家の庭にあるクチナシの実も色づき始めている。 これは栗きんとんをつくるときには,いい色を出してくれる。

実は赤っぽいが料理に使うと鮮やかな黄色を引き立ててくれる。



        



このクチナシは考えてみるとおもしろい。 花は白色,実は赤色,料理に使うと黄色になる。

少し離れて,カリンの樹がある。 このカリンの実は毎年,大きく実っては落果する。

リキュールに漬けるでもなし,他の料理に使うでもなし。 今年もソフトボール大まで育って落果したものがたくさんある。

この落果カリンを足下に並べてみる。



              



今シーズン,ほぼ収穫が終わる西条きねり柿。 さすがに収穫も終盤まで枝についていると大きくなるものだ。

渋柿の形をしていながら,甘い柿だ。



              



秋の実りを収穫することができた。 なかなか,秋の実りを収穫する時間がないが,今日は多くを収穫することができた。

しかも,味見をしながらの収穫になった。 次回は山に入って散策をしてみたい。


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