畑の耕し    120219


畑の野菜が一段落しそうだ。 大根とホウレンソウがあと少し残っているのみ。 以前植え付けをした玉ねぎは成長途中だ。

今日は、冬物野菜が収穫を終えた部分に次の野菜を植え付けるために施肥をして耕しをしなければならない。

この畑は、斜面にあるため耕地が水平ではない。 そのため普通の耕耘機は使用できない。 

というのは、斜面になった畑で重心が高く重量の大きな耕耘機を使用していると横転する危険性が大きい。

自分が小学生の頃、大きな耕耘機でこの畑を耕す父の手伝いをしていた。 

作業中の耕耘機が横転しないようにと斜面の下側から自分が耕耘機を支えていたのを憶えている。 

今考えると、ずいぶん危険な手伝いをしていたものだ。 今では、この畑を耕す時は、家庭菜園用のミニ耕耘機を使用する。

これは、安全で手軽に一人で作業ができる。



今日は朝から農作業にとりかかる。 まず、肥料の散布から。

土壌改良材とNPKがバランスよく配合された肥料を一輪車の荷台に入れ、かき混ぜる。 それを耕作地へ運ぶ。



                



それをスコップで畑の耕作部分へ散布する。 さっそくスコップで1杯目を勢いよく散布。  

お〜っと、粉末状の肥料は強い寒風に戻される。 散布者の顔や作業服が真っ白に・・・・。 口の中まで・・・。 うん? なんか肥料の味がする。

慌てて、つばを吐きながら目をこすりながら、全身の肥料粉末を振り払う。 失敗、失敗。 自分としたことが・・、何をしてるんだろう。

風向きを考えて一輪車を風向きと反対側に運び、再びスコップで肥料を散布する。 今度は低めに少しずつ散布。



                




さて、施肥を終えると次は耕耘機で耕し作業だ。

農作業小屋に行きミニ耕耘機を出す。 燃料計を確認すると、ガソリンはほとんどない。

ガソリンタンクから耕耘機に給油する。 小さな燃料タンクはすぐに満タンになるので注意しながら給油する。

3分の2程度で、よしとする。 今朝もよく冷えている。 こういうときにはエンジンが始動しにくい。

エンジンのスイッチをONにし、燃料フィルターのスイッチをオープンにする。 

寒いのでチョークを閉じて空気を少なめにし混合気を濃くし点火しやすくする。 

このミニ耕耘機にはセルモータがないので、ロープを引っ張りシリンダを回転させてやる。 2回目でエンジンが始動する。

う〜ん、今日はエンジンの調子がいいようだ。 しばらくしてチョークを元に戻し空気がしっかり入るようにする。

耕し作業開始。 今回はしっかり耕すのでロータリーの回転を多くし、機械はゆっくりと進めていく。



                



耕しにムラがないように気を遣いながらじっくり耕す。 しっかりと肥料分も引き込んでやる。

昼前に作業が終了する。



                



畑の周辺部分に土が、はみ出している所を整えて今日の作業を終了する。 今日の農作業の出来は、ほぼ合格点かな。

ご苦労さまでした。



今日耕した畑の隣に栗の苗木や毎年実を付けている柿の木がある。



                
            
  栗                                        栗                                       柿  



これらの木は今年もちゃんと成長するのだろうか。


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