猛暑の中で除草     120811



今日、午前中は雨。 午前中、休耕田4枚の除草作業をする予定だったが雨のためできない。

昼前から雨は上がった。 午後は晴れ時々曇りという天気だが蒸し暑い。 除草作業は、できそうだ。 

今日は、先週やり残している休耕田の除草作業をする。

歩行型除草機に燃料を入れる。 この除草機の燃料はガソリンだ。 混合油ではない、ということは4サイクルエンジンなのだ。

農機具メーカーは、数年前に2サイクルエンジンの製造を止めている。 これからは4サイクルエンジンなのだ。

ただし、農業機具メーカーが自社で4サイクルエンジンを開発するわけではなく、他社(三菱など)の4サイクルエンジンを使用している。

ちなみに今回購入した歩行型除草機も三菱の4サイクルエンジンを搭載している。

農機具メーカーも、開発費の節約になるらしい。 

海の物も2サイクルがなくなっている。 マイボートもしかり。 

今のエンジンが修理できなくなると4サイクルエンジンに買い換えなくてはならない。 するとドライブケーブル系統から交換になる。

なんとか今のエンジンに頑張ってもらわなければならない。 あれっ? いつの間にかボートの話にすり替わっている。

休耕田の除草に話を戻そう。 除草機の6gタンクを、ほぼ満タンにする。





                         





4枚の休耕田まで除草機を移動する。 さっそく1枚目の休耕田に取りかかる。





                
              
1枚目の休耕田、雑草が伸び放題                                              1枚目、刈り取り中




ここは、雑草がかなり成長している。 ゆっくと作業しよう。 暑い、水分補給をしながら終了。

次は2枚目の休耕田。 ここは小さい。





                
                
2枚目、刈り取り中                                                     2枚目、終了




続いて3枚目の休耕田。 ここは大きい。 さて、気合いを入れて頑張ろう。





                
              3枚目の休耕田、雑草が伸び放題                                             3枚目、刈り取り終了




さあ、ラスト1枚。 4枚目の休耕田。 ここは小さい。 しかし、石垣用の石が積み上げてあり耕しや除草が難しい。

作業中に珍しいテントウムシが雑草の中から飛んできて除草機のハンドルにつかまって愛想を振りまく。





                         
                                   
  ヒメアカホシテントウ




このヒメアカホシテントウは、ハンドルの握り部分につかまって動かない。 

騒音の中で振動しているハンドルが、そんなに居心地がいいのだろうか。 この時、除草機は、しばらく片手運転になる。

そういえば、今日は雑草の中から飛び出してくる虫が少ない。 カエルと少しのバッタが時々飛び出してくる程度だ。

今日も鳥類は、やってこない。 午前中の雨が影響しているのだろうか。





                
                    4枚目の休耕田、ここも雑草が伸び放題                                           4枚目、刈り取り終了




15:00過ぎに始めた除草作業、17:30には終了する。 

チップ状になった雑草は、トラクターで田圃の土に攪拌してやればよいのだろうが、それまですると最初からトラクターで耕した方が早い。

今回は、除草機での作業のみ。 年に1〜2回はトラクターで耕すことにしよう。



田圃の稲は、順調に育っている。 今年も餅米の稲の穂がずいぶん早く出てしまっている。

2年前から稲の苗の栽培を止めて農協から購入している。 昨年も購入した餅米の苗が、ずいぶん早く穂を出した。

その影響で稲刈りの時期が早まってしまった。 今年は田植え前に農協に普通時期に穂が出る餅米の苗をお願いした。

しかし、他の種類の餅米苗は無いそうだ。 仕方なく早く穂が出る餅米苗を植えている。

今年も早く穂が出た。 7月のうちに穂が出たのではないだろうか。

すると、出たばかりの餅米稲の穂にスズメが群がって穂を啄んでいる。 

まだ柔らかい穂の実をクチバシで噛み、まだ硬くなっていない液状の部分を吸っている。 これでは穂の実が米になることはない。





                         
                               穂の白い粒々がスズメにやられたところ




すでに、かなりの穂がやられている。 白くなってしまった穂が目につく。

夕方、近所のお年寄りのみなさんとスズメ被害対策のネット(網)を設置しようということになっている。

共同で餅米苗を植えている田圃3枚にネットを設置する。





                





最近のスズメは、案山子を見ても関係なく田圃に入って穂をつつく。 3枚の田圃全面にネットを完全装備する。

これで今年の年末も餅つきができそうだ。 

近所のみなさん、お世話になりました。


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