121007
昨日の続きで、稲刈り・搬送・乾燥・トウス・搬送・収納と一連の農作業が続く。
さらに、後日刈り取り予定の田んぼも今日刈り取ることになる。
8:00前、協同農作業チームのみなさんが農作業小屋に集まってこられる。
この農作業チームは、当然だが高齢者の方が多い。 いや、70歳以上のお年寄りばかりだ。
この中では、我々が一番の若者ということになる。 この農作業チームの10年後はどうなっているのだろうか?
さて、今日の作業は・・・。 昨日、乾燥が終わった籾付きの米が2階の貯蔵庫で待っている。
今日の作業は、乾燥済みの米のトウス作業をすることから始める。 農作業小屋の乾燥機は、昨晩張り込みをした籾付きの米を乾燥中だ。
含水率を見ると午後3時頃から本日2回目のトウス作業になりそうだ。
その後、夕方には刈り取りをされている米の乾燥機への張り込みの手伝いという予定になる。
2階貯蔵庫の籾付き米のトウス作業を始める。 いつものように所定の位置につき作業が始まる。
1回のトウス作業は1時間半〜2時間もあれば終了する。
@ 2階貯蔵庫から乾燥した籾付きの米がトウス機へ降りてくる A トウス機で取り除かれた籾は外へ
B 籾を取り除かれた米は米選機へ C 粗悪米や小米は取り除かれ下に落ちる
D できた新米は30kg袋へ15〜20kgずつ小分けして詰める E 袋詰めされた新米をトラックに積み込み各家に搬入する
自分は、米袋をトラックへ積み込みそれぞれの家へ運ぶ。 何往復しただろうか。
10:00頃、今日1回目のトウス作業が終了する。
さっそくお茶タイム。 近所のみなさんの動向から老人会のみなさんのこと、犬猫の話まで盛りだくさんの話題で盛り上がる。
しかし、このような場に若い人が少ない。 これからの地域農業はどうなるのだろうか。 そんなことを言っていたのではいけないのだろうか。
自分たちが現職を退職してからは、さらに少人数の農作業チームになる。 少人数でもできる方法、負担にならない方法を考えなければ・・・。
お茶タイムが終わる。 男性チームでトラックで運んだ米袋の新米を、おうちの米缶と米冷蔵庫に搬入する。
以上で、1回目のトウス作業関連すべて終了。 11:30、しばしの暇をもらってのんびりする。
農作業小屋の周りは彼岸花が満開になっている
農作業小屋の周りは、彼岸花が満開だ。 今まで気づかなかったが、よく見ると2種類の彼岸花がある。
赤色だけの彼岸花と花びらの縁に白い斑入りの彼岸花があるのだ。
今まで何十年もここの彼岸花を見てきたが、これには初めて気づいた。 いかに注意力がないことか。
それとも、最近このような彼岸花ができたのだろうか?
14:00、午前中のトウス作業で出た籾殻を田んぼに運ぶ。 田んぼに籾殻を小山にしていく。
後日、火をつける。 炎を出さないでゆっくりと燃焼して炭化していく。
昔、子供の頃、この焼いている籾の中にサツマイモを入れて焼き芋をつくったものだ。
甘くてほんのりと籾殻の香りがしてうまかった思い出がある。
16:00、乾燥機の米が、やっと15%になった。 今日2回目のトウス作業を始める。
順調に作業は進む。 トウス作業途中、刈り取りグループの方が田んぼの米を農作業小屋の中にある乾燥機周りに運んで来られる。
18:00前、トウス作業終了。 誰からともなく、刈り取りグループの米がしばらく運んで来られていないことが心配だという声が出る。
確かにおかしい。 もうとっくに刈り取りは終わっていてもいい時間だ。 まだ、刈り取りが終わっていないようだし米も来ていない。
何か事故でもあったのだろうか? 田んぼへ行ってみる。 すると「コンバインのハンドルの調子がよくない」とのこと。
ゆっくり刈りとっている。 なんとか刈りとってすべての米を乾燥機に張り込みをしたのが19:00過ぎ。
明日は、最後のトウス作業が昼前後になるだろう。 その後、農業機械やコンバインなどの掃除や片付けとなるのかな。
協同農作業チームのみなさん、今日もありがとうございました。 お疲れ様でした。