短時間の釣り     121014



しばらく釣りに出ていない気がする。 ここのところ、本職の仕事や農作業が立て込んでいて海に出ることができなかった。

今日もやっておかなければならないことがあるので、ボートフィッシングは、午後1時か2時までにしよう。

昨日(土曜日)、今日(日曜日)に出港することにし、HPの掲示板で釣友に呼びかけていた。

しかし、昨日の夜載せたものを釣友が目にしてくれるほど、釣友はマイHPを見てくれてはいない。

今朝、家を出て移動中に、釣友数人に連絡を入れる。 

その結果、今日は船長を含む3人での釣行になる。 船長の他に、同業者のMさん、パソコンインストラクターのHさんだ。

みなさん、いつも急な連絡で申し訳ありません。

9時出港の予定だが、みなさんが揃ったのは、9時10分。 船長が遅刻してしまった。

フロントへ行き、9月分経費の支払いをする。 桟橋へ出ると、マイボートはすでに繋留されている。

事前に、燃料補給とオイル・ビルジの点検は行ってある。 マリーナスタッフのみなさん、いつもありがとうございます。






                






桟橋に出て、今日の潮は大きいと分かる。 マリーナの岸壁のかなり高いところまで潮が来ている。

9時過ぎに、この状態だと今日は大潮だ。 釣りに来るのに今日の潮は何か調べないで来るとは、まだ本物の釣り師ではないなと思う。

釣りスタッフ3名がボートに乗り込み出港する。 今日は風がある。 しかし波はそれほどでもない。

このまま波が出なければ良いのだが・・・。 出港するときには桟橋へ繋留されているボートに目が行く。






                






                






マリーナを出ると、向島の高見山が、くっきりと見える。 左へ針路をとる。

横島が見えてくる。 






                
                   
高見山                                                           横島





左方向には、常石造船(株)の建造中の貨物船が見える。 






                






再び、右方向を見ると、ヨットが一艇海上に停泊している。 なぜ、このような航路の真ん中にいるのだろう?






                          






やがて、内海大橋が見えてくる。 この辺りでは、イイダコ狙いの船がいるはずだが、今日は見当たらない。

橋脚の辺りに1つボートが見える。 タコ狙いかな?






                






内海大橋の下を抜けると、フィッシャリーナが見えてくる。 隣のクレセントビーチに人影は見えない。

矢の島の北側には、すでに海苔篊が一面に広がっている。 夜釣りのボート泣かせの海苔篊だ。

これから3月までは、昼間でもこの海苔篊に衝突しないように気をつけなければいけない。






                
                 
フィッシャリーナ                                                   矢の島にある海苔篊





阿伏兎観音前でも、数艇のボートが釣りをしている。 落ちキスを狙っているのだろうか。 まだ、カレイではないだろう。






                         






今日は、先ずハチカサノ瀬でアジ狙い、次は田島北側でイイダコを狙ってみる。






             






阿伏兎の瀬戸を出る。 今日は、天気の割りに海上の見通しがよい。 走島も宇治島もよく見える。

少し走ると、ハチカサノ瀬浮標が見えてくる。






                
                   
走島                                                       ハチカサノ瀬浮標






ハチカサノ瀬浮標の周りには、釣り船が3艇掛かり釣りをしている。 どの艇も釣りの仕掛けはアミカゴをつけて撒き餌を入れているらしい。

アジの小型から中型が釣れている。






                          






このような状況の中では、自艇がアンカーを掛けることが難しい。 

どこに掛けても良いのならいいが、そういうわけにはいかない。 ポイントの上が無理なら、せめてその近くにお邪魔させてもらうしかない。

ここ2~3ヶ月前からこのポイントに来るボートが増えたようだ。 以前は、めったに他艇がいることはなかった。

なんとか、ポイントの近くに掛けさせてもらうことができた。 

釣りを始める。 しばらくすると、魚探に魚の反応が出てくる。 豆アジと小鯛がほとんどだ。

今日は終始、「ちょっとポイントがずれている」という釣果が続いている。

しかし、それは仕方のないことだ。

30分ほどして、40cm超級のアジが上がる。 これで調子が出るかと期待する。 しかし、豆アジと小鯛が釣れ続く。






                
                                                      
40cm超級アジが目立っている





9:40~12:20の間に釣れたものは、豆アジ・小鯛ばかりだ。 今日は、大物や青物が釣れる雰囲気はない。

このポイントは諦めるとしよう。 さて、次は田島の北側でイイダコを狙ってみよう。 移動しよう。






        






移動する頃には、ハチカサノ瀬で4艇が掛かり釣りをしている。 ハチカサに、このように釣船が集まることは珍しいことだ。

阿伏兎の瀬戸目指して移動を始める。 阿伏兎観音手前の海上で底引き網漁船が網の洗浄をしている。

今、この辺りの走島や田島では、カタクチイワシの漁が盛んに行われ、県内漁獲の約30%を占めているそうだ。






                         
              
                               網を洗浄している底引き網漁船





今日は、イワシが大漁だったのでしょうか?

阿伏兎観音を通り過ぎ、阿伏兎の瀬戸に入る。 しばらく走ると、内海大橋が見えてくる。 大橋の下をすり抜ける。

田島北側の道路沿いの斜面にコンクリートブロックがある正面の水深12~15mあたりがポイントになる。






                
                
ポイントから田島を見る                                             ポイントから本土側を見る





エンジンをOFFにして数回流す。 12:40~14:00。 頑張ってみるが、あたりがほとんどない。

結局、イイダコ2杯。 多度津でイイダコを釣っていてもよくあることだが、時々石や貝殻にしがみついて上がってくるイイダコがいる。

ここ、田島北側ポイントではサザエの殻に隠れているイイダコが上がってくる。

アフトデッキに置いておく。 10分以上サザエ殻から出てこない。 中から様子を伺っているようだが、しばらくして出ようと動き始める。




            ①                           ②                          ③
                       
   
       足を出そうとする                         頭も出そうとする                        足と頭を同時に出す



            ④                           ⑤                          ⑥
                       
       
からだ全体を出す                   サザエ殻の外側の様子を確認する                海へ逃げ込むつもりでダッシュ





このイイダコくんは、あえなくイケスの中へ入れられてしまいました。

今日は、ハチカサの青物も田島北側のイイダコも、あまり釣れません。 そろそろ帰港することにします。

マリーナへ帰港の連絡をし、ボートを走らせる。 右方向を見ると、尾道・鞆港を結ぶ定期船が鞆港を目指して走っている。






                         






尾道駅前と鞆港を50分余かけて走っている。 チャンスがあれば是非乗ってみたい航路だ。

すぐに、(株)常石造船が見えてくる。 相変わらず、どのドックにも貨物船が入っている。 最近、見慣れない船名の船もある。






                       
       
OCEAN LORD(PANAMA)                             BULK PORTUGAL(PANAMA)





                       
       
TORM RIO(MAJURO)                                ENERGY PRIMAVERA(PANAMA)





マリーナへ戻ってくる。 さっそくボートを上架していただく。






                





今日の釣果
は、40cm超級のアジは1匹に終わった。 魚は釣友に持ち帰っていただきました。 また次回リベンジしたい。






                      





釣友のみなさん、釣れない釣り、大変お疲れさまでした。 これに懲りないで、また次回よろしくお願いします。


                                hobbypageへ