河川敷の除草   121209



今年も町内の「とんど」づくりの時季がやってきた。 とんど設営ととんど祭りのために河川敷の雑草の除草作業を行う。 

数年前までは公的機関が業者に依頼して除草作業をしてくれていたが、最近は町内会でやっている。 

午前8時前、草刈り機を背負いクマデを持って河川敷に集合する。 早く来ている人たちは焚き火を囲んで暖をとっている。

8時になると、町内会長さんのあいさつが始まる。 あいさつの中に「今年は、刈り取った雑草の焼却は行わないように」という指示があった。 

昨年のように、焼却時の煙で川土手を通行中の車両に迷惑をかけないようにという配慮からだろう。

今日は、刈り取った雑草を河川敷の端に集めるところまでの作業になる。 集めた雑草は、乾燥させ後日焼却処分する。

あいさつの最後に、作業範囲の確認とケガのないようにという注意があって作業に移る。




草刈り機の安全確認とエンジン始動準備をする。

安全のための理想的な服装は、長袖・長ズボン・長靴・フェイスガード又はゴーグルを着ける。 

ここまでやっておくと、小石や物が体や顔に飛んできてもケガをすることはない。

しかし、自分はフェイスガードやゴーグルを着けない。 安全面よりも作業中の開放感を重視している。

これは少々問題有りなのだ。 危険だと分かっているが、どうもゴーグルを着けると窮屈でいけない。

次にエンジン始動にかかる。

先ず、プライミングポンプを指で数回押し燃料をキャブレターの方へ送る。 

今日のように寒いときには、チョークレバーを閉じ濃い混合気を送り込むようにする。 

スロットルレバーをやや上げる。 そして、スタータロープを勢いよく引っ張る。 

エンジンが始動したら、チョークレバーを開きスロットルを調整する。



今日は、50人ほどで作業をする。 機械で雑草を刈り取る人、刈り取った雑草を集めていく人に分かれて作業をする。

雑草を刈り取る人が気をつけること。


横に並んで前進しながら刈り取っていくが、真横に並んで刈ってはいけない。 

進行方向に向かい右側の人は、左側の人より2m以上遅れて前進する。

真横に並んで作業をすると、回転刃が予期しない動きをした時、隣の人の体に当たりケガをすることがよくある。

作業者どうし、間隔に気を配りながら作業を進める。 






                






雑草を集める人は、無造作に散らばっている雑草を集めまとめていく。 こうしておくと後で川岸へ移動させやすい。






                






8時過ぎに始めた作業も、9時過ぎには刈り取りがほぼ終了する。 9時20分には雑草を川岸へ移動し全作業を終了する。

全員で、焚き火を囲み町内会長さんのあいさつを聞く。 年末のとんどづくりの日程を確認し解散する。






                          
                                     
すっきりした河川敷





刈り取った雑草は川岸に集め乾燥させ後日焼却する。 今日焼却しないだけ、早く作業が終了した。

昨年、雑草を焼却中に大量の煙が土手を通行中の車を包み込み迷惑をかけパトカーが出動した。

苦い思い出がよみがえる。 今年は、トラブルもなくケガもなく終了することができた。

みなさん、お疲れ様です。 また、年末のとんどづくりではお世話になります。 よろしくお願いします。



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