今年の初釣り     130127



1月中旬、釣り友のみなさんから初釣りのお誘いを頂いていた。 

しかし、釣り友のみなさんと日程が合わなかったり、日程が合う日は天気が良くなかったりと、初釣りは実現できていない。

今回も、日程はいいのだが、天候が心配だ。 2~3日前から強風・波浪注意報が継続している。

釣り友にも、「当日朝の時点で、強風波浪注意報が解除されていなければ初釣りは中止にしよう」と連絡をしている。

27日早朝、パソコンで天気予報を確認すると、昨日26日18:00の時点で注意報は解除されている。

「注意報がなくなっている、今日の初釣りは決行しよう」 今日、参加の連絡を頂いているスタッフは、3名。 

隣のおじさん、むさん、パソコンインストラクターのHさんだ。 たさんは、今日都合がつかないそうだ。

今日は、船長含め4人での初釣りとなる。



7:50、隣のおじさんを乗せて松永へ向かう。 8:20、松永駅でHさんを拾う。

途中、釣具店でいつもの仕掛けを購入する。 鳴門船サビキ(ハリス0.8号、針5号)5本針仕掛けを購入する。

いつものように、ハリスは細めで針は小さめのものにする。 これでもヤズやアジの40cm級なら海面まで浮かせることができる。

5本針仕掛けにするのは、長すぎず扱いやすいから。 6本針仕掛けは長すぎて扱いにくい。



実は昨日、ニベ釣り用のジグを2本購入し持参している。 

釣り関係のHPを見ると、瀬戸大橋東の大槌島東海域でニベが釣れ盛っている。

ちょっと遠いが、ニベ船団に参戦してみたいとニベ用のジグを購入した。

ただ、ポイントがあまりにも遠い。 境ガ浜から鞆の浦へ移動し、さらに1時間余の航海になる。 

この時季、午後から風が出て波の心配もある。 遠方への航海は無謀なことかもしれない。

釣具店の次はコンビニに寄り、弁当・飲み物・おやつを購入。 






                
                
釣り船とカタマラン艇                                                   カタマラン艇





9:00,境ガ浜マリーナ着。 むさんは桟橋入り口で待っている。 

桟橋入り口に降りる。 桟橋ではカタマラン艇と釣り船が出港準備をしている。 すぐに釣り船は出港する。

カタマラン艇には、多くの荷物が積み込まれている。 このカタマラン艇が出港しないとマイボートを出すことができない。

釣りスタッフ4名で、今日の航海計画を話し合う。

マリーナのスタッフの方からも、今日の海況についての情報を聴く。

マリーナスタッフ「今日は昼から風が出ますよ。7:37に強風・波浪注意報が出ていますよ。早めに帰港された方がいいですよ」とのこと。

『ええっ!?  強風波浪注意報は昨晩解除されたんじゃないの?  再び今朝発令されたのかあ・・・・』と、ガックリ。

それは、知らなかった。 「瀬戸大橋の向こうまで」なんてとんでもない。 遠方まで行って高波で航行不能になっては話にならない。

今日も「ハチカサノ瀬」あたりで竿を出してみよう。 この時季のハチカサノ瀬は、あまり期待できないが、他に期待できるポイントが浮かばない。

そこでの釣況を見て、また次のポイントを考えるとしよう。 今日は(も)、まずハチカサノ瀬へ向けて出港だ。

先ほど、カタマラン艇も出港したようだ。 マイボートを下架してもらう。






                






桟橋に降ろされたマイボートへ荷物を積み込みスタッフも乗り込む。 今日は特に寒い。 こんな日はエンジン始動に気を遣う。

チョークを閉じて、アクセルをやや上げてセルモータを回す。 

1回目、ダメ。 2回目、3回目、4回目に始動すると同時にタコメータが4000rpmまで上がる。

冷えているエンジンを、いきなり高速回転させては良くない。 エンジンが止まらない程度に回転を下げる。 

3~4分の暖機運転でエンジンが暖まる。 マリーナスタッフに見送られながら出港する。






                






                






いつものように、マリーナ内のクルーザーに目が行く。 毎度同じボートを画像に納めている気がする。

境ガ浜マリーナを後ろに見ながら出港する。 前方には、百島が見える。






                          
                                     
正面に見える百島





百島と言えば・・・・、先日? 1月中旬頃だったか? 百島診療所院長:次田展之先生が「おじゃマップ」へ出演されたとのこと。

平成23年4月1日、医師:次田展之先生が離島訪問診療を目的に百島診療所を開設し院長として赴任した。

現在、往診船「ピース号」で百島から半径30km以内の離島を対象に訪問診療を続けている。 

今後は、昔アクロバット飛行をしていた経験を生かして、水上飛行機での瀬戸内海全域の離島へ訪問診療をする夢があるそうだ。

この次田医師の経歴には興味がある。 深い意味での興味ではない。 

単純に、医師免許・ボート免許・パイロット免許を持っているという経歴に興味津々なのだ。

境ガ浜マリーナで何回か整備・給油中の診療船「ピース号」を見かけたことはあるが次田先生と会話をしたことはない。

今後、お見かけすることがあれば、是非お話させていただきたいものだ。






                           
                          
2012/8/31 百島診療所日記より(診療所スタッフとマリーナスタッフのみなさん) 





「おじゃマップ」が放送されたことについて記述された百島診療所日記を紹介してみる。



昨日「おじゃマップ」が放送されました。 かなり反響があり、広島地区では視聴率が20%を超えたみたいです。
私たちの所にも「感動したよ~」という連絡がどんどん入り、懐かしい人たちからも連絡が入って嬉しかったです。
撮影中は写真を撮れないのでないのですが、撮影終了してからご好意で撮らせて頂いた写真を紹介します。
世良公則さんがライブをしてくださったのですが、その時に絃で指を切って出血してしまいました。
撮影終了後傷の処置をしている時の写真です。

                           

この日はサプライズだらけで胸が一杯だったので、普通に世良さんとお話をしながら処置をしていたのですが、
後日、写真を見たらその時の事を思い出してドキドキしてしまいました。
このブログも昨日はアクセスが3万3千件以上あり(普段は50件位)ビックリしました。
今日は休診日なので、余韻に浸りながら、明日からまた頑張ろう!!と思っています。
急患があれば今からでもGO!ですが。 皆さんからの応援で、とても勇気づけられました。これからも応援よろしくお願い致します。
投稿日 2013/01/17      (百島診療所日記より)



出港時、百島を見て、先日百島診療所がテレビで放映されたことを思い出した。 



進路を西へ切ると右方向には横島が見える。 反対側の左方向には、(株)常石造船のドックが見えてくる。






                
                 
横島が見えてくる                                  造船所では、なにやら大きなものを吊り上げて新造船の中へ移動している





造船所のクレーンが吊り下げている大きな物体は、貨物船の推進機関(エンジン部分)のようである。 

貨物船の船舶エンジンだけあって、さすがに大きい。 家一軒分以上の大きさだ。

起重機船のクレーンで船舶エンジンを機関室へ設置する作業が行われている。

これらの起重機船クレーンの能力は、「数千
」クラスらしい。






                         
                              
  起重機船で吊り下げて運ばれる船舶エンジン





4人のスタッフを乗せたボートは東へ進んでいく。  やがて内海大橋が見えてくる。

内海大橋の手前では、ボートが1艇釣りをしている。 イイダコ狙いだろうか?

内海大橋の下を通過する。 本土側を見ると小さな波止の上で2人の釣り人が投げ釣りをしている。






                
            
内海大橋下の西側では1艇が釣りをしている                              内海大橋下本土側の小さな波止では2人投げ釣りをしている





内海大橋を通過し右を見ると、ここでも1艇、釣りをしている。 何を? タコ? カレイ?

そのボートの向こうを見ると、田島の内浦小学校が見える。 その小学校の東側の浜では、4月~5月にかけて手長ダコを拾うことができる。

大潮の夕方、サーチライトで浅瀬を照らしながら火バサミで手長ダコを拾って歩く。 

獲物は、だんだん減ってきているが、まだ二桁狙えるそうだ。






                
         
内海大橋の下、東側で釣りをするボート、タコ? カレイ?                                    田島の内浦小学校が見える





             






さらに、阿伏兎の瀬戸を東へ走る。 フィッシャリーナが見える。 さらに矢の島が見える。

あれ!? 矢の島の前に広く設置してあった海苔篊がない。 まだ1月だが、早々に撤去している。

前回の釣行時、ここの海苔篊は、ずいぶん破損している箇所があった。 これ以上の被害をなくすため早めに撤去されたのだろうか?






                
                 
フィッシャリーナ                                                矢の島、あれ? 海苔篊がない!





阿伏兎観音に今日の航海の安全と大漁をお願いしながら燧灘に出る。 ハチカサノ瀬目指して南東に向けて走る。

燧灘に出ると、やや波がある。 午後からは波がもっと高くなるのだろうか。






                
                   
阿伏兎観音                            「ハチカサノ瀬」目指して南東へ走る





9:50、ハチカサノ瀬に到着。 潮と風を見て、潮上側の斜面にアンカーを掛ける。 2回目で目的の辺りにかけることができる。

10:00、4人がボートの前後に分かれ、サビキ仕掛けを投入する。 しばらく経ってもあたりがない。

サビキ仕掛けにエビを付けて餌釣りを始めるスタッフも。






                          
                                     
ハチカサノ瀬浮標





餌釣りには、何度かあたりらしいものがあるが、獲物は上がってこない。 12:00、このポイントは諦めよう。

西へ移動することにする。 百貫島の北側の深みを狙ってみよう。






                
                   
田島                                                            横島





田島の南、横島の南を通過し、百貫島へ近づく。 百貫島の周りには、まだしっかり海苔篊が設置してある。

百貫島の北側へ回り込む。 海苔篊では海苔の収穫が行われている。 海苔の収穫船が見える。

海苔の収穫船は海苔篊の下に潜って収穫する珍しい船だ。






                          
                   
百貫島                                                      海苔収穫船





百貫島北側、水深26~27m辺りを魚探で見るが魚影が見えない。 仕掛けを下ろしてみるが反応もない。

ここ何年か、このポイントではハズレが続いている。 まだ、百貫島南側のナゴヤフグポイントでフグを狙った方がおもしろそうだ。 

しかし、今日は強風波浪注意報が出ている。 南側にもボートは、まったく見あたらない。 

年末の釣りで試してみたポイント、因島の椋浦港外側へ移動しよう。






             






12:30、因島椋浦港外側の岩場へ近づく。 ボートが1艇釣りをしている。 ちょうど何か獲物を釣り上げている。

雰囲気からして、そこそこ釣れているようだ。 そのボートの近くにアンカーを掛ける。






                
                 
椋浦港外側岩場                                               ポイントから向島の高見山を見る





このポイントには魚礁が入っている。 潮によっては、ここに魚が群がり入れ食い状態になることもあるらしい。

網カゴでアミエビなどを撒きながらの釣りもおもしろい。 大小のアジが釣れるポイントでもあるらしい。

その他、ホゴメバル、アコウも釣れるらしい。

ここでは、ポツリポツリとなんとか釣れていたが、14:00を過ぎるとあたりが遠のいてしまった。

14:40、今日の釣りを終了する。

マリーナへ向けて移動しようとすると、向島の東に大型フェリー「サンフラワー」が見える。 あんなところで停泊しているのだろうか?






                






マリーナへ向けて移動中、やや波が出ている。 しかし、強風波浪注意報という状況ではないように思える。

マリーナで、ボートを上架し、エンジン内を清水で洗浄、船体の洗浄を終え、今日の釣りを終える。






                   
                   
 今日の釣果:ホゴメバル(23cm1匹、22cm1匹)、アジ(16~24cm10匹)、小鯛





とても寒い日でした。 思っていたより波が出ませんでした。 しかし釣果はイマイチ。 冬場の釣りは難しいです。

みなさん、今日の釣果にめげないで、またよろしくお願いします。

今日の釣果は、みなさんに持ち帰っていただきました。 「今日の釣果料理」は、ありません。




                          今日のニベ情報


ところで、大槌島海域でのニベ釣りはどのような状況だったのでしょうか?

HPを覗かせていただきましょう。


① 「瀬戸内フィッシャー号釣り日記」様より ( 1月27日の釣果)

                   
                                  
お見事! 型ぞろいですねえ




② 「海人号 ウミンチュウ」様より

   ニベのジギングに行って五本釣れた所で、風が強くなって早々と退散した。( 1月27日のブログより)

                
                           お見事! 短時間の釣りでこんなに! (2月2日の画像)

   仕事の前に、少しだけ行ってみた、行ってすぐに結果が出たので、急いで帰って仕事に励んだ。(2月2日のブログより)




③ 「レジャックス 釣り情報 岡山編」様より 

   こんにちわ、レジャックス児島店の湯浅です。 最近は釣り情報を聞くと、まず釣るよりも食べたいと思ってしまいます。
   その食べたいと思うのがイイダコ(飯入り)で、最近船釣りで好調らしく、最盛期ほどは釣れませんが100匹ぐらい釣れてるそうです。
   後、船釣りでニベも好調で、から揚げにして食べたら美味しかったです。



ニベ情報を転載させていただいたHP管理者のみなさま、ありがとうございます。



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