130804
この土日は、ひとつ農作業があった。 病害虫対策の農薬(殺虫殺菌剤)散布をしなければならなかった。
パタンバッサオリゼメートという劇薬である。 この農薬は、散布する前の気象条件をクリアすることというハードルがあった。
その気象条件とは、散布前に雨が降らないことと田んぼの水が、しっかりあることだった。
それが、3日(土)あっさりクリアできたので無事散布することができた。 そうなると、4日(日)は釣友からリクエストがある「出港」に気持ちは傾く。
7月28日(日)に続き8月4日(日)も、何人かの釣友は出港可能だと連絡が入っている。
釣友の一人は、「今日は、潜りたい。」と言っている。 百貫島あたりで潜って、サザエ・ウニ・アワビなどを獲りたいらしい。
しかし、今日の潮は16時頃が干底になる。 そうすると17時までにマリーナへ帰港することを考えると潜りは難しい。
干底の時間帯が、せめて昼過ぎになる潮で潜りを実行したい。
今日はまた、とても暑くなりそうなので、釣りだけの短時間出港にしよう。
「潜り」はほとんどが、海の幸を獲るために潜る場合が多い。 今までの海遊びの中からいくつか思い出すものを載せてみる。
「潜り」といえば、自分の海遊びは潜ってウニを獲ることから始まった。今は海岸沿いの岩場でも、ウニを見かけることは少なくなった。
昔は、田島・横島や向島・因島あたりでも岩場で、多くのウニを見かけた。 ウニは普通にあるものだった。
ムラサキウニやバフンウニは、普通に獲れた。 季節に関係なくウニを獲って割り、ほじくって食べた。
自然に、バフンウニの方が美味いものだということも憶えた。 また、ウニの黄色い卵部分だけでなく内臓部分も深い味わいがあった。
皿に、二つに割ったウニを2〜3個置いて小さな季節の植物や花を添える。 割れたウニの中身を、箸でなめるように食す。
内臓部分は、「イカの塩から」・「ナマコの内臓の塩から」のような味わいがあった。 酒のつまみに良い。 特に日本酒の肴に最適だった。
いつ頃からだろうか。 ウニを見かけなくなり、持ち帰らなくなったのは・・・?
サザエも、最近海ではほとんど見かけなくなった。 昔は、横島の横山海岸西の小石の裏にも普通サイズがくっついていたりもした。
横島の釜戸へ行く途中の砂浜でもサザエを3つ拾ったことがある。 まさしく、「拾った」のだ。
サザエがたくさんいる場所では岩から落ちたサザエが砂の上にころげていることもあったのだ。
持ち帰ったサザエは、網の上で焼いた。 焼きながら、酒やみりん・醤油を数滴ずつ落とす。
焼きすぎないように気をつける。 焼き上がったサザエの身を金属の串で回転させながら最深部まで取り出す。
先ず、プルン〜と出てきた身の黒褐色で、らせん状の最深部にかぶりつく。
あの独特の苦み、時にジャリッとした食感、まさに「海を食している」感がいい。
ウニのように美味くはないことが、またいい。 次に白っぽい部分にかぶりつく。
ここは、あっさりとしながら味わい深いサザエらしいうまさがある。 これも、またいい。
夏場の海では、よくカサガイを獲った。 大きいものでは、直径5cmを超え7〜8cmのものもあった。
これを獲るためには道具が必要だった。 お好み焼きをつくるときのあのような道具である。
自分は、床にこびりついた汚れをそぎ落とすお好み焼きの道具に似たようなものを持参した。
カサガイは、岡山の沙美海水浴場や渋川海水浴場あたりの防波堤や岩場にたくさん着いていた。
持ち帰ったカサガイは、殻から取り外し、先ず刺身にする。 刺身にすると、一切れが本当に小さな切り身になる。
しかし、これは絶品なのだ。 目隠しをして食べるとアワビかと間違うほどだ。(獲ってきた本人が食べると美味く感じるものです)
殻付きのままで、バター焼きにしても美味い。 醤油を数滴落とす。 でも、これはたくさんは食べられない。 くどくなる。 少量食す。
次は、牡蠣。 昔は、天然牡蠣が岩から離れて砂浜に打ち上げられていた。 たくさん打ち上げられていた浜は仙酔島の海水浴場の浜だ。
地元の人たちが、袋を持って何やら拾っている場面を見て不思議に思い近づいてみると、拾っているのものは牡蠣だった。
それからは、自分も大きな袋(昔、ドンゴロスという麻袋があった)を持参し、砂浜でたくさんの牡蠣を拾った。
しかし、袋いっぱいまでになったことはない。 持ち帰った牡蠣は、ひとつひとつ殻を開いて身だけにして食べた。
ずいぶん手のかかる食べ方をしていたものだ。 殻の付いたまま焼くか蒸すかした方が風情があっていい。
30年以上昔は、今のように殻付き牡蠣をそのまま焼いたり蒸したりという食べ方は、あまりしていなかったように思う。
現在、仙酔島でも福山近辺の砂浜でも、殻付き牡蠣が転がっているのを目にすることは、ほとんどない。
今は、いろんな観光地や牡蠣の産地で、牡蠣小屋なるものが繁盛しているが、どこも殻付き牡蠣を焼いている店が多い。
よく磯釣りに行って、目にするものにワカメがある。 これは、大潮の日の干潮になるといろんなところで見ることができる。
ナイフや鎌などがあれば良いが、普通に釣りに行く場合、ワカメを穫る道具は持っていない場合が多い。
干上がった岩場等で運良くワカメを見つけると、さっそく収穫する。 道具がなければ根こそぎ穫る。
白っぽくなったものではなく、元気そうな色のものを選ぶ。
気を付けなければならないのは、春フグの産卵期には、ワカメに産卵することがあるので、気を付けたい。
収穫したワカメは、味噌汁などに入れると鮮やかな緑色に変化して、旨みも増してくるというものだ。
店で購入する乾燥ワカメとはひと味違う。
釣りをしていて干潮時になると、岩や堤防、波消しブロックの間、太いロープなどにぶらさがっている10〜20cmの奇妙な物体。
それが何か知らない人は、獲って持ち帰ろうとは決して思わない。 それがホヤ貝。
釣りを始めた頃、先輩に岩にぶら下がっているものが「ホヤ」だと教えてもらったが、それが鮮魚店にある「ホヤ」と結びつかなかった。
柔らかい殻を取って食すと、赤貝に似たような食感があると思うのだが、人それぞれで、美味くないという人もいる。
一度、寿司店・料理店・鮮魚店の大将に、正しいホヤの捌き方を伝授してもらいたいものだ。
これも30年以上昔。 夏場に松永の貯木場に夜釣りに行った。 青虫で手のひら級のチヌを釣っていた。 良く釣れていた。
干潮になると、底の泥が出てくる。 一面に田んぼのような泥が出てくる。
何でそのようなことをしたのか憶えていないが、膝までズボンをめくって、その泥の中へ入っていった。手で泥の中を探った。
今思うと、アサリでも獲ろうと思ったのだろうか。 もちろんアサリなどいるわけがない。 膝から上も泥(どろのことをダベと言っていた)だらけ。
ところが、ところが、である。 たくさん手に触れるものがある。 しかし、よく見えない。 車から袋を持ってきて手に触れるものを袋に入れていく。
それは、貝のような感触だ。 ヘッドライドのスイッチを入れて驚いた。 体全体をダベだらけにして拾っていたものは、たくさんの赤貝だったのだ。
もちろん、その後夢中になって、拾えるだけの、袋へ詰められるだけの赤貝を拾ったのは言うまでもない。
ところが、その大漁の赤貝を持ち帰っても、保存の仕方がわからない。 今思えば、すぐ鮮魚店に持って行けば良かったのだが・・・。
5〜6個の赤貝を食し、残りの大量の赤貝は、直径1mほどの大きなタライに真水を入れ、その中に赤貝をすべて入れた。
翌朝、タライの中の赤貝はすべて口を開け、タライは悪臭を放っていた。 せめて海水濃度程度の塩水にしておけば・・・。
今でも松永の貯木場には、赤貝がいるのでしょうか。
海遊びをしていると、色々食べられるものを目にする。 そのほとんどが新鮮で美味そうに見える。
時々、収獲して持ち帰るが、家族にはいやがられる。 気持ち悪がられる。
家族は、1〜2日前に水揚げしたであろう鮮魚店で購入した鮮度の落ちた魚を「おいしい」と言って食べる。
釣った魚は食べてもらえない。 ましてや、牡蠣・ホヤ・ワカメなどは言うまでもない。
「潜る」という言葉を聞いて、いろいろと昔の海遊びのことを思い出してしまった。
さて、今日4日(日)は3名での出港となる。 いつものように9時出港予定だ。
8時過ぎ、家を出る。 8時30分前、松永駅前に着く。 ここで、釣友Hさんを乗せる。
松永駅
ところが・・、ちょうどHさんから連絡が入る。 「電車に乗り遅れたので松永駅に9時5分に着きます」とのこと。
もう一人釣行予定の釣友Mさんと境ガ浜マリーナに、「出港予定を9:00から9:30に変更」の連絡を入れる。
この30分の間に、コンビニで水分補給用のペットボトルとおつまみ、弁当を購入する。
松永駅へ帰ると、ちょうど9時5分。 Hさんを乗せてマリーナへ向かう。
途中、いつもの釣道具屋でサビキ仕掛けと青虫を購入する。
そして、またいつものコンビニへ。 この時季のコンビニは、季節感がある。 ビーチサンダル、浮き輪、麦わら帽子などもある。
Hさんもコンビニで買い物をする。 さて、境ガ浜マリーナへ向かう。
9:30、マリーナ着。 Mさんは、8:30にはマリーナへ着いていたようだ。 マリーナスタッフのみなさんと親睦が図れたようだ。
マリーナの正面入り口の上にある植物が気になる。 前回は、これはアサガオだろうと思ったが、花が青と紫だけとはどういうことかな?
ひょっとして、ヒルガオなのだろうか? ヒルガオ、アサガオ?
それと、マリーナ正面にあるボート2艇。 これはいつもここにある。 ということは、ここが所定の位置なのだ。 なるほど。
燃料補給を終えて桟橋に繋留されているマイボートへ向かう。 今日のスタッフ3名が乗り込み所定の位置へ荷物を置く。
今日もエンジン始動はスムースにいく。 3分ほど暖機運転。 マリーナスタッフの方に離岸の手伝いをしてもらい出港する。
いつものように、マリーナ内の海上保管艇を眺めながら出港する。
マリーナを出る。 今日は、当木島周りから試してみることにしている。 今日は高見山がよく見える。
燧灘へ出ても、海上の景色はクリアに見えそうだ。 クルージングは、快調にできそうだ。
今日は向島の高見山がよく見える
今日は、マリーナを出ると西へ針路を取る。 満越あたりで地元の漁師さんが網を上げている。
網を見ると、ほとんど獲れていないようだ。
しばらく走り、百島を左に見ながら南へ針路を取る。
南方向に当木島が見えてくる。 しばらく走ると当木島の東側に小さな船団ができているのが見える。
@ 当木島東ポイントに着く。 数艇の船が何やら狙っている。 が・・・、釣れている様子はない。
キス狙いかな? ママカリ狙いかな? 数分間様子を見るが魚は上がらない。 竿を出さないまま横山海岸へ移動する。
A 横山海岸正面の水深30m辺りでキス仕掛けを投入する。 周りでも数艇が釣りをしている。
しかし、雰囲気はよくない。 釣れない。 周りの船も釣れていないようだ。 しばらくして、夏キスが上がってくる。
10分ほど試してみる。 周りの船も何も釣れていないようだ。
B 横山海岸西の防波堤前に移動する。 この辺りで流してみよう。 砂浜では、投げ釣りをしている人がいる。
キス狙いだろう。
防波堤前の水深10m辺りを流してみる。 潮は東から西へ流れている。 何度か根掛かりをしながらもキスが3匹上がってくる。
10:30過ぎ。 ぽつりぽつりと釣れるが、あまり釣果が上がりそうにはない。 移動しよう。
東へ針路をとる。 ハチカサノ瀬へ向かう。 今日の海況は走りやすい。 見通しも良い。 島影もよく見える。
右方向を見ると、珍しく、豊島・高井神島・魚島・江ノ島の4島が同時に見える。 さっそく撮影する。
江ノ島 魚島 高井神島 豊島
豊島(愛媛県)には、数年前高級ホテルができた。 俗世間と時間を超越したプライベートタイムが過ごせる場所らしい。
我々一般庶民は、特別ボーナスが数回分出るようなことがあれば、候補地として考えてもいいが、普段はとても・・・手も足も出ない。
このホテルの送迎をしているクルーザーが発着している港では、びっくりするような様々な芸能ネタを聞くことがある。
おもしろいことに、それらの情報がこの港町や豊島の外に漏れることは、ない。 固く箝口令がしかれているのだ。
数年前、ある俳優さんがこの島をふたりで訪れた。 その前後に、この俳優さんはTVや週刊誌で「結婚」が報道されていた。
「結婚」報道の時期と何ヶ月か、何年か前後している時期ならまだわかる。 そうではない、同時期なのだ。
なんで、この島を訪れた相手が違うの?と悩んでしまうのだ。 ここには、似たような話は多い。
このホテルのようにお客様のプライバシーを守る姿勢は、客の側にとっては、とても信頼できるし、ありがたい。
本土側の常石にあるホテル「ベラビスタ」もそういう意味では、信頼のおけるホテルのひとつだろう。
数年前、ホテル「ベラビスタ」で俳優の松○○樹さんとばったり出会ってしまった。 その時のツーショット写真が部屋にある。
しかし、フロントでは、そのような芸能関係の話になると、気持ちが良いほど、きっぱりと断られる。
聞いた方も気分を悪くするのではなく、逆にホテルを信頼できる気持ちになる。
C 11:10、ハチカサノ瀬に着く。 魚探を見ると、魚群らしいものは映っている。 しかし、例年のように釣れない。
例年だったら、魚探に映っていれば、必ず釣れていた。しかも、ときどきヤズや大アジが混じっていた。
時々、20cmのアジが上がってくる。 大きめの小鯛も上がってくる。
ハチカサノ瀬浮標 ハチカサポイントから見る宇治島
スタッフの一人は、早々とサビキ仕掛けに見切りをつけ、仕掛けを海中に下ろしたまま、鯛ラバ仕掛けを投げては巻き、を繰り返していた。
鯛ラバにも、何度か、小さな鯛か、アコウか、というようなあたりはあったらしい。
突然鯛ラバの竿を大きく曲げている。 「あっ、あれ? 根掛かり? あっおる! 」と言いながら懸命にリールを巻いている。
周りで注目しているスタッフは、鯛か?・・と海面を見つめる。 ジリジリ・・・・とリールを巻いては竿をあおり、巻いてはあおり・・・
やがて海面に・・・・、なんと・・・予想していたものとは、まったく違う。 大コチだ! 60cm近くはあろう。
60cm近いコチ
へーえ、ハチカサでコチかあ、初めてだ。 いるんだなあ。
大アジだったら元気が出たのだが、サビキ仕掛けで釣っていて鯛ラバに鯛ではなくてコチが釣れると、あまり元気が出ない。
しかし、5分後。 サビキ仕掛けの竿にかすかにあたりがある。 ピクピクと竿先が動く。 もう一度待つ。 また、ぴくぴく。
小アジを想定して小さく合わせる。 確かになにか針にかかっている。 けっこう良型のアジか? それともメバル?
上げていると、時々大きく海中に引き込む。 「なんかなあ?」 やがて上がってきたものは・・・・。 コチだ。
先ほどのコチ(60cm近い)に比べるとやや小さい。 40cm級のコチだ。 へーえ、ここはコチポイントでもあるのかなあ。
また、しばらく真面目に釣りをするが、あまり好転しないようだ。
12:00を過ぎたところで、諦める。 走島の天女浜西ポイントへ移動しよう。
D 12:20、天女浜西浜前ポイントに着く。
さっそく砂浜の前、水深4〜5mあたりにアンカーを降ろす。 すると、すぐにあたりがある。
夏キス、赤ギザミ、青ギザミがあがってくる。 青ギザミはびっくりするような大物も混じっている。
青ギザミの大物が上がると、「それは、鮮魚店で買うと1匹が700〜800円くらいするで」と声がかかる。
隣の岩場では、潜り漁をしている漁船がいる。 サザエなどが獲れるのだろうか?
キス、ギザミがポツポツと釣れ続く。 不思議なことに、昨年まではこのポイントではヌメゴチが混じっていた。
今年は、ヌメゴチは、まったくいない。
天女浜西ぽいんとから浜を見る 天女浜西ポイントから天女浜海水浴場を見る
釣りをしながら、隣の海水浴場を見る。 我々より一足早くマリーナを出港したボートが来ている。
「ああ、ここに来ていたのか」 「じゃあ、一緒に出港していたジェットスキーもここに来ているのかな?」
しばらくして、海水浴場の方から、轟音が響いてくる。 見ると、ジェットスキーが滑走状態で走っている。
一足早く出港したボート
このジェットスキーって、人数制限はなかったかなあ? 記憶が定かでない。 しかし、すごいスピードが出るもんだ。
普通のモーターボートは、軽く置いていかれてしまいそうだ。 こんなスピードでぶつかったらと思うとぞっとする。
ボートのイケスは、だんだん賑やかになってきている。 大きなコチと小さなキス・ギザミ。
小魚も釣れると、帰りにもう一度、ハチカサノ瀬で試してみたいということになる。 14:00前、アンカーを上げる。
西へ針路をとり、移動を始める。
山の上では、7月28日にも、ずっと見守ってくれた(魚のおこぼれを待っていた?)海鳥が、今日も見送ってくれている。
E 14:15、ふたたびハチカサノ瀬に到着。
魚探を見ると魚群らしきものが映っている。 今度は、瀬のてっぺんにアンカーを掛けてみよう。
そして、てっぺんに近い斜面で釣ってみることにする。 しかし、ここで今年の良くない特徴が出る。
魚探には、ずっと魚影らしきものが映っているが、仕掛けを下ろしてもあたりがない。
まれにあたりがあるだけ。 今年はいつもこうだ。 ここでは、20cmアジを2匹と小鯛を数匹追加する。
15:30、風と波が出てきた。 白波が立ってきた。 帰港するとしよう。
移動し始めると、思っていた以上に、波と風が強い。
風による波しぶきを浴びるため、ワイパーを動かしながら、真横から波風をうけないようにゆっくり移動する。
ハチカサノ瀬から阿伏兎観音までが、なんと遠いことか。 やっと阿伏兎観音前までたどり着く。
阿伏兎観音に安全で航海できたお礼を言って通過する。 阿伏兎の瀬戸に入ると穏やかに航海できる。
しばらく走ると、内海大橋が見えてくる。 マリーナへ「10分後に帰港する」ことを伝える。
田島側の橋脚を見ると、ボートがひとつ何かを釣っている。 このあたりは何のポイントなのだろうか。
内海大橋の下を抜け、しばらく走ると境ガ浜マリーナが見えてくる。 あと少し。
この時季は、海のシーズンだ。 朝から海に出ている人たちは、このくらいの時間に帰港する人が多い。
帰港すると、すぐマイボートを上架してもらう。
上架後、マリーナスタッフのみなさんが船艇を真水で洗浄してくれる。 そして、所定の位置まで運んでくれる。
さっそく、エンジン内を真水で洗浄する。 ゴミの処理、簡単にデッキの洗浄、と上陸後の清掃作業が終了する。
さて、今日の釣果は・・・・、コチ2匹(57cm、41cm)、鯛21匹(23cm〜15cm、キス22匹(18cm〜13cm)、アジ17匹(20cm〜15cm)
ギザミ20匹(22cm〜15cm)。
この釣果を見て、驚いた。 船のイケスを確認する。 不思議だ。 走島で釣ったギザミが消えている。 キスもずいぶん少なくなっている。
もう一度イケスの中を確認する。 分かった。 イケスの底の海水入れ替え口のひとつの格子が壊れて、なくなっている。
直径6〜7cmの穴になっている。 これでは、ギザミ・キス・小アジは普通に海へ出ても当然だ。
走島での会話、「鮮魚店で買うと1匹、700円のギザミ」が頭に浮かぶ。 多数のギザミが消えた。 キスも約半分になった。
しかし、不思議なことに海に出られる状態でも海に出なかった人のいい(魚のいい)魚もいるもんだ。 残っているキスたちがそうだ。
今日は、結果的に多くの魚を放流してしまった。
今後、イケスの修理をしなければならない。 それとも、網袋をイケスにいれておく? それとも、小さい魚は常に放流?・・・・。
残った魚を釣りスタッフで分けて終了した。
今日、いただいた魚
コチ(41cm)、キス5匹
コチは、煮付けにしたい。 じゃあ、キスも一緒に煮付けにしよう。
大皿にコチとキスを一緒に盛り付ける。 ちょっとグロテスク。
でも、おいしくいただきました。
hobbypageへ