今年の初釣りは       140104




12月29日、年末の釣りは、雨と風と寒さの中で頑張ったが、散々な結果に終わってしまった。

そのリベンジにと、今日1月4日を狙っていたが、天候が気になっていた。 

2~3日前の天気予報は良くなかったが、今日になってみると風も強くない。 このくらいだと海上の波も高くないはずだ。

今日は、予定通り出港しよう。 マイHPの掲示板に「予定通り出港」のメールを載せる。

8:00過ぎ、自宅を出発する。 道路には融雪剤が散布してある。 しかし気温表示は、2℃を示している。 

年末の釣行時は、-2℃だったので今日は、やや穏やかな釣りができそうだ。 釣果も上がれば良いのだが・・。






                






途中、柳津町の「タイム」でサビキ仕掛けを補充し、保険に青虫を500円と氷を購入する。

9:00、境ガ浜マリーナへ到着する。 このごろは、マリーナへの到着時間が遅れ気味になっている。

案内では、『9:00出港』になっているが、いつも9:00に到着している。 スタッフのみなさんに迷惑を掛けているようだ。

次回からは、9:00前に到着、9:00出港を目指しましょう。

今日の出港スタッフは、むむむさん、Hさん、まーちゃんの3名。 

だれかが、「スタッフは少ないけど、こういうときに大漁になったりして・・」と今日の釣果に期待する声も・・。

燃料を満タンにして、エンジン始動。 今日はすんなりと始動する。 2~3分間、暖機運転すると回転が安定する。






                          






9:10、クレーン下桟橋を出港する。 いつものようにマリーナ桟橋のビッグボートに目が行く。






                






マリーナを出ると、海上の様子が気になる。 風はない、波もない。 今日は、前回の年末時の出港よりも条件は良さそうだ。

前方の向島高見山や百島を見る。 くっきりと見える。 






                
                 
向島の高見山                                                        百島





東へ針路をとると、本土側(左方向)に常石造船が見える。 今日は、ドックの外に大型貨物船が数隻停泊している。






                






過去の「釣り日記」にも載せたが、この常石造船では、自分とはまったく関係ない進水式でも参加させてもらうことができる。



突然ですが、ここでちょっと、(株)常石造船のCMをご覧ください。

               進水式を見学しませんか?

                 約2ヶ月に1回くらいの間隔で進水式が行われています。
                 見学は無料です。
               各種団体での見学をご希望の方は
               総務部(TEL:084-987-1101)までお電話でお申し込み下さい。

               次回の進水式は、2014年1月18日(土) AM11:10~ です。

               進水式見学についてのご注意
               
入場時間:進水式の20分前までに入場ください。
               駐車場  :境ガ浜マリーナ駐車場 
会場まで徒歩10分程度かかりますので、お早めにお越し下さい。
                 その他  :雨天決行です。
                      ※危険ですので、ハイヒール、サンダルでの入場はお控え下さい。
                      ※場内でのおケガにつきましては当社は一切の責任を負いかねます。
                       安全には十分ご注意いただきご見学下さい。
                       進水式は、工場内にある船台で行われます。
                       工場内のものには手を触れないよう、お願い致します。
                       また、係員の指示・誘導に従うようご協力よろしくお願いいたします。
                       潮や天候などにより、開始時間を予告なく変更する場合があります。

                                                    (株)常石造船HPより


以上で、(株)常石造船のCMを終わります。 それでは、また「釣り日記2014」の続きをどうぞ。



(株)常石造船にしては珍しく、大型客船も停泊している。 これは、年末の12月29日にも見ることができた。





                          
                                     
   大型客船





さらに進むと、内海大橋が見えてくる。 橋の下に釣り船はいるのだろうか?






                          






内海大橋下にさしかかる。 左手(本土側)の波止を見ると釣り人が投げ釣りをしている。 何が釣れるのか。 カレイ? キス?

右手(田島側)橋脚の近くでは釣り船が何やら釣っている。 






                
              
本土側の波止には釣り人が・・                                           田島側橋脚の近くには釣り船が・・・





内海大橋を通過し、さらに東へ走る。 阿伏兎の瀬戸は波が全くない。 快調に走る。






                          






やがて、右手にフィッシャリーナが見えてくる。 前回、12月29日にもあったビッグボートが、まだ桟橋に停泊している。

その先の旧阿伏兎海水浴場の浜では、だれも釣りをしていない。 その前の海にも釣り船はいない。






                
                  
フィッシャリーナ                                                   旧阿伏兎海水浴場浜





阿伏兎観音に「今日こそ大漁を!」と、しっかりお願いをしながら阿伏兎の瀬戸から燧灘に出る。 今日は、観音周りにも釣り船はいない。






                          






燧灘へ出ると、「あれ!?」。 やや波がある。 「でも、前回ほどでもない。 ハチカサでも釣りをすることはできそうだ。」

南方面を見ると、ハチカサノ瀬で山立の基準になる山並みも見えている。 

ハチカサノ瀬で、風も波もなく、のんびりと釣りができることを祈りながら南東へ移動する。






              






9:40、ハチカサノ瀬に着く。 今日はアンカーを掛けて釣りができそうだ。 潮の流れとわずかな風を計算してアンカーを投入する。

予定通りにはいかないもので、狙ったポイントにつけることはできない。 風よりも北西からの潮流が強い。 

船は、狙っていたポイントよりも浮標へ近いところにいってしまった。

潮に押されてポイント上ではないが、少々ずれているだけで大差はないだろう。 アンカーを打ち替えることなく、ここでやることにする。 

意外とこういうパターンの方がよく釣れることも多い。 さっそく仕掛けを入れる。






                          
                                     
ハチカサノ瀬浮標





しかし、魚探に魚の反応はまったくない。 時々でも反応があればやる気も出るのだが・・・。

10:00、風が出てくる。 「このまま、ここでやっていると他のポイントへ移動するのが難しくなるなあ」という声が出る。

移動することにする。 波が出るまでに移動をしておこう。 因島東側を目指そう。

10:15、因島へ向けて移動を始める。 南西方向には豊島が見える。 真北を見ると仙酔島とツツジ島が見える。






                
               
南西方向には豊島が見える                                         北方向には仙酔島とツツジ島が見える





進行方向の先には、因島が待っている。 風と波のせいで、スピードは、やや控えめで航行する。

途中、百貫島の北側深みポイントを狙ってみようかと百貫島方向へ舵をとる。 

百貫島北深みポイントは、冬場にグチが溜まっていて入れ食いになることがある。 あわよくばという気持ちでそちらに向かいかける。

しかし、近づいてみると島の北側には広範囲に定置網が仕掛けてある。 これでは、網に気を遣って釣りにはならない。 

諦めよう。 また、因島方向に舵をとる。



11:00、やってきました、因島椋浦港外の岩場前。 前回、12月29日に周りの船がアジを釣っていたポイントだ。

水深15~20m辺りに、魚礁のようなものがいくつか点在している。 この魚礁の周りで釣ってみよう。






                          
                                     
椋浦港外岩場前





ここも潮の流れが複雑だ。 このポイントにも風が回り込んでくる。 ボートは、潮流と風にほんろうされて、常に移動している。

釣果は、ない。 が、30分ほどするとキスが釣れる。 これを機に、サビキ仕掛けだけでなく、キス仕掛けに虫餌をつけて投げる。

忘れた頃に、キスが餌をつついて楽しませてくれる。 また、しばらくすると、小鯛も餌をつついて遊んでくれる。

一点アンカーで常に風と潮に移動させられながらの釣りをしている。 二点アンカーで固定した方がいいのだが・・・。

しかし、たま~に、キスや小鯛が上がってくる程度のポイントで二点アンカーにするのもどうかと思い、一点のままで続ける。

13:00、黒い雨雲が垂れ込めてくる。 





                          
                                  
    黒い雨雲が広がってくる





雨がぱらつく。 しかし、降り出しはしない。

14:00頃から風と波が強まってくる。 海上には白波が立ち始める。 弓削方面に出ていた釣り船が波に揺られながら帰港していく。






                






この風と波の中、おもしろい光景を見かける。 カモメは、風も波も気にならないらしい。 

マイボートのすぐ近くで揺れる波に乗って楽しんでいるカモメを見つける。 波乗りカモメなのか。






                          
                                  
波乗りを楽しんでいるサーフィンカモメ





15:00、風と波がやや弱くなる。 しかし、相変わらず釣りのペースは上がらない。

15:20、風と波のせいで、一気に釣る気がしぼんでしまった。 納竿とする。

15:30、椋浦港外を出発する。 マリーナへ帰港の連絡を入れる。 また、風と波が出てくる。

揺れる海上を移動する。 百島と加島の間を通過してマリーナへ向かう。 波があるのでゆっくり移動する。

キャビンのフロントガラスが波を被ると、ワイパーを動かしても前方が見にくい。

これは、どうもワイパーのせいらしい。 すでに交換時期を過ぎているのだろう。

百島の北側に出ると、マリーナが見えてくる。 隣接する(株)常石造船も見えてくる。






                






今日のように風がある日は、帰港時クレーン下に入るのが難しい。 

常に変わる風向きに対応してクレーン下のベルトに入れるのは至難の業だ。 いやいや技量不足なのかもしれない。

このような日は、いつもスタッフの方に両サイドについてもらい、マイボートがポールと接触しそうになるのを防いでもらう。

しかし、今日の風はそれでも間に合いそうにない。 いったん桟橋に繋留することにしよう。






                          





上架は、マリーナスタッフの方にお願いしよう。

16:00、桟橋に繋留する。 イケスの蓋を開けて下船する。 イケスの蓋を開けておかなければ上架しても海水が残ってしまう。

マリーナへ上陸して、上架されるマイボートを待つ。 

ふと海面に目をやると、あれ!?  いたいた。  アメフラシだ。

成人の日が近いが、振り袖を着た女性の新成人が両手を広げてばたつかせているような動きで泳いでいる。

「泳いでいる」と言うより海中を「遊泳している」と言った方が良いだろう。






                
               
海中を漂っているアメフラシ                                               上架中のマイボート





上架後、ゴミの処分、エンジンと船艇を洗浄する。 

今日の釣果をスタッフの方に持ち帰ってもらおうとイケスを開けて気がついた。 

船底のイケスの蓋を開けておいたのだが、その開けた部分の格子が破損していた。

釣られた魚たちにとっては、ラッキーだ。 マイボートが桟橋に繋がれている時にイケスの蓋が開いて海へはフリーパス状態だったのだ。

これに気づいて海へ逃げ出した良型のキスが2匹。 残りの魚たちはイケスの中に留まっていてくれた。




                                    今日の釣果

             
                                   
小鯛5匹 キス6匹(うち2匹放流)



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