町内会とんど祭り     140112



12月14日(土)と15日(日)の2日間をかけ延べ約120人の人が関わって「とんど」の製作が行われた。 

15日の昼過ぎにはとんどが完成した。 今年も、自分は仕事の関係で、とんどづくりに参加することができなかった。 

毎年、この時期には仕事を持ち帰って自宅での仕事に取り組むことになる。 とんどづくりの手伝いができなくてすみません。 

関わっていただいた町内会のみなさん、ありがとうございました。 ご苦労様でした。

今年も新年の干支である馬をあしらった大とんどが河川敷に立っている。



11:50、町内の人が河川敷に集まり、とんど祭りが催される。

まず町内会長さんの挨拶。 続いて、とんど祭りへ頂いたご祝儀やお祝いの品の披露が行われる。 さらに諸連絡へと続く。






                






次に、午(うま)年生まれのみなさんにより点火が行われる。 町内の午年生まれのみなさんがトーチを持ってスタンバイ。

一人ずつ、トーチに火を付けていく。 とんどへの点火準備OK。





                






11:58、「点火!」の合図で一斉に火が付けられる。

西からの風にあおられて一気に燃え上がる。






                  
                                   
一気に燃えあがる「とんど」




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12:06、わずか7〜8分で焼け落ちてしまったとんど。 これから、みんなで美味しいものをつつきながら歓談タイムが始まる。

今年も役員さんを中心に様々な料理を準備していただいている。 
豚汁、おでん、おにぎり、漬物、お酒等など。

みなさんは、食事会場であるテントの方へ移動を始める。 とんどの火はこれから餅焼き用の炭火になってくれることでしょう。






                
              
みなさんは食事会場へ移動を                                      とんどは、これから餅焼き用の炭火に変わっていく





先ず、あつあつの豚汁を頂きながら、近所のみなさんと情報交換をする。 

「今日来られていない方は、どうされたんだろう?」という質問には、不思議と誰かが答えてくれる。 

「どこどこの○○さんは、今どこに住んでおられるのだろう?」という類の質問にも詳しい方がおられるものだ。

今日、この場に参加されていなくても元気で頑張っておられることが分かれば安心する。 





    





残念ながら、この1年間に亡くなられた方の話も聞く。 その方の生前の話も出てくる。 お互いに健康には気を付けようと確認する。



いつの間にか、食べ物は豚汁からおでん、おにぎりと進んで、気がつくと手には竹製のおちょこに入った熱燗を持っている。

今年も、いろんなグループで会話が盛り上がっている。 

熱燗を酌み交わしながら、おでんをつつきながら、いろんな場所で会話は続いている。

会話の内容も、様々。 仕事の話、趣味(もちろん釣りも)の話、家族の近況、健康、同級生、政治、農業、天気、・・・など

ありとあらゆる話がある。 地域の情報にとても詳しい人もおられることには感心する。



1時間近く経過する。 さて、とんどの火はどうなっているだろうか? ぼちぼち炭火になりかけている頃だ。

とんどの場所へ行ってみる。 すでに多くの方が餅を焼く準備をされている。





   





とんどの火を手前へ移動させて、持参した金網で、お正月の餅を焼く。 とんどの火で焼いた餅を食べると1年間元気で過ごせるのだ。





                





気がつくと、とんど祭りも終わりが近づいている。 大鍋やテントの片付けが始まっている。

町内のみなさん、ご苦労様でした。 役員のみなさん、前日準備から当日の運営・片付けまで、お世話になりました。

おかげで、今年も地域の一員であることをしっかり確認することができました。 情報交流もできました。

うん? これから2次会へ出かける方もおられるんですか?

「今日は、これで失礼します。 ありがとうございました」




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