節分草と雛祭り         140222




先週末、TVのローカルニュースで「庄原市総領町の節分草が見頃を迎えている」という報道があった。 

毎年、節分草の開花は気になる。 今年も例年並みに開花したようだ。 先週は都合がつかず、観に行けなかった。 

今日、午後から出かけてみる。 上下町経由で総領町を目指す。






              




上下町から庄原市総領町を目指す。 

節分草の自生地は、総領町に7箇所ほどあるが、毎年領家八幡神社とリストアステーションの2箇所を観察することにしている。

自宅を出発して50分ほどで、領家八幡神社に着く。 

神社前の県道432号線の路肩は、節分草を観に来た人たちの車でいっぱいだ。 

運良く、鳥居近くに駐車スペースを見つけ駐車する。 さっそくカメラを持ち鳥居へ急ぐ。 

境内の自生地は訪れた人たちで賑わっている。 1年ぶりに見る大鳥居は何も変わっていない。 鳥居を抜け山門を目指す。

今年は、拝殿に参拝して節分草を見せて頂くお礼をしておこう。






                
               
  領家八幡神社大鳥居                                                  領家八幡神社山門






                
            
山門をくぐり石段上の拝殿に、二礼二拍一礼を                                     山門横には鮮やかなナンテンが・・





山門を左方向へ行くと自生地がある。 ここ山門横から見ても開花している節分草が見える。

斜面を歩道が上の方に伸びているが、下から上までどこを見ても節分草が開花している。

簡単デジカメや一眼デジカメを構えている人が節分草に群がっている。 

先週、TVのローカルニュースで節分草の開花を報道していた。 あれから一週間。 ここの自生地は満開が近いようだ。






                






                






                





次に、リストアステーションに移動する。 県道432号線を西へ1kmほど移動する。 リストアステーションの看板が見えてくる。

午後3時過ぎだが、すでに駐車場に設営してあった「焼きイカ」や「たこ焼き」販売用のテントの撤去作業が始まっている。

残念。 でも道の駅本来のお土産売り場は、まだ営業されているようだ。 節分草を見た後、お土産を見てみよう。






                






ドームの中で、節分草の生態について、ボランティアガイドのみなさんの説明が行われている。 中に入ってみる。






                          
        
  手前から植えて1年目、2年目、3年目、4年目のプランター




節分草は、植えて3年目から花が咲くそうだ。 環境省準絶滅危惧種に指定されている節分草も、最近栽培技術が確立されている。

さて、ここリストアステーションの自生地を観てみよう。 自生地は川向こうにある。





                         





この川向こうの右側が節分草、左側が福寿草の自生地だ。 意外なことに、ここの福寿草は、北海道から移植されたものだそうだ。

福寿草は、芽を出しているものが少しばかりある。 まだ、これから芽を出すというところだ。 満開は、まだまだ先らしい。





                





節分草の自生地でも、まだ僅かしか芽を出していない。 当然、白い花をつけているものは、ごく僅かしかない。





                





今日は、領家八幡神社とリストアステーションの節分草を観た。 

日当たりの良い八幡神社は満開に近い、日当たりの悪いリストアステーションは、まだ開花が始まったばかり。

ここリストアは、1週間くらい遅れているようだ。 日差しの状態でずいぶん開花に差が出るようだ。



さて、いくらかお土産を購入するかな? 見てみよう。





                





                






今日は、もう一箇所立ち寄ってみたいところがある。 上下の雛祭りを観てみたい。

来た道、県道432号線を帰る途中、上下に寄ってみよう。 上下駅前を過ぎて左折する。

広島銀行上下支店の駐車場に車を停めさせて頂く。 広銀さん、いつもすみません。





                  





上下のメイン通りへ出てみる。 各商店の軒先には雛祭りの幟が立てかけてある。 

そして、それぞれ自慢のひな人形が飾られている。 広島銀行前から上下教会前を通って東へ歩く。





                





                





雛祭りの雰囲気を満喫しながら東へ移動する。 ここへ来ると、いつものカフェが気になる。

上下画廊の二つ隣の「指物濱一(家具展示場)」だ。 この奥がカフェになっている。 

正面から暖簾をくぐり、家具展示場スペースを抜けると、時代錯誤しそうなカフェがある。 

ちょっとした大人の隠れ家といった雰囲気だ。






                  






                
                
「指物濱一」の暖簾                                               中にはひな人形と家具展示場





                         
                              
        この先に隠れカフェが・・・





中に入る。 薪ストーブで暖をとったカフェは、暖かい。 いつものようにブレンドコーヒーをお願いする。

ガラスの格子窓の向こうにある江戸時代末期につくられた日本庭園を眺めながらくつろぐ。 まだ、先日の雪が残っている。





                




注文の品がやってくる。 




                         
                                 
ブレンドコーヒー きな粉クッキー付き





しばらく、コーヒーを飲みながらのんびりする。 



そうだ、もう一箇所、上下画廊のお雛様も観てみよう。

昨年だったか、一昨年だったか、大量に雛人形が集めてあった光景を思い出した。

上下画廊のママさんの上下町を盛り上げようという意気込みはよく分かる。

しかし、雛人形があのように大量にあると、雛祭りの雰囲気ではなくなるような気がする。 好みの問題かな?





                         





メイン通りを上下画廊へ移動する。





                         
                                     
  上下画廊




中に入ってみると、すごい! 今年もすごい! よくもこんなにたくさん集められたものだ。

しかし、一箇所にこんなにたくさんのお雛様が集まるのはどうかな? お雛様がお雛様でなくなってしまいそうで・・・・。





                






                





ご苦労様でした。 今日は、節分草、お雛様を、堪能することができました。 日本の伝統行事を通して季節を感じるのもいいものです。

隠れ家カフェで、のんびりお茶タイムも、いいですね。 



さて、また来週から仕事がんばるとしましょう。


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