筍と除草       140503  



農作業で、気になるところがいくつかある。

ひとつは、1週間ほど竹藪の手入れをしないので、タケノコが伸び放題になっている。 

この時季、時々収穫して食しているが、少し間が空きすぎたようだ。

休耕田の雑草も気になるところが何カ所か残っている。 今日は休耕田の除草もしておかなければいけない。



今、東京にいる長女夫妻が来ている。 8時30分、娘婿を連れて竹藪に入る。

タケノコは、伸び放題になっている。






                   
                                 
タケノコは、一週間手を掛けないと伸び放題





このように大きくなったタケノコは、食用にはならない。 先ず、竹藪全体の大きくなりすぎたタケノコを全て切り倒していく。 

次に、地表に頭が覘いたばかりのタケノコを収穫する。 周りの土を掘り下げ、タケノコの根の部分まで掘り出すようにする。

これがなかなか難しい。 タケノコ堀り初体験の娘婿殿には、特に難しいようである。






                
              
なんとか掘り出すことができる                                                  ミツバの群生





竹藪全体のタケノコを収穫する。 適度な大きさのタケノコ10本を収穫する。

さっそく、屋外のタケノコシーズン限定かまどに持っていく。 ここで灰汁をとるために茹でるのだ。






                   






押し切りで、タケノコノの先や根っこを切り落とす。 太い物は縦に切る。 すると中まで熱が通る。

この押し切りは昔、牛を飼育していた頃に、餌の稲藁や雑草を切断していたものだ。

切断した皮付きタケノコを、水を満たした大釜に入れる。 米ぬかと漬け物用タカノツメのみじん切りも入れる。






                   






                






火を付けて、1時間以上茹でる。 灰汁をしっかり取る。 大釜の温度が平熱になるまでタケノコはそのままにしておく。

こうして灰汁を取ったタケノコは、その後キッチンでおいしいタケノコ料理になる。

かまどの炎が安定したら、薪を少々追加し、この場を離れる。 あとは、かまどに任せて、トラクターで休耕田の除草作業をしよう。



10時、トラクターに軽油を給油する。 今日は、4枚の休耕田の除草作業をする。

1枚目の休耕田へ移動する。





                               作業前                                                       作業後
                






1枚目終了、2枚目の休耕田へ移動する。





                               作業前                                                       作業後
                






2枚目終了、3枚目の休耕田へ移動する。





                               作業前                                                       作業後
                






3枚目終了、4枚目の休耕田へ移動する。





                               作業前                                                       作業後
                






12:30、4枚の休耕田全て除草作業が終了する。 

ご苦労様でした。 



夜の食卓には、タケノコの煮物が加わり季節を感じながら飲み物が進みました。





                          





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