140727
盆が近いので墓掃除が気になる。 長い間、墓掃除ができていないので雑草が茂っている。 一度でやるのは大変そうだ。
今日、一回目の墓掃除をやっておこう。 そうしておけば、盆直前の墓掃除が楽になる。
亡くなった先祖のみなさんにも、盆に気持ちよく帰って来て頂けるというものだ。
この暑い時には少しでも涼しく作業をしたい。 朝6時、草削りと雑草やゴミを入れるために段ボール箱を持って墓へ行く。
我が家の墓地は、2箇所ある。 同じ墓所に古い墓地(江戸時代末期までのもの)と新しい墓地(明治初期からのもの)がある。
先ず、古い墓地から掃除にかかる。
掃除前の古い墓地
古い墓地は、墓に刻んである名前や年代が風化して読めなくなったり、分かりにくくなっているものがほとんどだ。
これらを、なんとか記録にとどめておきたいと、引退された住職の奥さんに相談したことがある。
昔は、寺が今の役所の代わりに住民票のようなものを管理していた。 我が家のものを見せてもらえるものか尋ねてみた。
それは、その旨を言ってもらえれば可能だということだった。
そこで、新住職に見せて欲しいことを伝えると、「寺が火事になったことがあり、その時代の物は消失している」とのこと。 残念!
この古い方の墓は、「天保」「享保」など僅かに読める文字がある程度で、名前も読むことができないものがほとんどだ。
中には、ただの石コロのようになったものもある。
いつ頃のものか、誰のものか、わからなくなってしまった。 今となっては、それを確認する物も無くなってしまった。
十数年前に、この古い方の墓の花立や焼香台は、まとめて一つにした。
これで、墓参りの時の手間は大きく軽減された。
ひとつずつ花を立てていた頃は、40束ものお花を軽トラックに積んで墓参りをしなければならなかったが、それもなくなった。
近年、墓参りは楽になった。 しかし、この古い方の墓を整理してしまうことは、したくない。
我が家は、自分の親の時代まで専業農家だった。 たぶん江戸時代以前も苦労して米や野菜をつくっていたのだろう。
荒れ地を開墾し、河原から拾ってきた石を積み上げ石垣を作り、田んぼや畑にしたのだろう。
楽ではない生活の中から、苦労して税金(年貢)も納めていたことだろう。
その時代の先祖のみなさん方があり、現在の○○家があると思うと、小さな古い墓石にも、このままお参りを続けていきたいと思う。
その時代ごとに、分家もできたことだろう。 近所には3軒の分家がある。 さらにその分家も。 遠方の分家も・・。
自分が子どもの頃、姫路の分家の方々が大型観光バスで訪ねて来られたことがあった。
当時、姫路の○○家は十軒くらいになっていたらしい。 そのほとんどの方が来られたらしい。
母や祖母が慌てて40人分のお茶の準備をしていたことを思い出す。
その時にも、この古い方の墓へお参りされたそうだ。
現在は疎遠になってしまっているが、姫路の近くに行く機会があれば訪ねてみたいものだ。 迷惑をかけるかな?
自分が退職し、時間ができたら、この地から派生した○○家の方々を巡ってみるのもおもしろいかなと思う。
自分が聞いているのは北海道、関東地方、近畿地方に○○家があるらしい。
もちろん、先方に手間をかけるような訪ね方はしないように気をつけます。
等々、先祖の方々にまつわるいろんなことを思いながら、古い方の墓掃除第一弾を終了する。
夏場は、除草作業が厄介だ。
掃除後の古い墓地
続いて、新しい方の墓掃除へ。 こちらも、ずいぶん雑草が繁っている。
掃除中の新しい墓地
お花の処分、雑草の処理、墓の掃除などをしていると、雨がポツポツ落ちてきた。
墓掃除終了と同時に、普通に雨が降り出した。
掃除後の新しい墓地
朝8時前、墓掃除第一弾を終え、帰宅する。
朝食を摂り、のんびりする。 雨が降っていては、予定している竹藪の除草ができない。 雨が止んでしばらくして除草作業に入ろう。
9時、雨が止んだ。 雑草に付いている雨が落ちた10時頃、除草作業の準備を始める。
草刈り機に混合油を給油する。 この混合油が25:1用でも50:1用でも、どちらのエンジンでも使用できるそうだ。
これは、変な話ではないか。 このエンジンオイルを使用した感じもややおかしい。
なんとなくエンジンから、しんどそうな音が聞こえてくるのだ。 勝手に、やや粘性が高いのではないかと思う。
50:1の混合油を購入に行って、25と50共用のものを購入してしまった自分にも気に入らないのだが・・・。
でも、「他になかったのでしかたないじゃないか」という自分もいる。
この混合油がなくなったら、やはり「50:1専用の混合油をガソリンスタンドで配合してもらおう」と思う。
25:1,50:1共用の混合燃料
燃料満タンにする。 水分補給用のペットボトルを持って竹藪に入る。
10:20、除草作業を始める。 30分おきに水分補給をしながら作業を進める。
「喉が渇いたと思う前に水分を摂る」 これは熱中症にならないポイントだそうだ。
最近、このフレーズをTVの健康番組で聞いてから、農作業の時に意識して実践している。
12時過ぎ、まだ竹藪全体の半分ちょっと過ぎたくらいだ。 無理はしないようにしよう。 昼休憩に入る。
しっかり水分を摂り、シャワーで汗を流す。 冷たい水を長時間身体にあてていると、火照った身体がやっと落ち着いてくる。
のんびり昼食を摂り、しばらくのんびりする。 いつの間にか、またまた昼寝に入ってしまっていた。
気がつくと、15:30。 よい天気になっている。 とても暑そうだ。 もう少し涼しくなってから除草作業の続きをしよう。
17:00過ぎ、除草作業を再開する。 余り涼しくなってはいないようだ。
午前中、作業をしにくいところを済ませておいたので、午後の作業はやりやすいところが残っている。
作業は順調に進む。
19:00、作業終了。 今日は、いつもより作業範囲を広げている。 農作業小屋の周りも除草しておいた。
作業前 作業後
作業前 作業後
作業前 作業後
作業前 作業後
17:00過ぎからの作業は順調に進んだ。
今日は、6:00から墓掃除・10:00から竹藪の除草第一部・17:00から竹藪の除草第二部を行った。
やはり、早朝の作業が、やりやすかった。 昼前後の作業は暑くて大変だった。 この時季、夕方の作業はけっこう大変だ。
なんとか、無事終了することができました。 ご苦労様でした。