140913
柿と栗が育っている畑の除草作業をする。 ここは、前回いつ除草したか憶えていない。 このHPにもアップしていなかった。
かなりの期間除草していないようだ。 草刈り機に混合燃料を入れようとして、残り少なくなっていることに気づく。
今日は、燃料を満タンにはできない。 7分目くらいまで給油しよう。 給水用のペットボトルを持って畑に移動する。
7分目まで給油した草刈り機
畑に行ってみる。 あれ?! 雑草は思ったほど伸びてない。 というか、除草後、1〜2週間位しか経過してないくらいだ。
う〜ん、これは? 暑さのために雑草の成長が遅れたのか?
いやいや他の畑は勢いよく成長しているのに、この畑だけ成長しないということはあり得ない。
とすると・・・、そういえば、となりのおじさんが刈ってくれたとか聞いたような気がする。
それも、そんなに前ではない。 そうか、おじさんが除草してくれたのだった。 ありがとうございます。
でも、せっかく草刈り機をここに持って来て時間もあるのだから、少々伸びた分を刈っておくとしよう。
14:30、除草作業を始める。 となりのおじさんが、刈ってくれているので、今日はいつもより丁寧に短く刈り取ることができる。
先ず、周辺部から刈り取り、続いて下から上へと刈り取っていく。 やはり、最近除草してあるので、簡単に作業が進む。
約1時間で全体を刈り取ることができる。
作業前 作業後
15:30、刈り取った後、畑全体を見渡す。 除草ができていることはもちろんだが、柿の木と栗の木が気になる。
畑中央にある2本の木が栗の木、その向こうに柿の木が1本隠れている。
栗の木は、昨年2個の実を付けかけたが、成長途中で落果してしまった。 今年も、僅かだが実を付けている。
食べられるような実に育ってほしいものだ。
栗の木は10個ほどの実をつけている
柿の木も、たくさんの実を付けている。
たくさん実を付けすぎていたので間引いてやろうと思うくらいだったが、今日見ると自然に落果したのか、適度な数になっている。
その中で、熟しになったものが数個ある。 その一つは表面が割れてアリやハエが集まっている。
熟しの甘い香りに集まってきたようだ。
割れ目にアリやハエが集まっている
幼少の頃、柿の木に登って柿の実を食べた。 もちろん熟しも食べた。
この柿の木にも、まだ割れていない熟しがついている。 採って味わってみよう。
ひとつだけきれいな熟しを、そっと割れないように採って、表面の薄皮を剥ぐ。 ほんのりと甘〜い香りが広がる。
薄皮を丁寧に剥ぐ 割れないように剥ぐ かぶりつく ウマイ!!
熟しにかぶりつく。 ウマイ!! 除草作業で疲れた舌には甘い熟しが心地よい。
勉強堂の和菓子よりうまいぞ! (勉強堂さんすみません、いつも美味しい和菓子を楽しませてもらっています)
「やはり、自然の味が一番だ」と思えるうまさです。 続けてもう一つ、今度はやや硬めの熟しを食す。
これもうまい!
柿の木は昨年もたくさんの実を付けた。 幼いころの柿の記憶が浮かんでくる。
小学生のころ、甘い柿の実には、砂糖があるはずだと、実をつぶして水と混ぜて鍋に入れ加熱した。
鍋の底には、砂糖ではなく黒く苦い物体が残った。
また、柿の表面についている白い粉は酵母だと聞いて、柿を大量に瓶に詰めて密封し柿酒を造ろうとした。
瓶の中にできたのは大量の腐敗した柿だった。
小学生のころ、祖父が川魚漁に使用した投網を柿渋に漬けて庭に干していた。 その時の悪臭は強烈なものだった。
などなど、自分の柿にまつわる思い出は、匂いと一緒に蘇えってくる。
16:00、 しばし、熟しの味と柿にまつわる思い出を堪能した。
さて、今日は、これから9月下旬に行われる地域の神社の祭典費の集金に回らなければなりません。
今日の除草作業、ご苦労様でした。
汗を流し、さっぱりして町内を回ります。