141011
10月8日から共同の稲刈りが始まっている。 例年なら稲刈りは、もう終了している頃だが、今年は夏の日照不足の影響で遅れている。
この3連休も稲刈りが続く。 刈り取り、乾燥、トウスを繰り返す。 今日は、8時からお隣のトウス(籾殻を取り除く作業)が予定されている。
共同の農作業は、お年寄りの方中心に行われている。 我が家も共同の農作業では、近所の方々にお世話になっている。
普段、お世話になっているから休日の土日の農作業には是非参加して、みなさんの力になりたいと思う。
しかし、土日も仕事(本職)の関係で、共同の農作業に参加できる日ばかりではない。
今日(土)は、稲刈りに参加できそうだ。
8:00前、我が家の前にある共同農作業小屋に「出勤」する。
昨日、乾燥機に入れた米は夜中に乾燥が終了して、すでに乾燥機から貯蔵庫へ移動している。 トウスのスタンバイOK!だ。
近所の方々と準備を始める。 9:00前、トウス作業を始める。
乾燥した籾付き米が、2階貯蔵庫から籾摺機へ下りてくる。 籾のなくなった米が米選機に入り、粗悪米が取り除かれる。
米選機から出てきた新米は袋詰めにされていく。
籾摺機に2階貯蔵庫から籾付き米が下りてくる 籾がなくなった米が手前の米選機へ入ってくる
籾は小屋の外へ放出される 新米を袋詰めにしていく
今日の自分の担当は、できた新米が入った袋を閉じて並べること。
いつもはトラックの荷台に積み込み運搬するのだが、今年は後でまとめて運搬するとしよう。
みなさんが、扱いやすいように15kg程度に詰めて、並べていく。 やがて作業小屋の中は、スペースがなくなり、小屋の外に並べていく。
作業小屋の中へ並べる 外へも並べる
1時間半ほどで、お隣のトウス作業が終了する。 しかし、お隣の田んぼは、まだ半分残っている。
休憩の後は、第二弾の刈り取りが待っている。 その前に、お茶タイムが入る。
作業で汗をかいた体には、冷たい飲み物が心地良い。 冷たい飲み物はアルコールではありません。
アルコールが入ると、一日の作業ができません。 おやつを食べながらの歓談も楽しい。
近所のローカルな話題がたくさん出てくる。 ここで話題になるようなことはTVのニュース番組では仕入れることができない。
ひとつ、「へー、それは観てみないと」と思った話題があった。
ある人から「近所の○○さんは、今日TVに出るらしい。夜9時からの刑事ドラマに出るらしい」という話題。
聞くところによると、○○さんが何ヶ月か前、御調の道の駅へ買い物に行くと、ドラマのロケをやっていたそうだ。
そこで、そのドラマにエキストラとして参加したそうだ。 演技指導まで受けたそうだ。
今日の夜9時から「タクシードライバーの・・・」という番組があるらしい。 福山・尾道あたりで撮影されたらしい。 ぜひ観てみよう。
しばらく休憩した後、お隣の残り半分の田んぼを刈り始める。 隣のおじさんは、いつものコンバインで刈り取っていく。
自分は、お隣の田んぼを、昔懐かしいバインダーで刈り取っていく。 バイインダ−? なんで?
コンバインで刈り取り中 この田んぼはバインダーで刈り取る
みなさん、憶えていらっしゃいますか? バインダーは、刈り取った稲を束ねて括ってくれる機械だったですよね。
実は、自分たちの共同農作業チームは、毎年この近辺のとんどや神社に貢献?しているのです。
地域のとんどの材料にこのチームの稲藁が使用されています。 また、府中・福山近辺の神社の注連縄にも使用されます。
注連縄(しめなわ)は、材料だけでなく製品としての注文を受けます。
福山の草戸稲荷神社の注連縄もこの共同農作業チームの稲藁を使っています。
普通米の藁よりも餅米の藁の方が粘りがあって良いそうですが、餅米の藁だけで間に合わない場合は、普通米の藁も使用します。
また、年末が近くなると注連縄づくり講習会とか、子どもたちの縄づくり教室や注連縄づくり教室なるものが増えてきます。
その材料に藁の注文が年々増えてきたのです。
コンバインでも、カッターをOFFにすると藁はとれるのですが、あとで束ねて括らなくてはいけません。 手間が多いのです。
バインダーは、束ねて括ってくれます。 しかし、後で付いている米を脱穀しなくてはいけません。
藁を利用するために、どちらを選択するかというと、やはりバインダーです。 手間が少ないのです。
というわけで、年々バインダーで刈り取り、残しておく藁が増えてきています。
昼休憩を挟んで、午後2時過ぎ、お隣の稲刈りが終了です。 刈り取った、籾付きの米を乾燥機に張り込みをします。
コンバインの中にあるものを軽トラに移動しながら軽トラから乾燥機に張り込みをします。
コンバイン上部のパイプで軽トラに移動しながら、軽トラからホースで乾燥機に張り込みをします。
乾燥機の表示で含水率は、20%。 これは、早く乾燥しそうです。 夜中には乾燥終了しそう。
ということは、明日は朝からトウス作業ができそうです。
お隣の新米を作業小屋の中と外に並べている。 これらをお隣の貯蔵庫まで運んでおこう。
軽トラで4往復。 運搬作業終了。
最後に、縄や注連縄にする藁を乾燥しておかなければなければならない。 ハゼに掛けて自然乾燥させよう。
午後4時、今日のすべての作業が終了する。
みなさん、お疲れ様でした。 また、明日よろしくお願いします。
すだち5個入り100円を5パック出荷
さて、今日も稲刈り関連作業が続く。
お隣の米の含水率は、すでに15%を切っている。 夜中には乾燥が終了していたようだ。
今日も、朝からトウス(籾摺作業)を行う。 朝8時、我が家の前にある農作業小屋に「出勤」する。
乾燥した籾付きの米は、2階貯蔵庫へ移動している。 トウス作業の準備はできている。
さっそく、トウス(籾摺作業)が始まる。 自分は、新米の入った袋を軽トラに積み込む。
新米は、籾摺機から米選機を経て袋へ入る 1袋15kg程度の新米が軽トラ2台半分くらいある
10時半には、トウス作業が終了する。 今日は、軽トラ2台と半分くらいあった。 昨日のも合わせると、軽トラ4台半くらいかな。
1台300kgちょっとだから・・・、かなりあったようだ。 ウンカの被害を懸念されていたがあまり被害はなかったようだ。
人手が多い時に、新米を袋から米貯蔵庫に入れ替えておこう。 みんなで、バケツリレーを行い米貯蔵庫へ入れ替える。
お隣の稲刈り関連作業をすべて終了する。
今日も、冷たいものとおやつを頂きながら休憩タイムが始まる。
昨日の、夜9時からの刑事ドラマの話題も出てくる。 近所の人が、そのTV番組に出た件について話題になる。
ほとんどの人が、どの場面に出ていたか分からなかったそうだ。
近所のその人は、大勢の人の中に登場していたから、よく観ていても分からなかったかもしれない。
10:30、お茶タイム終了。 みなさん、今日もお世話になりました。 お疲れ様でした。
ところで、今日の稲刈り関連作業は、もうない。 これから、OFFになる。
と、なると、気になるのは「海」。 まだ、台風の風はほとんどないように見える。
これから、短時間でも出港してみたいが、海に行くとけっこう風があるかもしれない。
出港したにしても、海上で急に風が強くなったりすることもあるかもしれない。
海上で何か事故があってもいけない。 今日は、出港しないでおこうと思う。
「出港しないという勇気も必要だ」 と、海は諦めて帰宅する。 ふと携帯を見ると釣友から留守電が入っている。
釣りに出かけているらしい。 「タコのポイントがわかった」とのこと。
農作業の予定が事前に分かれば釣りの計画も立てられるのだが、天気まかせの農作業は事前に予定が分かりにくい。
しようがない。 この連休中の「出港」は、諦めるとしよう。
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