矢掛散歩         150518




昨日17日(日)は、田植えに向けて溜池や水路の整備と周辺部の耕作放棄地の除草作業を行った。 

今日は、月曜日だが自主的な休養日にしよう。 

今年度は、海関係の研修がスタートするまで、火水木曜日以外を農作業や休養日に充てることができる。




午後、ぶらりとドライブに出かけてみる。 あてのないドライブに出かける。 R486を東へ走る。 神辺を抜ける。 

『そうだ、久しぶりに矢掛に行ってみよう!』 矢掛町で散策をしてみよう。 

矢掛町は、歴史や文化を感じることができる身近な散策ポイントでもある。 

自宅近くにもこのような歴史を感じることができる半日コースの散策ポイントとして、上下・神辺・鞆の浦・竹原などがある。

しかし、矢掛というと前述の4ポイントと違い、「未知のベールに包まれた・・・」というイメージがある。 それは、自分だけかな?

そうか、自分があまり訪れたことがないというだけなのかもしれない。 いや、以前何回か訪れて短時間の散策をしたことはある。

では、なぜ「未知の・・・」というイメージがつきまとうのだろう? 

まあ、それはどうでもいいけど、江戸時代、矢掛も神辺と同じ参勤交代の宿場町であったというイメージから親しみを感じることができる。



井原の中心部から10kmほど走ると矢掛町に入る。 旧山陽道(R486)を左折して矢掛の街に入る。





       
                            
矢掛観光MAP(矢掛町公式サイトより)




上の矢掛観光MAPの赤字「駐車場」に車を停め、メイン通りを散策する。

数年前に来た時より、街並みは整備され落ち着いた清潔感溢れる観光地になっているような気がする。 

メイン通りを数百mほど往復してみる。 その途中、以前にはなかった?矢掛屋本館が目に留まる。 





                
               
矢掛屋本館入り口                                入り口を入ると大きな食事メニューが




矢掛屋本館の入り口(上の矢掛観光MAPの赤字「入り口」)を入ると、大きな食事メニューがある。 

この矢掛屋本館の建物は
上の矢掛観光MAPを見てもお分かりのように、小田川沿いのR486まで通じる長い建物になっている。

矢掛屋本館に入って、中を見学する。

入り口を入った所(大きな食事メニューが置いてある場所)は、この宿泊施設のフロントスペースになっている。

このフロントスペースには、宿泊用のカウンターとは別にカウンターとイスがあり、ショットバーがある。 

ちょっとした飲み物やアルコールが楽しめるようになっている。





                
              
ショットバーで軽く一杯?                             時代をイメージさせるお土産物売り場




フロントスペースから奥に入ると、右側にお土産物コーナー、左側には江戸時代の蔵や旅籠をイメージした建物が目を引く。

中央には、江戸時代にタイムスリップしたかのような古風な和風庭園が広がっている。

残念なことに、ちょうど雨がぱらついてきた。 この庭園は、後でゆっくり散策しながら味わうことにしよう。

庭園を通過し、間仕切り門を抜けると左手には、宿泊用の和室が、正面にはカフェがある。

雨を避けてカフェに入る。 このカフェは、矢掛屋の一番奥、R486に面した位置(上の矢掛観光MAPの赤字「カフェ」)になる。





                
                 
カフェ 嵐山                                 円形格子窓から矢掛の嵐山が見える




落ち着いたシートに腰掛ける。 窓からはR486を通る車が、すぐ横に見える。 その向こうに小田川を挟んで嵐山が見える。

これは、川向こうの山が京都の嵐山に似ていることから、そのように呼ばれているとのこと。

ここでは、バナナシフォンケーキとハーブティーをオーダーする。 しばし、看板ケーキセット窓から「嵐山」を眺める。

運ばれてきた水のコースターには「嵐山」のデザインがある。 





                
         
 出窓に置かれた看板ケーキセットと嵐山                       コースターには「嵐山」




やがて、バナナシフォンケーキとハーブティーが運ばれてくる。 これは、けっこうなボリュームだ。

ハーブティーから頂きます。





                
                                                      
ハーブティーをカップへ









                
              一口・・・・・う〜ん、酸味がいいです                甘すぎず・・・・なるほど・・・、でも、おじちゃんには、もっと甘くてもいいです




最後に、プリンブリュレを頂きます。





                
         
     控えめに焼いてあるようです                           うん? 焼いてある? 普通のプリンかな?




美味しい物を頂きながら、(矢掛の)嵐山を眺めることで、模擬京都体験も味わうことができました。

先ほどまで、雨がぱらついていましたが、もう上がっているようです。

カフェ「嵐山」を出て、間仕切り門をくぐると、江戸時代へとタイムスリップしたような日本庭園がある。





                
          
間仕切り門の手前がカフェと宿泊用の和室                          間仕切り門の向こうは庭園




この日本庭園の中には、さりげなく様々なアクセントが隠れている。 それを見つけて楽しむのもおもしろい。

みなさんも、訪れたときには、ぜひいろんな仕掛けを探してみてください。





                
          
  瓦数百枚で鬼瓦を囲んだアクセント                      石材を踏み石様に並べたアクセントの向こうに鬼瓦




和風庭園から、間仕切り門を抜けて、八掛屋のフロントスペースに戻ってくる。

今日は、この八掛屋で旧山陽道の宿場町の雰囲気を味わうことができた。 

残念なことは、八掛屋温浴別館に行くことができなかったこと。 次回はぜひ、ゆっくりと温泉に浸かりたい。



そして次回は、その宿場町の本陣と脇本陣を実際に見学をしてみたい。 

『えっ!? まだ、そこを見学してないの?』と、思われましたか? そうです、実はまだここの本陣を見学したことがないのです。

今日は食べる方が先だったのです。 ケーキセットは美味しかったですよ。 次回は、真面目に見学します。



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