１５０６０６我が家を含め、このあたりの５軒の皆さんは、それぞれ田圃の耕し・施肥・代掻き等の準備を進めてきた。
今日が都合がつかないからという方は、５月中に田植えを行っているが、残りの４軒は、今日田植えをする。
近所の５軒共同で、田植機２台を購入している。 今日はその田植機で田植えをする。
できれば、植え付けだけは、今日中に終了させたいものだ。
８：００、田植機を集合場所へ移動させる。 今日の作業の打ち合わせをして植え付け予定の田んぼへ移動しよう。
１年に１回しか扱わない田植機に最初は戸惑う。
「燃料の点検は、どこを見たらいいんかなあ？」 いろいろな所を探ってみて・・・「ああ、そんなとこを開けるんか」
「始動は、どうするんじゃったかなあ」 「あっ、そうか」
『移動と作業の時は別のクラッチだったなあ』等々、確認する。
最初は緊張しながら田んぼへ移動する
１年ぶりに運転する田植機に緊張しながら今年最初の田植えをする田んぼへ移動する。
田んぼへ着くと、これまた１年ぶりの植え付け方を確認する。
共同購入しているコンバインも２年前から替わっているので、田んぼの周辺部分を広く空けておく必要があることを確認する。
現在のコンバインは、ややサイズアップし、収穫した籾をパイプで搬送トラックへ積み込むようになっている。
秋に、コンバインで収穫しやすいように植え付けをしておかなければいけない。
今日は、田植機担当が４人、圃場整備（田んぼ表面の凹凸を直す）が４人、で作業をする。
田植機担当は、ひたすら植え付けをする。 圃場整備は、田植機の回転時や通過後にできる田んぼ表面の凹凸を平面にする。
どちらの担当も、最初はぎこちない作業だったが、すぐにかってがわかり、作業は順調に進んでいく。
途中、農機具屋さんが来られ、田植機の使い方のアドバイスをしてくれる。
周辺部が曲面になっている田んぼは難しい
田植機通過後の圃場整備も大変だ
作業は、順調に進む。 午前１０時と午後３時には、お待ちかねのお茶タイムがある。
近所の方が共同で購入したお菓子や飲み物を出して頂く。 １０時のお茶タイムは、農機具倉庫に集まる。
冷たいものを飲みながら情報交換も楽しい
休憩が終わり、作業が始まる。 それぞれの分担で、慣れた作業が続く。
田んぼに入れた水が多すぎてまだ植え付けができないところは、後回しにする。 他を植えている間にほどよい水加減になっている。
水が多すぎると、植え付けをした苗が土の中に収まらなくて浮き上がることがある。 ほどよい水加減だとそのようなことはおこらない。
昼食時間は、ゆっくりとって、午後の開始時間を１時３０分からとする。
作業も順調に進む
午後４時には、４軒すべての田んぼの植え付けが終了する。
圃場整備のみなさんは、機械が植え付けをした後の点検と直しをしている。 苗が倒れたり抜けているものがいくらかある。
午後５時には、今日の作業を終了する。
田植機・トラクター・苗箱などの洗浄、苗箱をＪＡへ返すこと、植え付け後の苗の直しなどは明日にしよう。
今日の作業、お疲れ様でした。
一夜明けて、６月７日(日)。 今日は、昨日行った田植えの片付けと植え付け後の直しをする。
先ず、苗箱を洗浄し、軽トラでＪＡへ返却する。
高圧洗浄機で一つずつ洗う 軽トラでＪＡへ
トラクターや田植機を洗浄する。これらも高圧洗浄機で洗う。
田んぼの土を洗い流す
これらの洗浄作業と並行して、田んぼの苗の直し作業が行われています。
苗が空いているところや、植え付け後抜けているところなどを一本一本直していく作業です。 これがけっこうきつい作業です。
すべての作業が、終了したのが昼前。
これで、やっと田植えと田植えの片付けが終了しました。 ご近所のみなさん、お疲れ様でした。 ありがとうございました。