休耕田    除草        150711




休耕田の雑草が気になっている。 除草しなければならない状況だ。 しかし、梅雨のシーズンには、時々降雨がある。 

ぬかるむとトラクターで除草するわけにはいかない。 田植えの準備ならちょうど良いのだが・・・。

今日は、まだ降雨の後のぬかるみが残っているが、完全にぬかるみがなくなるのを待っていると、ずっと除草作業をすることはできない。

現在、トラクターで除草作業ができる限界になりつつある。 これ以上雑草が成長すると、雑草がトラクターのロータリーにからまる。

そうなると、成長した雑草を芝刈り機で切り倒し、しばらく放っておき自然に任せて切り倒された雑草を分解させる。

そして、2〜3週間後に改めて、トラクターで切り倒され枯れた雑草と土を攪拌しなければならない。

そのような、煩雑な作業にならないように、今日、除草作業をしておこう。 いくらかぬかるみは残っているが致し方ない。

また、ぬかるみ状態で作業すると、移動中にトラクターから粘性のある土が路上へ落ちることになるが、これも致し方ない。

路上へ落ちた土は、処理できるものだけ取り除いておくことにしよう。



トラクターを出し、燃料を給油する。 今日は、トラクターで除草する休耕田9枚(昨年より2枚増えた)を一気に終わらせたい。

草刈り機で除草する休耕田の周辺部分は、明日にしよう。





                        
                                  
軽油を満タンにする




休耕田へ移動する。 雑草が繁っている。 ここは、トラクターで除草する前に、周辺部の雑草を鍬で掘り起こしていくことから始める。





                         





この作業をしておかないと、コンクリート壁に沿って繁っている雑草がそのまま残ってしまう。

鍬を持って、この休耕田の周辺部を、15〜20cm除草しながら一周する。 約30分ほどで終了する。 きつい。汗が噴き出る。





                
                 
周辺部作業前                                     周辺部除草作業後




さて、次はトラクターでの除草作業だ。 

一通り除草しただけでは、まだ復活しそうな雑草があるので、気になる部分をもう一度ロータリーで刻んでおく。





                
                  
除草作業中                                        除草作業終了




この休耕田は周辺部の除草作業は、しなくてよい。 コンクリート壁で囲まれているので周辺部に雑草は生えない。



続いて、少し離れた斜面にある休耕田4枚の除草作業をする。

4枚の一番上の休耕田から作業を始める。





                
                 
2枚目作業前                                       2枚目作業終了




                
                 
3枚目作業前                                        3枚目作業終了




                         
                                    
4枚目作業終了




この斜面から、向かい側の斜面を見ると、我が家の休耕田4枚のうちの2枚目を除草してくれているトラクターがある?

よく見ると、隣のおじさんが、我が家の休耕田の除草作業をしてくれている。 『ありがとうございます』

ちょっと、元気が出る。 この斜面には、もう1枚休耕田が残っている。 元気を出して作業しよう。

この5枚目の休耕田は、小さいが、しっかりぬかるんでいる。 トラクターがめり込む。 やっと終了する。

タイヤにたくさん粘性の高い泥が付いてしまった。 その泥をとれるだけとって道路へ出る。

やはり、道路にはたくさんの泥をまき散らしてしまう。 『みなさん、すみません』





                
                
5枚目作業前                                         5枚目作業後




さて、こちら側の斜面にある休耕田は終了した。 水路を挟んで向こう側の斜面にある4枚の休耕田へ移動する。

となりのおじさんが、その4枚のうちの2枚目を手伝ってくれていたが、今は作業を中断している。

どうしたのだろう? その2枚目の休耕田へ移動して見ると、ロータリーへ雑草が絡まっている。

雑草が、成長しすぎて絡まったのだろう。 鎌でロータリーに絡まった雑草を取り除いているところだ。

やはり、今日除草作業をしていてよかった。 

この作業を来週に回しておくとトラクターではなくて、芝刈り機を使わなければいけないところだったようだ。



おじさんのトラクターのロータリーに絡まった雑草を取り除くことができた。

2台で、続きの作業をする。





                         
                                 
    7枚目作業中




2台で作業すると早い。 やっと9枚目の休耕田へたどり着く。





                         
                                  
9枚目除草作業中





今日は、9枚の休耕田の除草をすることができた。 さすがにきつい。 

田植えをして、米作りをするのも、しんどいと、今年は、2枚の田んぼだけに田植えをした。 

結果、今年は、9枚の休耕田の除草作業が待っている。 半分反省している。 今年の除草作業は大変だ。

やはり、いつものように田植えをしておくべきだったのか? いや、それ以上に全盛期のように田植えをすれば除草作業は、ぐっと減る。

どちらがいいのだろうか? 永遠の課題だ。



今日の除草作業、お疲れ様でした。 となりのおじさんありがとうございました。

休耕田周辺部の畦や斜面の除草作業は明日にします。




                                    




一夜明けて、7月12日(日)。 

昨日休耕田の除草作業をしたが、今日は、その休耕田の周辺部の除草作業を行う。

しかし、うまくいかないものだ。 今日は、朝から我が家のお年寄りからリクエストがある。 

「1ヶ月後に植え付けをする野菜用に施肥をして畑を耕してくれ」とのこと。

自分「1ヶ月後に、植えるのなら今日でなくてもいいじゃろう」と。

我が家のお年寄り「いいや、早めに肥料をやって耕しておいた方が、ようできるんじゃ」と。

『今日は、午前中に休耕田の周辺部の除草作業を済ませて、午後はのんびりしよう』というもくろみも消え去ってしまう。

午前中、お年寄りのリクエストに応えて畑の施肥と耕し、午後に休耕田周辺部の除草作業をすることにする。 

『ったく!! お年寄りの融通のなさには、ほとほとあきれ果ててしまう。 しょうがないもんだ!!』



9:00、畑へ出る。 NPKの基本肥料といつもの「裸の大将」をミックスして秋物野菜の植え付け予定地へ散布する。





                         
                                  
肥料散布後耕しを始める




ニンジン植え付け予定地から耕しを始める。 その後、もう一方の畑も耕す。





                         
                                     
耕し中の畑




予想以上に時間がかかってしまった。 





                
                 
作業後の畑                                         作業後の畑




施肥と耕しは終了したが、植え付けは8月。 1ヶ月後、また同じように施肥と耕しをして植え付けをするようになるのだが・・・。



さて、午後から昨日除草作業をした休耕田の周辺部の除草作業をする。

今日の除草作業は、自分自身初体験となる除草作業をする。 それは、草刈り機に取り付ける刃がいつもと違うのだ。

そうです、回転刃ではなく紐状の回転刃(紐)なのです。 

今まで、田んぼの畦などは紐状のものがいいと聞いてはいたが、今日初めて使用してみる。

先日、紐状の回転刃を購入している。

ただ、「太い雑草は切れない」と聞いているので、紐状の刃を取り付けて作業を始めるが、残った太い雑草用に金属の回転刃も持参する。





                         
                                 
紐状の回転刃を取り付ける




休耕田へ行き、畦の除草をしてみる。 あれ!? 刈り取れない!

そうか、紐が長すぎるようだ。 15〜20cm程度にする。 除草してみる。 切れる、切れる。

なるほど、長すぎてもいけないのだ。 しばらく除草していると紐がすり減り短くなっていく。

この紐状の回転刃は、「回転させながら、地面にコツコツとたたきつける」と、紐が出てくるというすぐれものらしい。

(あとで、隣のおじさんに話を聞くと、「今はほとんどが、たたくと出てくる」とのことだった)

やはり、太い雑草は刈り取れない。 あとで金属の回転刃に交換して刈り取る。

紐状回転刃は、石垣などに蔓延っている雑草などには最適のようだ。 気持ちが良いくらいきれいに除草できる。

夕方、6時、すべての休耕田周辺部の除草作業を終了する。

今日の紐状回転刃のデビューは、順調に作業をすることができた。 

これからは、どちらを使うというのではなく、雑草の大小・雑草のある場所など状況により使い分けていくことが大切だと分かった。



11日(土)、12日(日)、2日間の農作業、お疲れ様でした。 安全に終了することができ、何よりでした。


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