150830
8月下旬になってくると、「この夏にやり残していることはないだろうか?」と、気になってくる。
やり残していることはいろいろあるが、そのひとつに『釣り』がある。 ぜひこの夏に大漁を味わいたい。
さっそく、マイHPの掲示板へ釣りの誘いを投稿しようと開いてみる。 すると、むむむさんからメールが入っている。
夏の終わりに
投稿者:むむむ 投稿日:2015年 8月21日(金)06時44分54秒
次の釣行を待っていましたが、台風の接近などあって難しそうです。今週なら夜釣りは22日の土曜日でしょう。
23日の日曜日夜、クレセントビーチで花火大会があるようです。平日も考えたのですが、台風15号の接近で難しそうです。
次考えられるのは、29、30日でしょうか。連絡よろしくお願いします。
8月最後の出港について
投稿者:まーちゃん 投稿日:2015年 8月21日(金)15時20分45秒
いくぶん過ごしやすくなってきました。むむむさんからのメールもありましたが、釣友のみなさん、夏の締めくくりに出港してみませんか?
今週は難しいので、29日(土)か、30日(日)でどうでしょうか? 夜釣りも候補に入れてみてもいいのですが「マイボートを鞆港へ一泊」が確保できなければ、夜釣りはなしに。
釣友のみなさん、ご意見をお願いします。
おっと、訂正
投稿者:まーちゃん 投稿日:2015年 8月21日(金)15時53分56秒
おっと、忘れてました。先ほどの投稿内容に訂正があります。8月29日(土)は、10:00から15:00まで、やぼ用がありました。
となると、出港日は30日(日)だけと、選択範囲が狭くなりますが・・というか、30日(日)に決定ということになります。すみません。
ご都合のつく釣友のみなさま、参加をお願いします。あっ、夜釣りが可能になった場合は、29日(土)の17:30出港にしましょう。よろしくお願いします。
8月最後の出港について
投稿者:カープ大好き 投稿日:2015年 8月27日(木)06時27分54秒
30日(日)の出港に、職場関係でまーちゃんさんもご存じの2名の方が初めての参加を希望されています。
詳細は有線で連絡をします。私も参加したいと思っていますが、まだ流動的です。天候に恵まれるといいですね。よろしくお願いします。
今日の釣り
投稿者:まーちゃん 投稿日:2015年 8月30日(日)04時22分57秒
今日の出港に参加して頂くみなさん、連絡が遅くなりすみません。よろしくお願いします。
初めて参加して頂く神辺支店のみなさんもよろしくお願いします。
ボートは9時出港ということになっています。その頃にベラビスタマリーナ(常石造船西側)へおいで下さい。
駐車場は道路横にあります。昼食・飲み物は各自持参してください。釣り道具があれば持参してください。
なければボートにあるものを使っていただきます。
気にされている天気ですが、7時頃から雨はあがるようです。その後は曇りのようですね。小雨があるかもしれません。
簡易雨具程度のものはボートにあるので使ってください。トイレも使ってください。
対象魚は、釣れるものを釣りましょう。キス・ギザミ、アジ・メバル・カサゴ、ママカリ・・などを狙ってみましょう。
仕掛けなどボートにもあるので使ってください。可能なら虫餌も少々あるといいかな。
いつも参加頂いているみなさん、今日はフィッシングコーチもよろしくお願いします。
楽しい釣りになれば、大漁になれば、と思っています。大漁?
今回、都合がつかない釣友のみなさん、また次回よろしくお願いします。
以上のように、むむむさんのメールをきっかけに、この夏最後の出港は、今日(30日)になった。
今日の出港メンバーは、隣のおじさん・むむむさん・初乗船のIさん・船長の4名になる。
と、ここで船長の怠慢さが露呈してしまった。
前述のメールの通り、出港日時と参加メンバーは決定していたが最終確認の連絡を怠っていたのだ。
今朝、早朝(4時22分)にマイHPの掲示板に最終確認の一文を載せた。
当日朝の一文は、出港メンバーのみなさんに読んでもらえる確率は低い。 読んでもらえないだろう。
8:00、隣のおじさんを乗せ出発する。 おじさんの様子がおかしい。 体調が良くないようだ。
おじさん、「今朝帰ってきたんじゃ。 何時かおぼえとらん。 朝、起こされたら、ズボンのまま寝とったあ」と。
仕事関係の集まりの続きで呑みに行ったらしい。 おじさんは交友関係がとても広い。 呑み会になる機会も多いらしい。
定年を迎えて10年をはるかに超えているが、未だに各方面から仕事の要請があり解放されることはないらしい。
老後の人生を、のんびり楽しむことはできないようだ。 このことについて、おじさんの愚痴を聞く機会も増えている。
現在は、広島県○部○○組合の署長をしている。 おじさんとは、たまに? よく、出かけることがある。
おじさんは、飲み物に強いのか弱いのかよく分からない。 すぐ、ヘロヘロに酔っ払うが、それからが長い。 終わらないのだ。
最後は、いつも決まった2軒の店に行く。 釣れた魚を持参する居酒屋さんにも行く。 そして、おきまりの話をする。
現在の仕事の関係かどうか分からないが「炭焼き」の話も出る。 広葉樹を窯に入れて火を付け1ヶ月後に窯から出すそうだ。
おじさん達のつくっている炭は評判が良いらしい。 県東部の多くのキャンプ場で、使ってもらっているそうだ。
ホームセンターなどの木炭に比べて硬さが違うらしい。 とても硬いので長時間(2倍以上)使えるそうだ。
釣りの話も出る。 昔、凝っていた備前焼の話も出る。 米づくり・野菜づくり・盆栽の話、町内の話、市内の話、○○組合の話等々・・・。
もちろん、奥様に聞かれるとまずい話も出ることがある? 出る。
昨日も、遅くまでいつもの会話が続いていたのだろう。 いや、今朝までだったそうだ。
助手席のおじさん、「こりゃあいけん、むかい○をせんとすっきりせん」と、缶○ー○の栓をプシュッ。 一口飲んで「ふ〜っ」
『おいおい、いくら運転をしなくてもいいとはいえ、・・・・』 さらに、おじさん、「今日は、船から落ちにゃあええがのう」と。
『今日は、おじさんから目が離せない。何事かあっては大変だ。気を付けておこう。』と、確認する。
同時に、『こんなに体調が良くないのに、参加するとは・・・、本当に釣りが好きなんだなあ』と、今さらながら思う。
8:30 マリーナへ出港の連絡をしてみるが通じない。 マリーナスタッフのみなさん、今出港準備でバタバタ動き回っているのかな?
また後で連絡するとしよう。
8:35 再度、マリーナへ連絡をする。 「一応、9:00過ぎに出港予定です。 よろしくお願いします。 給油をお願いします。」と伝える。
柳津町の釣り具店「タイム」で、仕掛けを少々と虫餌・氷を購入する。
次に、藤江町の「セブンイレブン」で弁当・水分補給用のペットボトルを購入する。
柳津町の釣り具店「タイム」 藤江町の「セブンイレブン」
8:50 準備物を整え、ベラビスタマリーナへ移動中、今日初乗船のIさんから連絡が入る。
Iさん、「今、マリーナまで来ているのですが、車は道路の横にある広い駐車場へ停めていいのですか?」というもの。
『予想通り、今朝のマイHPのメールは読んで頂けていないようだ、これからは遅くても前日に確認メールをしなきゃ』と反省。
「はい、そうです。 そこの駐車場に停めてください。 よろしくお願いします。 もうすぐ、そちらに着きます。」と。
さらに、「今日の出港スタッフで、むむむさんという人がマリーナに着いているはずなので、声を掛けてみてください」と。
Iさんは、自分が神辺支店に勤務していた頃の同僚になる。 今時珍しい女性釣り師なのだ。
いや、今は珍しくないらしい。 我々おじさん世代からすると珍しいのだが、今は、「釣り女子」と呼ばれる女性の釣り師は多いのだ。
TVの釣り番組でも、若い「釣り女子」が登場している場面を多く見かける。 自分が釣りを始めた頃には考えられなかった現象だ。
9:00、おじさんと一緒に、ベラビスタマリーナへ到着する。 出港桟橋入り口辺りで、むむむさんとIさんが待っている。
今日も、この時間帯に出港する船は多いようだ。 桟橋には出港予定の43Fクルーザーが待機している。
43Fクルーザーに視線が行ってしまう。 自分、「このクルーザーはどのくらいするんですか?」と、マリーナスタッフに。
マリーナスタッフ、「価格ですか? 1億5千万ほどです」と。 自分「はい、聞いてみただけです」と。
マイボートは、しばらくして下架される。
出港を待つ43Fクルーザー 下架を終え給油を待つマイボート
マイボートの給油を待っていると、マリーナの駐車場スペースに多くの中学生らしき団体が集合している。
『そうか、これから中学生がここでカッター訓練の研修を受けるんだ』と、しばらく視線は、中学生の方へ。
6〜7名の先生方が引率をされている。 『今日は、いつものように暑くないから、カッター訓練にはちょうどいいかも』
しっかり自然を楽しみながら、みんなとの絆を深めてください。 引率の先生方、ご苦労様です。
これからカッター訓練をする中学生達
マイボートへの給油が終了する。 今日の出港スタッフ4名で乗船する。
9:20、マリーナスタッフに繋留ロープを解いてもらい出港。 右に上下架クレーン、陸上保管艇を見ながら出港する。
陸上保管艇 上下架クレーンと出港桟橋
マリーナを出ると、海上の様子が気になる。 向島の高見山を見る。 今日は、よく見えている。
これなら、海上での山立てもできそうだ。
高見山、ピントが合っていません、実際はよく見えています
出航前の打ち合わせでは、先ず内海大橋の下で、ママカリ・タコを狙って、その後ハチカサノ瀬へ移動しようということになっている。
舵を東へ切る。
(株)常石造船を左に見ながら進むと、すぐに内海大橋が見えてくる。 橋の下では、何艇か釣りをしているようだ。
内海大橋が見えてくる
前回も、ここでママカリを狙ってみたが時合いを過ぎていたようだった。 釣れなかった。
今日は、どうだろうか?
9:35、内海大橋下へ着く。 他にも2艇釣りをしている。
今日の満潮は、10:55。 満潮が近い。 しかし、まだ潮はゆっくりと北西から流れている。
先ず、航路のすぐ近くにある橋脚の近くで、ママカリの様子を探ってみる。(下地図の@辺り)
魚探にそれらしき反応がない。 それでは、地元の船がタコ狙いをしている流れに入ってみよう。(下地図のA辺り)
内海大橋下ポイント地図
9:45頃から、上地図Aタコ狙い辺りで、流し釣りをしてみる。
ここはタコポイントだが、スタッフはママカリ仕掛け・キス仕掛け・とタコテンヤといろいろの仕掛けで攻めてみる。
すると、むむむさんが、上地図Aタコ狙いポイントの橋脚すぐ西側でタコを釣り上げる。
しかし、他のスタッフは釣れない。 ママカリやキスも上がらない。
500gのタコが上がってくる
このポイント(上地図のタコ狙いAポイント)で他艇も、繰り返し流し釣りをしている。
このポイント(上地図のタコ狙いA)は、あまり感触が良くない。 少し移動して見ることにする。
10:00、本土側(上地図 タコ狙いB)へ移動する。 水深10〜11m辺りで、西から東の潮で流し釣りをしてみる。
このポイントで釣っている艇はいない。
しかし、潮が止まってしまった。 ほとんど、いや、まったく動かない。 流し釣りをするはずが、流れないのではしょうがない。
上地図のタコ狙いBポイントから、陸方向へ向いて左の波止を見ると、満潮になっていることがわかる。
大きな波が来たら釣り人や釣り道具がさらわれそうだ
満潮で波止が隠れそうだ
10:15、内海大橋下ポイントを諦める。 移動しようとしているこの時、阿伏兎ノ瀬戸を東から西へ航行するヨットがある。
しばし、見とれる。 だんだん内海大橋へ近づいてくる。 エンジンで航行している。 こちらに向いて手を振ってくれる。
キャプテンは、アフトデッキでリラックスしている。 今日は、釣りでしょうか? クルージングだけでしょうか?
こちらへ進んで来る 内海大橋下を通過中
さて、ハチカサノ瀬ポイントへ移動しよう。
東へ進路をとり進んでいく。 速度はいつものように時速40km/hあまりで、ゆっくり航行する。
今日は、いつもよりエンジンの立ち上がりが遅い気がする。 まだ、リニューアルして4〜5ヶ月なのに、どうしたのだろう?
そういう気がするだけかな?
さて、今日マイボートにデビューした釣り女子のIさんはどうでしょうか。
作業用つなぎでビシッと決め、釣り女子らしく慣れた手つきで果敢に竿を振り攻めていました。 なんとか大物をゲットして欲しいものです。
Iさんは、今年度小型船舶免許を取得したそうです。 お父さんの船で昨日も弁天島で釣りをしたそうです。 いよいよ、はまってきましたね。
また、都合が合うときには参加ください。
朝、体調が良くなかった隣のおじさんはどうでしょうか。
出港するとすぐ、次の缶○ー○の栓をプシューッと。 ところが竿を持つと昨晩から今朝のことは何もなかったように元気です。
不思議です。 海上に出ると体調もよくなるのでしょうか。 さっきの内海大橋下では、釣れませんでしたが、今日は大物を釣ってください。
マイボートは、阿伏兎の瀬戸を東へ進んでいく。
あぶと館前に釣り人はいない。 最近この場所には釣り人が少ない。 昔は、このあたりは釣りポイントだったような気がするが・・・。
阿伏兎観音前では、ミニボートが釣りをしている。 何を狙っているのだろうか。 カサゴ?、ギザミ? メバル?
釣り上げる場面は見ることができない。
あぶと館前に釣り人はいない 阿伏兎観音前岩場でミニボートが釣りをしている
おっと、忘れてはいけない。 阿伏兎観音に航海の安全と大漁のお願いをしよう。
こっくん、こっくん、パチパチ、こっくん。 二礼、二拍手、一礼でした。 『今日も安全な航海で、大漁になりますように』
燧灘へ出る。
南東へ舵を切り進んでいく。 波はない。 右方向には、いつもの4島が見える。 豊島・高井神・魚島・江ノ島を眺めながら進む。
やがて、ハチカサノ瀬浮標が見えてくる。 浮標の近くに1艇、船がいるようだ。
だんだん近づいてくる。 ハチカサノ瀬で釣りをしているように見えていた船影は、はるか遠方にいる大型船だった。
10:50、ハチカサノ瀬着。 今日は、ハチカサノ瀬に船はいない。 『船がいない』ということは?・・・。 何か嫌な予感がする。
ハチカサノ瀬ポイントの周り・上で魚の様子を観る。 ポイント周りを移動して見る。 しかし、魚探に魚の反応は無い。
わずかに魚だろうか? というような反応が、あるような、ないような感じだ。
でも、「竿を出してみよう」ということで、仕掛けを下ろしてみる。 アタリはない。 しばらく頑張ってみるがアタリはない。
11:20、このポイントは諦めよう。 「じゃあ、移動しましょう」 エンジンの回転を上げ始めた、その時、魚探にアジらしき魚の反応がある。
急遽、「ここでやってみよう」と。 すぐにアンカーを下ろす。 仕掛けを下ろす。
しかし・・・。 アタリがない。 もう少ししたら釣れ始めるのかな? しかし、釣れない。
12:00、やはり、釣れない。 アタリもない。 『しばらく走島でキス・ギザミに遊んでもらって、その後また来てみよう』
走島の天女浜の西側へ向けて移動をを始める。
12:15、天女浜西側の浜に着く。 いつもの水深5m辺りへアンカーを掛ける。
この頃、薄曇りで「今日は、暑くなくてちょうどいいなあ」と言っていた天気が、急に日差しが強くなった。
アフトデッキに、パラソルを設営する。 パラソルの下でキス・ギザミ釣りが始まる。
走島天女浜西側ポイント地図
この浜の沖、水深5〜6mにアンカーを掛ける 右方向の天女浜海水浴場では、最後の夏を楽しんでいる人たちが・・
アフトデッキで、パラソルの下、快適に釣りタイムが続く。
釣りスタッフのみなさん、ここのスレたキス・ギザミたちに狩猟本能を刺激され、いろいろと工夫している。
合わせるタイミングや餌の付け方等等々・・・。
釣果は? イケスの中もだんだん賑やかになってきた。
今日、初参加のIさんもキス・ギザミの引きを楽しんでいる。 みなさんで、30匹? 40匹? くらい釣れているかな。
13:35、「そろそろ、ハチカサノ瀬へ再挑戦に行ってみましょうか」
13:40、西へ舵を切り、ハチカサノ瀬を目指して移動を始める。
ひたすら西へ移動する。 ここで、今年度小型船舶免許を取得し、今日初乗船の釣り女子Iさん、「ボートを運転させてください」と。
船長、「ああ、いいよ。 ちょっと待って。」と、走島南岸沖の定置網エリアを抜けるまで、待ってもらう。
この定置網エリアを抜けると、ハチカサノ瀬まで定置網等、特にややこしいものは何もない。 ハチカサノ瀬も見えてきた。
ここで、釣り女子Iさんと運転を交替する。
運転中のIさん、決まってますね
順調に航行を続ける。 見えてきたハチカサノ瀬には・・・、また船はいない。
13:55、ハチカサノ瀬着。
ハチカサノ瀬浮標
いやな雰囲気を感じながら魚探でポイントの様子を探る。 一通り、全体の様子をみる。 魚探で観る限り良くない。
もう少し範囲を広げて様子を観てみる。 わずかにアジらしき反応がある。
しかし、ここはいつものポイントからずいぶん離れているが・・・。 一応、ここに仕掛けを下ろしてみようか。
他のボートが1艇、やって来る。 そのボートは、すぐに魚探を観ながら移動し始めた。
14:05、少し、いつものポイントを外れているようなところだが、魚探の好反応を観てここで釣りを始めることにする。
さっそく、アンカーを掛ける。 魚探に魚らしき反応が映っている。
仕掛けを下ろしてみる。 アタリがある。 けっこう引きが強い。 横に走る。 上がってこない。
スタッフは、タマ網を持って構える。 やっと、上がってきたのは、40cmを超える大きなカマス。
「へ〜え、こんなカマスがおるんじゃ!!」
アジの30cm超級も釣れ始める。 魚探に反応があるときには、仕掛けに食いついてくる。
初参加のIさんもアジを釣り上げることができた。 途中で逃げられたりもありながら釣果を増やしている。
魚探の反応は良い
14時を過ぎてから、珍しい現象が起きている。 なんと、現在ハチカサノ瀬で釣りをしているボートは、マイボートを含めて4艇。
マイボートは、先ほどまで走島で釣りをしていて、「さあ、もうハチカサノ瀬が良くなる頃かな?」程度でここに来た。
ここに来ている、他の3艇は、計ったように14時過ぎにこのポイントに来ている。 ちゃんと潮を読んで来ているようだ。
今日のハチカサノ瀬には4艇のボートが集まっている
どの艇もポツリポツリと上げている。 しかし、爆釣モードまではいっていない。 もう一つのようだ。
15時過ぎ、アタリが少なくなってきた。 すると、このポイントに集まっていたボートが、ひとつ、またひとつと少なくなっていく。
15:40、いつものように、このポイントにはマイボートだけになる。
釣れる雰囲気はない。
15:50、移動しよう。 「帰りに、内海大橋の下で少しだけ竿を出してみようか」と、移動を始める。
いつものように阿伏兎の瀬戸に入ろう。 舵を北西に切り、20Knotあまりで進む。
右前方に小室浜海水浴場が見える。 以前、昔の職場の近く(神辺)に「キッチンナッティ」というカフェがあった。
その「キッチンナッティ」が、この小室浜海水浴場に移転し「ビーチカフェキッチンナッティ」として営業をしていると聞いていた。
ある、ある、遠方に見える海水浴場に向かって左端の建物がそうだ。
ここは、夏場だけでなく年中営業するそうです。 飾らない雰囲気が俗世間を離れてリラックスさせてくれるようです。
秋冬の海もいいものです。 よろしかったら訪れて店主自慢のピザを味わってみてください。
小室浜海水浴場
阿伏兎観音まで帰ってくる。 観音様に、いつものように航海のお礼をする。 (次回の)大漁のお願いをする。
今日は、大潮。 あと1時間ほどで干底になる。 今日の干底の潮位は22cm。 潮は、どこを観てもよく下げている。
あぶと館も阿伏兎観音も周辺部の岩が広く露出している。 このような光景を見ると干潮の時に「海の幸」を拾いながら歩いたことを思い出す。
阿伏兎観音の下岩場で、ウニ・ナマコ・サザエ・アワビを探し回ったことがある。
当時、この漁に付き合っていただいたT(たー)さん。 その後も干潮時の漁、やってますか?
毎年、年末年始の早朝には、さらに低い潮(マイナス潮)になる。 地元のよく知ってる人は、そのマイナス潮に合わせて出かける。
最近でも、海の幸は捕れるのでしょうか?
阿伏兎の瀬戸を、しばらく西へ進むと内海大橋が見えてくる。
内海大橋が見えてくる
内海大橋へ近づいてみると、釣りをしているボートがいる。 何を狙っているのだろうか。
これは、このページ前半に載せている「内海大橋下ポイント地図」の、「ママカリ狙い@」辺りになる。
ママカリ狙いだろうか?たこ狙いだろうか?
16:05、午前中に竿を出した辺りでもう一度試してみる。 タコやキス・ギザミを狙ってみる。
16:20、体調が回復した隣のおじさんが、「あれ?、ちょっと重たいど。 ゴミか? おるんか?」と言いながらタコテンヤを上げている。
その様子に、スタッフ全員注目する。 海面を覗き込んでいると大きな真ダコが姿を現した。
そして、そして、タコと仕掛けが船艇に接触した瞬間、タコは元気よくタコテンヤから離れ海中へ消えていった。
スタッフのみなさんのため息だけが聞こえてきた。 しばらく頑張るがアタリがない。 終了にしましょう。
16:30、マリーナへ移動を始める。 同時に、帰港の連絡を入れる。
(株)常石造船を右手にみながら進む。
やがて右前方にベラビスタマリーナが見えてくる。 入港後上架して、船艇とエンジンの洗浄を行う。
ベラビスタマリーナが見えてくる マイボート上架中
マイボートが帰港したすぐ後に、帰港した2艇のボートが気になった。
先ずひとつ。 ファミリー型ボート。
小学校低学年のお子さん2人と若いご夫婦。 近場のクルージングをして船上ランチ、短時間フィッシングというところかな?
手軽にマリンレジャーを楽しむことができる。 でも、本格的な走りもできそうな艇体とエンジンに見える。
今後、このような使われ方をするボートが増えそうだ。
ファミリー型ボート
次に、ふたつめ。
自分たちが出港する前に、桟橋に繋留されていた本格な大型クルーザー43F。
この艇は、ベラビスタマリーナの艇で、このマリーナのマリンアクティビティのひとつとして観光クルーズを担っている。
海上から尾道を眺めたり、海上から造船所を見学したり等々・・・、様々なコースがある。
さっき、帰港する時には、造船所見学クルーズを行っていたらしい。
これからは、大型クルーザーで遊覧船の仕事も担っていくことで、お客様にちょっと優雅な気分も味わってもらうこともできる。
43F大型クルーザー
今日は、この夏最後の釣りということで当然大漁を期待していたが、不完全燃焼のうちに終了してしまった。
ただ、今日マイボートに初乗船してもらったIさんには、アジなど良型の引きを体験してもらうことができて良かった。
また、チャンスがあればお願いします。
夏は終わりました。 しかし、釣り人にとって一番ワクワクするのは秋です。
タチウオ、鯛、メバル、イイダコ等々・・、一番良いシーズンです。 釣友のみなさん、また、お付き合いください。
アジ17匹(38〜20cm)、キス・ギザミ41匹(23〜13cm)、タコ1杯(500g)、メバル1匹(23cm)、カマス15匹(43〜32cm)
サバ3匹(25〜24cm)、小鯛2匹(12cm)、他
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