151010
休耕田や竹藪の雑草が気になり始めた。 今年最後の除草週間になる。 真夏とは違い雑草の成長が遅い。
休耕田の除草から始めよう。
前回、9月の除草作業から1ヶ月程度しか経過していないし、時季的なことも影響しているのだろう、雑草はあまり成長していない。
13:30、トラクターへ燃料(軽油)を補給する。
9月に使用した残りが僅かにある 軽油満タンに
休耕田が9枚。 先ず遠い所から済ませていこう。 トラクターで最初の休耕田までドライブする。
ドライブ途中見かける田んぼ、4枚だけ稲刈りが終わっている。 その4枚のうち3枚が、「ヒノヒカリ」という品種を植え付けしている。
あとの1枚は、「ヒヒカリ」ではないが他の田んぼよりも2〜3週間早く田植えをした田んぼだ。
つまり、今年、「ヒノヒカリ」ではない品種を例年通りの時期に田植えをした田んぼは、すべて稲刈りができていないということになる。
今年度は、この地域のほとんどの農家が、JA福山が推奨する「恋の予感」という品種を植えている。
この、元気が出そうな「恋の予感」という品種は、なんでも・・近年問題になっている暑さに強い「耐暑性品種」ということで開発されたものらしい。
例年通り、5月下旬から6月上旬にかけて、「恋の予感」に豊作を期待しながら田植えを行った。
しかし、生育期間中にも不安がつきまとった。
@ 7月下旬には、葉に「いもち病」が発生した。 JAから、早急に農薬を散布するようにというお達しもあり、慌てて対処した。
『「恋の予感」も、やはり病気には弱いのか?』と不安に・・・。
A 毎年、稲穂が出てくるのが8月10日あたりだが、今年はお盆過ぎても出てこなかった。 稲穂が出たのは、8月20日過ぎだった。
『あれ?だいじょうぶかあ?』 という感じに・・・。
B 9月の下旬になると、この地域の田んぼの中に、熟れ色とは少し違う茶色っぽいエリアができたりした。
当然、「ウンカじゃろうか?」 「ウンカじゃけえ、早う刈った方がえかろう」などの声が聞かれた。
結果、「ウンカ」だったのか、どうかわからないが、それも新品種「恋の予感」の不安材料にはなった。
C 稲刈り前のこの時季、『福山JAから「恋の予感」刈り取りについて』というチラシが届いた。
・今年は天候不良のため、刈り取り時期を10月の半ばから後半にする。
・稲穂の止葉(稲穂の一番上の葉)が長いので、コンバイン(稲刈り用機械)のこぎ深さを深めにする。
・刈り取り速度を遅くし、株をやや高めに残す。
『けっこう、めんどうなんじゃなあ』という感じに・・・。
なにはともあれ、例年だとこの時季、10月10日過ぎには、すべて稲刈りは終わっている。
今年の稲刈りは、ほとんどの田んぼが、これからになる。
当然、この新品種の評判は良くない。 「来年は、また元のヒノヒカリに戻そう」という声もたくさん聞かれている。
今年から植えている新品種「恋の予感」について、良くないことばかり考えながらトラクタードライブをする。
1枚目の休耕田に到着する。 一面、小さな雑草に覆われている。 周辺部は、除草剤の影響で雑草はない。
さっそく除草作業を始める。
1枚目作業前 1枚目作業後
2枚目作業前 2枚目作業後
3枚目作業前 3枚目作業後
4枚目作業前 4枚目作業後
5枚目作業前 5枚目作業後
6枚目作業前 6枚目作業後
7枚目作業前 7枚目作業後
7枚目を終了したところで、午後6時前になった。 2枚残ってしまったが、今日はこれで終了するとしよう。
今日の除草作業は、はかどりました。 お疲れ様でした。
一夜明けて、10月11日。
今日は、8:00から稲刈り準備の共同作業が予定されている。
その準備が、10:00に終了する。
10:00過ぎ、トラクターで、昨日の除草作業の続きをしよう。
昨日の作業、7枚の休耕田の除草作業で、燃料をほぼ使いきってしまった。 先ず、燃料補給から。
ほぼ空になっている 軽油を満タンにする
今日は、我が家の近くの2枚の休耕田を除草しよう。 10:10、除草作業を始める。
8枚目作業前 8枚目作業後
9枚目作業後
11:00、昨日から始めた休耕田の除草作業が終了する。
残っている除草作業は、果樹園・竹藪・柿と栗の畑になった。 また、後日作業することにしよう。