タチウオ狙いが・・・     151103




釣り日記を見ると、前回出港したのが、9月21日。 遥か昔のように感じる。

巷では、タチウオ情報が漏れ聞こえてきている。 10月になると、釣りシーズン真っ盛りになっている。

例年なら、10月中旬になると稲刈りも終了し、アジ・タチウオ狙いで出港できるのだが、今年は勝手が違っている。

出港したいのだが、できないという状態が続いていた。

その理由は、稲刈りが終了しなかったということ。 本当に今年の稲作には悩まされた。

稲の品種を、「ヒノヒカリ」から「恋の予感」に替えたばかりに、とんだことになってしまった。

近年の地球温暖化に耐えうる新品種「恋の予感」ということで、品種変更したのだが・・・。

稲刈りが、こんなに遅れるとは予想していなかった。

我が地域で稲刈りを始めたのが、10月23日(金)だ。 地域の稲刈りが終了したのは、29日(木)になった。

稲刈り終了の目処がついた10月26日に、さっそく出港のお誘いメールをする。



むむむさん
   
投稿者:まーちゃん  投稿日:2015年10月26日(月)21時14分45秒
  むむむさん、電話ありがとうございます。キス・ギザミ・コチの後は何が釣れましたか?釣りシーズン、真っ盛りですね。みなさんに乗り遅れてしまっているようです。
  早く稲刈りを終わらせなければ・・・。 今週の木曜日には、我が家の稲刈りも終了の予定です、なので、今週の土日どちらかには出港できるかな? また、連絡します。


タチ、青物が食べたい
   投稿者:むむむ    
投稿日:2015年10月28日(水)01時13分44秒
 
あぶと館での釣りは、キス1匹・ギザミ5匹・コチ1匹でした。短時間での釣りでしたので、仕方ありません。本命は、鞆でのタコでしたが、あがってきません。
  次またチャレンジします。稲刈りお疲れさまです。さて、釣りの件ですが、今週の土日は仕事です。
  できれば11月3日の文化の日か、次の週の土日にしてもらえないでしょうか。タチ、青物が食べたい今日この頃です。出港のときは また、連絡ください。



釣友のみなさん
   投稿者:まーちゃん  投稿日:2015年10月30日(金)23時23分16秒  

  釣友のみなさん、お仕事お疲れ様です。久しぶりに出港しましょう。連絡が遅くなりましたが、11月3日(火)にしたいと思います。
 釣友のみなさん、ふるってご参加ください。タチウオ、アジなど狙ってみましょう。天気はどうでしょうか?


大漁を
   投稿者:むむむ   投稿日:2015年10月31日(土)05時35分39秒  
 
連絡ありがとうございます。11月3日(火)是非とも参加させてください。タチウオ、アジいいですね。
 それから、多度津のイイダコはどうなっているのでしょう。内海のタコ・こういか・イイダコはどうなのでしょうか。楽しみはつきません。
 こう考えているときが一番いいのかも。いえいえ、大漁を目指しましょう。参加します。よろしくお願いします。


参加します
  投稿者:カープ大好き 投稿日:2015年11月 1日(日)00時27分3秒

  まーちゃんさん、釣り友のみなさん、こんばんは。ご無沙汰しております。まーちゃんさん、稲刈り終わったようですね。お疲れさまでした。
  私は、今日は運動関係の仕事でしたが、無事に終了しました。明日は、久しぶりにゆっくりできそうです。
  さて、11月3日に出港とのことなので、ぜひ参加させてください。Mさんに声をかけたところ、その日は予定が入っており難しいとのことでした。
  昨年、タチウオを釣り上げることができなかったので、もし今回タチウオを狙うということになれば、リベンジしたいと思います。よろしくお願いします。


明日は・・・
   投稿者:まーちゃん  投稿日:2015年11月2日(月)20時12分21秒
 むむむさん、カープ大好きさん、明日は、よろしくお願いします。いつものように9時出港でお願いします。タチ、アジをやってみましょう。
 飛び入り参加大歓迎です。このページを見逃して、今「明日出港」を見つけられた人も、ふるって参加してください。
 タチウオは、安定した釣果が出てないのが気になりますが・・・、頑張ってみましょう。では、みなさん、また明日。よろしく




と、連絡をとりあって今日の出港となった。

また、掲示板に、けんしろうさんから、これから佐島や因島あたりでタチウオが良くなってきそうだという情報を頂いている。

まことさんからは、因島でのタチウオ釣りの報告を頂いている。  けんしろうさん、まことさん、ありがとうございます。


しかし、情報を冷静に判断してみると、決して釣れているという状況ではない。

今日は、あまり期待しないで出港するとしよう。 久しぶりなので、「出港すること」を楽しむとしよう。



8:00、隣のおじさんを乗せて出発する。

8:30、柳津町の釣り具店「タイム」に到着する。 タチウオの餌「冷凍イワシ」を購入する。

8:40、藤江町の「セブンイレブン」で、昼食と水分補給用のペットボトルを購入する。





                
                釣り具店「タイム」                                   コンビニ「セブンイレブン」




コンビニを出ると、まだマリーナへ出港の連絡を入れていないことに気づく。

遅くなったが、すぐにマリーナへ連絡を入れる。 しかし、通じない。 5分後、再び連絡を入れる。 またまた通じない。

おかしい、8:30を過ぎたら、スタッフのみなさんは、出勤しているはずだが・・?

まあ、いい。 もうすぐマリーナへ着く。 

ただ、着いてから出港の連絡をするより、今連絡をして準備を始めてもらっていた方が、少しでも早く出港できると思ったからだ。



8:50過ぎ、マリーナ到着。 今日の海の様子を見ようと、海を眺める。 ???

あれ? 出港の連絡はできていないのだが、マイボートは出港桟橋へ下架されている。





                
           
出港準備をして頂いているマイボート                         マイボートの位置には船台だけが・・




マイボートには、マリーナスタッフが点検整備・給油を行っている。 マイボートの所定の位置には、当然船はない。

出港桟橋からマリーナ前へ上がってきたマリーナスタッフに「どうして、マイボートの出港準備をしてくれてるんですか?」と。

マリーナスタッフ「電話に出られなかったのですが、携帯番号から、『誰か分かり、出港の連絡だ』と思い船の準備をしてました」とのこと。

「へー、すごい! さすがですねえ。 ありがとうございます」と。 

『でも、もし出港ではなくて、今日の海の状況を確認するTELだったらどうなったのだろう?』なんて思ったりして・・。

出港準備は終了したらしい。 今日の出港スタッフ、むむむさん、カープ大好きさん、隣のおじさんとボートにに乗り込む。

今日は、ボートスタッフ4名での出港になる。 しばらく、暖機運転をして、9:10、出港する。





                         
                                
9:10、出港桟橋を離れる




左を見ると、新しく水陸両用飛行機の海上格納庫が完成に近いことが分かる。 

来年4月には、水陸両用の飛行機を使う国内初の遊覧飛行とチャーター便の運航が始まるらしい。





                         
                         
        水陸両用飛行機海上格納庫




いつものように、海上の見通しの是非を確認するために、向島の高見山を見る。

山頂が、はっきり見える。 ハチカサノ瀬でも四国の山並みがよく見えるはずだ。 山立も簡単にできそうだ。

しかし、当然、山立ができてポイントにアンカーを掛けることができても、釣れるとは限らない。





                         
                                  
高見山は、よく見える




今日のポイントは、北木島沖。 タチウオ狙い。

左に、(株)常石造船を見ながら東へ進む。 やがて、内海大橋が見えてくる。





                         
                                   
(株)常石造船





                         
                                     
内海大橋





内海大橋の田島側橋脚周りには数隻の釣り船が流し釣りや掛かり釣りをしている。

まだ、コウイカや真ダコが釣れているのだろうか? 内海大橋橋脚西側辺りの船は、何か釣り上げているようだ。





                





今日の干潮の時間は、9:07。 現在、干底に近い。 砂浜が出ているところもある。

本土側の波止の上には、投げ釣りをしている人も見える。





                         
                                  
投げ釣りをしている人




内海大橋周辺の釣り船や釣り人を観察しながら通過する。

やがて、フィッシャリーナが見えてくる。 今日は、大型クルーザーは出港していないようだ。





                





やがて、阿伏兎観音前を通過する。 今日は、この辺りの岩場で釣りをしている船はいない。

今日の航海の安全を祈願しながら通過する。 大漁の祈願は、してもしなくても同じかな? 

毎回、大漁のお願いをするのですが・・・・、大漁になったことがありません。





                         
                         
阿伏兎観音、大漁の神様ではありません、安産の神様です。




燧灘へ出る。 波は穏やかだ。 今日は、先ず北木島沖(下地図@)を目指して進む。





            
                                  
今日の釣りポイント地図




走島の南を通過し、大飛島・小飛島の南を通過し、@ポイントへ。 9:45、北木島沖@ポイント着。

ずいぶん時間がかかってしまった。 地図を見ると、ずいぶん遠回りをしてきたようだ。

阿伏兎観音を出たら、真東に直進して@ポイントを目指した方が早かったようだ。





                





たくさんのボートが集まっている。 みなさん、タチウオを狙っているようだ。

魚探を観ると、タチウオの反応が映し出されている。 縦線の形で反応が写っている。

9:50、さっそく、スタッフのみなさんが、仕掛けを投入する。  ジグと餌の両方を試してみる。

時間の経過と共に、船団が少しずつ移動して行く。 その船団を追っかけて移動して行くと、いつも魚探に反応がある。

みなさん、良くタチウオの群れを追っかけていかれるものだ。

釣れない。 しかし、冷凍イワシの餌の方が、ジグよりもよくアタリがあるようだ。

みなさん、冷凍イワシの餌にしている。

1時間余り経過した11時頃、カープ大好きさんの竿先が大きく海中に引っ張り込まれた。

そのアタリに合わせを入れる。 スタッフ全員が注目する中、巻き上げる。 しかし、しかし、途中でバラしてしまう。 

11:20頃、隣のおじさんの竿が引っ張り込まれる。 80cm台のタチウオが上がってくる。 やっと1匹。





                         
                                
 やっと1本上がってくる




みなさん、俄然やる気が出てくる。 しかし、食いは渋いようだ。 周りの船も釣れていないようだ。

こんなに船が出ているが、食いは渋い。

11:55、また、船内にタチウオが上がってきた。 先ほどのものより、少し長い。 90cm余りだろうか。

しかし、それからも食いは渋い。 時々激しいアタリはあるが針に乗らない。

12:30、船団が小さくなった。 魚探の反応も無くなってきた。 タチウオは諦めることにする。

12:35、ハチカサノ瀬へ向けて移動を始める。



移動コースは、小飛島の北側を西へ、さらに大飛島の北側を通過する。

そして、走島の南側を西へ移動する。





                         
                               
12:55、走島天女浜沖を通過中




                               

                               
12:57、走島浦友港前通過中




走島を抜けると、北方向に鞆の浦の町並みが見えてくる。





                         
                              
  12:59、鞆の浦が見えてくる




13:05、ハチカサノ瀬に到着。

このポイントに、他のボートは全くいない。 嫌な予感が・・・。 しばらく、魚探を観ながら、うろうろしてみる。

アジや青物らしき魚影は見つけられない。 小イワシらしき魚影もない。

ちょっと元気が出ない。 魚探を観ると、藻か魚か分からないが、雰囲気がある場所がある。

13:35、そのアタリ(水深19m)に仕掛けが降りるようにアンカーを掛けてみる。





                         
                                  
ハチカサノ瀬浮標




スタッフ4名が、船内のそれぞれの場所で竿を出す。 

すると、カープ大好きさんの竿先が海中に引き込まれている。 みなさんが、注目している。

アジではないようだ、青物でもないなあ。 しばらくすると良型のメバルが上がってきた。 船内から「おっお〜! ええ型じゃなあ」と。





            
                                  今日の釣りポイント地図




しばらくして、またカープ大好きさんが竿を曲げている。 上がってきたのは、良型メバル。 先ほどと同じポイントのようだ。





                 
                                
ハチカサノ瀬で釣れた良型メバル




ここでは、良型メバル4匹とアジ2匹が釣れた。 ここで続けても状況は良くならないようなので次のポイントへ移動することにする。

14:30、アンカーを上げる。 内海大橋下を目指して北西へ進路をとる。

右手遠方に鞆の浦の島影を見ながら阿伏兎の瀬戸入り口を目指して、20Knotで進む。





                
           
前方には阿伏兎の山並みが見える                          右手遠方には鞆の浦の町並みが見える




やがて、阿伏兎観音が見えてくる。 どんどん近づいてくる。





                
        
 阿伏兎観音の岩場で釣りをしているボートが・・・




14:46、阿伏兎観音に航海安全のお礼をしながら、阿伏兎の瀬戸に入る。

右手に阿伏兎館が見える。 その周りでは、何艇かが釣りをしているようだ。 





                         
                                  
阿伏兎館(阿伏兎本館)




しばらく、進むと内海大橋が見えてくる。





                         
                                 
内海大橋が見えてくる




橋脚の周りには、釣り船らしきものも見える。 近くの波止には、釣り人の姿もある。





                





                         





                





このような状況を見ると、釣れるのではないかと思ってしまう。

船からの釣り、丘からの釣り、どちらも『今、時合いです』という雰囲気がする。

14:50、 マイボートスタッフの4名が竿を出す。 みなさんが狙うのは、真ダコ、コウイカ、イイダコなど。

それぞれが工夫を凝らした仕掛けをつけている。 





            
                                
内海大橋下釣りポイント地図




この時の潮流は、上地図(内海大橋下釣りポイント地図)のように、南東から北西方向に流れている。

マイボートは、先ず赤@の位置から流し釣りを始める。 するとボートは上地図の赤ラインのように移動していった。

そしてまた、複雑な潮流により、ほぼ元の位置へ戻される。 赤いラインのように反時計回りにゆっくり回転するように流される。

その間、何度かアタリがあったり、コウイカが釣れたポイントは、赤い×マークで示している。

潮流が、赤いサークルをゆっくり何回も回転させてくれたが、アタリがあったのは赤×マークの辺りだった。

しばらくすると、ボートを運んでくれる潮流が少々変化した。

スタート地点は、赤ラインのスタート地点と同じだが、今度は、北西(緑ラインの方向)へ流される。 元へ戻されることはない。

そこで、ある程度流されると、エンジンの動力で元の位置(橋脚の近く)へ戻る。 そしてまた北西へ流される、ということになる。

その緑ラインを何度か繰り返し流しているとアタリがあるのは、緑×マークの辺りだった。

このポイントでは、コウイカ・サバを追加することができた。

アタリがなくなってきた16:05、納竿とする。

この日は、赤ラインを流しても緑ラインを流してもアタリがあるポイントは、同じ場所になっていたようだ。



マリーナへ帰港の連絡を入れて、20Knotで、マリーナを目指す。

進行方向右側の(株)常石造船を眺めながら移動する。 巨大船舶は、相変わらずパナマ船籍が多いようだ。





                





世界最大級の巨大クレーンも見える。





                





このような巨大クレーンが、巨大船の各パーツを持ち上げ、移動し接合可能にするのだろう。

巨大貨物船の最後尾部分のパーツが完成している。





                         





16:25、ベラビスタマリーナへ帰港。 さっそく、クレーン下へ入り、上架してもらう。

船の掃除、エンジンの洗浄を終え、釣果を確認。 「可能ならば、タチウオの再挑戦を!」と、確認し散会。





                         




                             今日の釣果  



        
        
タチウオ2匹(93〜80cm)、メバル4匹(25〜16cm)、アジ2匹(15〜13cm)、サバ1匹(18cm)、コウイカ2杯(胴長15〜10cm)



                                     hobbypage